本を読む理由がないので、どうすれば本を読めるようになるのか知りたい。
この疑問にお応えします。
- 本を読む効果は、特定分野を総合的に学ぶため
- 本を読む効果は行動の後に生まれる
- 成果を出せない人ほど先に本を読みたがる
- 本を読む効果の最大化は無理をしないこと
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
年に100冊は必ず本を読んでいますが、ここ数ヶ月で読書量が減ってきました。
そこで先日に以下のツイートをしました。
■収入を増やするなら本を読め?
Twitterで情報収集をする様になり、本を読む頻度が明らかに減った。
昔→情報は本や新聞で入手
今→SNSやサロンで最適し入手本を選ぶ基準が「情報収入から意識の方向性選び」に変化。
ちなみにAmazonで買った本が切断されてて超読みにくい汗
本は新品を買うべき⤵️ pic.twitter.com/VPTQtji95S— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年1月19日
Twitterで情報収集をする様になり、本を読む頻度が明らかに減った。
昔→情報は本や新聞で入手
今→SNSやサロンで最適し入手本を選ぶ基準が「情報収入から意識の方向性選び」に変化。
ネットやSNSで、これほどまでに個人に最適化された情報をどんどん浴びれる時代において、読書をする理由とは何でしょうか?
本を読むことが単なる情報収集から、意識の方向性を決める手段に変わる時代において、上記のツイートを深掘りしながら「本を読む理由と効果」について解説していきます。
本を読む効果は、特定分野を総合的に学ぶため【自己満の読書を読める方法】
読書の効果はシンプルに、興味がある特定分野を総合的に学べることです。
本は特定分野を短期間で網羅できるツール
ネットやSNS、オンラインサロンなどは自分が興味ある分野について、さらにピンポイントで深掘りして情報収集することができますが、総合的に理解するには、やはり本に優位性があると思います。
Googleの検索エンジンは、個人のピンポイントの悩みを解決するツールとしては最強ですが、大まかな疑問に対しては解決することが苦手です。
- ネット、サロン → ピンポイントの悩みや疑問を解決
- 本 → 総合的に情報を仕入れるツールとして最適
もう少し抽象度をあげて解説すると
- ブログで稼ぎたいからブログの作り方を知りたい → ネット
- 10年後の将来に向けてどう生きれば良いのか知りたい → 本
という感じですね。
本を読めば、頭が賢くなるのか?
よく「本を読む人ほど頭が賢くなる」とか言われます。
» 参考:読書の効果は凄まじい!本を読むと得られるメリット10選
» 参考:読書の効果はスゴイ!本を読むことで得られる20個のメリット
でも、これって日本人に蔓延している「本を読むこと=素晴らしい」という先入観を抜きにすれば、何も本じゃなくてもネットでも良いから「文字を読むこと」で思考スキルが伸びるということだと思います。
こうした「本=素晴らしいもの」という偏見を持ってしまうと
- 本を読むことが大切
→ 面白くない本でも最後まで頑張って読もうとする - たくさんの本を読むことが素晴らしい
→ 目的がないのに本をたくさん読むことが目標になっている - 本は電子書籍よりも紙に印刷が最高
→ もはや宗教の域の思考
というように、本来の「本を読むことの目的=情報収集」からかけ離れた行動に突き進んでしまいます。
読んでるけど、頭に内容が入らない人の特徴
ネットと違って、なぜか「本」になると、急に書かれた情報の信頼性が増す錯覚に陥ります。
ぶっちゃけた話、本を作る裏側を知っていると感じるのですが、本になっているからといって「本当に正しい情報なのか?」というと、間違ってる情報だったり、著者のポジショントーク(読者を有利な方向へ洗脳するためのツール)の本は少なくありません。
余談ですが、人は新聞の一面で大きな文字で情報を伝えられると、その情報があたかも重要な真実だ!と思い込んでしまいます。
新聞が大衆を洗脳する優秀な装置として発明されてから、今もなお素晴らしく機能を発揮していると感じます。
本を読むことの効果は、総合的に興味を持っている分野についての情報を知ることができることです。
しかし、本を読むこと自体が目的になってしまうと、本に書かれた情報が「自分に必要なのか?」「将来、どんな役に立つのか?」が分からないので、文字を追いかけていても、全く頭に情報は入ってきません。
何度も言いますが、本を読む理由は「知りたい情報を総合的に入手」することです。
読みはじめて「つまらない」と思ったら、そこで読むことを辞めても問題ありません。我慢して最後まで読むなんて無意味です。単に疲れてしまい、結果的に読書が苦痛になる原因にも繋がります。
本を読む効果は行動の後に生まれる!成果を出せない人ほど先に本を読みたがる理由
本を読むことで得られる効果は「行動した後」に生まれます。
- 行動する
- 成果を出すための具体的に知るべき情報が見える
- はじめて読むべき本がどれかが見える
- つまり、行動しないと、読むべき本は見つからない
これこそが、効率的に成果に繋げるための情報収集のステップになります。
行動するから、不足点や疑問点が見えて、それを解決するための手段として本を活用する流れです。
これを理解できれば、闇雲に「読書は素晴らしい」ということが見当はずれだと実感できるはずです。
成果を出せない人ほど、最初に本を読んで知識を入れようとする
例えば、何か成果を出すために行動しようとしても、すぐに行動せずに、まずは本を読んで勉強ばかりしている人がいます。
- ブログを始めたい → ブログの始め方の本を読む
- アフィリエイトを始めたい → アフィリエイトの始め方の本を読む
- 転売を始めたい → 転売の始め方の本を読む
先日も「お金を稼ぎたい」といった人に、色々とお金を稼ぐ方法を伝えたのですが、最終的には「それでは今から何の本を読めば良いですか?」といった質問が返ってきてしまいました。
もちろん、初心者の場合は行動する前に、基礎知識を学習することは重要ですが、実はあまり効果がありません。
なぜなら、その人自身が「何の問題で困っているのか?」を自分で把握できていないからです。
- 何から始めたら良いのか分からない人
→ どんな本を読んでも理解できなくて、行動に繋がらない - ブログで集客できる文章の書き方が分からない人
→ セールスライティングの本を読めば、行動に繋がりやすい
という感じで、効率的な読書とは、自分の問題点が分かった状態で、それを解決するために本を読むということです。
ノウハウコレクターに陥る人=行動に不安を抱える人
本を読むことに価値を置き過ぎると、どんどん行動することが怖くなってしまいます。
何度も言うように、一番成果に繋がる学習方法は「行動」することです。
たしかに行動すれば、失敗してしまうかもしれません。
行動せずに、その場から動かなければ、失敗することはありません。
行動せずに、基礎知識を学習している間は「失敗」することもなく、頭の中では前進している気分になれるので、気がつけば行動できない状態が当たり前になってしまいます。
行動する前の基礎学習は1冊の本のみにする
そこで、オススメは何か行動しようとした時に、最初に勉強するための本は1冊だけにするということです。
もちろん、本ではなくてもネットで調べても良いと思いますが、全体像が把握できれば、迷わず行動する!
そして、行動すれば自然と課題が明確になってきたり、自分に足りない部分も分かってきます。
そのタイミングで、自分に足りない情報を学習するために別の本を読んだり、ググって情報を仕入れて理解する。そして、また行動に繋げる。
こうすることで、最大限の効果を得れる本の読み方のコツが掴めるようになります。
本を読む効果を最大化するなら、無理をしないことが大切
本を読む理由は「1ヶ月に10冊読む」ことでも「文字を読んで頭を賢くする」ことでもなく、成果を出すための行動に繋げる情報収集です。
- 読書の本当の目的は短期間で情報を仕入れること
- 本は特定分野を総合的に学べるツール
- 目的に繋がらない情報収集は意味がない
- 行動することで、必要な知識が分かる
- 必要になった知識に対して読書で補う
記事のポイントは上記の通りです。
「本を最後まで読まないと」みたいな、本来の目的とズレた思考になった途端に内容は頭に入らずに、読書は苦痛に変わります。
※我慢して読み終えた後の開放感は味わえますが生産的ではありません。
大切なことは「行動 → 不足を理解 → 本で学習 → 行動」の循環です。
読書から求める効果は「行動」です。だからこそ行動した方が効率的に必要な課題が分かるし、その課題を解決するために「何の本を読めば良いのか?」も明確に見えてきます。
本はあくまで情報収集のツールの1つとして本質的に考えることができれば、Amazonのボイスブック「Audible」だって便利なツールになりそうです。
ということで、本を読む効果が実感できない人は、本を買う前にまずは行動して「不足する情報」を理解した上で、本やネットで学習して伸ばすという感じに切り替えていきましょう!
くれぐれも「本を読むこと」を目標としてしまわないように注意して、効率よく行きましょう!
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