この疑問にお応えします。
- 仕事で結果が出ないときは逃げても大丈夫
- 仕事で結果が出ない人は仕事を辞めてもOK
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
2005年にITビジネスで起業してから10年以上、とにかくガムシャラに頑張って仕事をしてきました。
この辺りは14年間諦めずに努力して年収3000万達成【挫折の乗り越え方】でも赤裸々に語りましたが、30代後半になって思うことは「仕事で結果が出なかったことって、それほど重要ではなかった」ということです。
例えば、起業し立ての頃は実績がないので、とにかく新しいお客さんを前に「自分に任せてもらえれば絶対にホームページからの売上を増やせれます」とハッタリを平気でカマして、強引に仕事を取っていました。
結果はもちろん、10案件のうち9案件でお客さんの当初の期待に応えられずに「嘘つきだ!詐欺だ!金返せ!」みたいな罵倒されまくっていたので「とにかく仕事で結果を出さないと死んでしまう」くらいに精神的にも追い詰められていました。
当然、スタッフに対しても厳しい口調で当たってしまうので、口論になったり、その挙句に重要なエンジニアスタッフが急に退職(ライバル会社に裏で引き抜かれていました)されたりと、とにかく毎日落ち込んでいました。
そんな感じで仕事で結果が出せない日々の中で、当時ガムシャラに頑張り続けていた自分に向けて、今の自分が思うことを書いていこうと思います。
「この仕事が成功できないときは責任取ってもらうぞ」
「この仕事で結果が出ないときは大変なことになるぞ」
そんな重圧を受けながらも、何とか頑張って働いている人向けに、少しでも勇気が持てた上で、問題が解決できれば幸いです。
仕事で結果が出ないときは逃げても大丈夫です
プロフィールを読んでもらえれば分かりますが、この記事を書く私自身は、一応2社の会社経営をしております。
なので社長という立場を持って記事を書きますが、仕事で結果が出ない人に対しては「無理して頑張らずに逃げても良いよ」とお伝えしています。
先日も、とある大手クライアントの公式Webサイトのリニューアル案件で、トラブルが発生しました。もちろんクライアント企業の担当者はご立腹です。
会社のスタッフも一生懸命に対応してくれていますが、完全に万策尽き欠けていました。
多分、その時に対応していたスタッフはプロジェクトに対しての責任の重さで逃げたかったと思います。むしろ経営者としてはスタッフに責任はありません。全ての責任は私自身です。
だから「この案件は難しいから降りて良いよ。あとは任せて。クライアントに説明して謝罪しておくので大丈夫!」とスタッフに伝えて逃しました。
責任から逃げることで何が問題なのか?
もちろん、正しい対応ができずにクライアントには迷惑をかけました。それは揺るがない事実です。
しかし、企業の運命と個人の人生はかけ離すべきです。一心同体ではありません。
特に日本のサラリーマンは
- 責任感を持て
- 逃げずに最後までやれ
- 若いうちは無駄なことでも続けろ
といった意味不明な根性論が蔓延しています。
とにかく自分を犠牲にして周囲を助けることに美徳を感じすぎています。
諦めずに努力を続けることって、そんなに大切ですか?
美しい言葉ですが、これだと人生の選択肢は思いっきり減ってしまいます。
この辺りは一度決めたことをすぐに変えるメリットを解説【信頼は行動力で得る】も合わせて読んでみてください。
一度、責任から解放されると余裕が生まれて状況好転
ちなみに、先ほどの責任から逃したスタッフですが、翌日になって「あの問題の解決方法を考えました!これでいけるはずです!」と少し明るい口調で提案してきてくれました。
人間って面白いもので、一度は抱えた無駄な責任を排除できると、心に余裕が生まれるので新しい発想が浮かんできます。
同時にモチベーションも高まって、さらに「自分に不足している課題」も明確になったので、今後の成長にも期待できそうです。
こうして、納期の期日から遅れること2日後に、見事にクライアントに案件を収めることができました。
仕事で結果が出ない人は仕事を辞める選択肢もOK
仕事で結果を出せずに苦しい状態なら、働き方の方向性を思い切って変えてみましょう。
スタッフを見ていても思いますが、日本人って本当に真面目です。
仕事に責任を持って生きることは、たしかにお金を稼ぐ上で信頼を積み上げるのに重要ですが、個人の人生においては優先順位は1番ではありません。
それこそ外国人にとっての人生の最優先項目は「家族との時間」と言えるかもしれないし、日本人は苦痛を感じながら会社に忠誠心を捧げて搾取される奴隷に見えるかもしれません。
仕事で結果が出ない時こそ、違う景色を探してみる
「努力の先にしか成功はない!」
Twitterでも頻繁に見られる美しい言葉ですが、これだけを盲信してしまうと人生は知らない間に追い込まれてしまいます。
それこそ、人生は逃げてもOKですよ。
- 学校が辛いなら休学(退学)すれば良い
- 社会のレールから外れても生き方は無限にある
- 日本では退職しても飢えで死ぬことはない
みたいな事実も知っておくべきです。
今の会社の仕事が辛くて結果が出せないなら、違う場所で新しいチャレンジすればOKです。
違う環境に身を置いて、新しい人と出会って、新しい価値観にも触れてみる。
こうやって人生を多面的に見て、自分ならではの正解を見つけていければと思います。
ちなみに、2005年に起業した時の最初のエンジニアスタッフは、その後エンジニア職を辞めて、介護職に携わり、今では家族を持って幸せに暮らしています。
一度きりの人生です。
自分で幸せを貪欲に求めて決断していきましょう!
6月1発目の記事は短めに終わります。
以上です。
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