ブログの書き方のコツとかあれば教えて欲しいです。
初心者なので、分かりやすく文章を書ける技とかもあれば、ぜひ教えてください。
この疑問を本記事で解決します。
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
クライアントは主に東京の上場企業でWebマーケティングやプログラミング開発を行いながら、個人の活動としては株式投資で資産運用をしています。
先日にブログが伸びない時に意識してやった4つの事【知識を学び継続する】という記事を書きましたが、その続編を書きたいと思います。
というのも前回の記事は「ブログを伸ばすための思考」について情報をまとめましたが、どうしても抽象的な思考論に偏ってしまったので、本記事では「すぐに使えるノウハウ」としてブログを書くときのコツを紹介できればと思います。
この「ブログの書き方のコツ」を理解した上で、ブログの記事を書けば多くの読者に読まれる記事をすぐに書くことができるようになります。
基本的にブログ初心者向けに書いておりますので、読み終わったあとはすぐに自分のブログに反映してくださいね!
ブログの書き方 コツ①:基本的に読者は読んでくれません
基本的に読者は「あなたが書いた記事」を丁寧に最後まで読むことはありません。
- 何を言ってるか分からない
- 自分が欲しい情報ではない
- 文章が読みにくい
と一瞬でも思った瞬間に、ページを閉じてさようならです。
いくら頑張って記事を書いても、それは読者には関係のないことです。
そもそも動画が主流になる時代に「文字を読む」ことは読者に少なからずのストレスを与えているわけです。
だからこそ「読者は、あなたが書いた記事を丁寧に最後まで読むことはない」という前提を理解した上で、それでも読みやすい文章を書く工夫をしていきましょう。
その読みやすい文章の工夫については、これから解説していきます。
ブログの書き方 コツ②:冒頭で読者が得られるメリットを伝える
読者が知りたいのは「あなたのこと」ではなくて「自分の悩みや問題を解決できる情報」です。
ブログだけでなく、Youtubeなどの動画やTwitterなど、洪水のように溢れる情報社会の中で、あなたの記事が読者に選ばれるには「答えを先に差し出す」必要があります。
タイトル、記事の頭で必ず「読者が得られるメリット」を伝えましょう。
- この記事を読めば何を得ることができるのか?
- 時間を使って記事を読めばどうなるのか?
- 求めている結論がこの記事の中にあるのか?
読者は膨大な情報の中から、一瞬で「自分が求める答え」を見つけようと、サイトを探しています。
結論としての読者のメリットを必ず「タイトル、記事の冒頭」に入れてください。
ちなみに、本記事では記事タイトルで「初心者でも成果が出る読まれるブログの書き方」と読者が欲しい情報があることを伝えています。
もちろん記事の冒頭でも、読者が得られるメリットを必ず明確に伝えています。
ここを意識するだけでも、飛躍的に読者に選ばれるブログ記事を書くことができるようになります。
ブログの書き方 コツ③:目の前の人に語りかけるように書く
あなたが読者に言葉を届ける時に注意して欲しいのが、読者はパソコン(スマホ)画面の向こうにいるのではなく、あなたの隣にいるという感覚で言葉を届けることです。
そうすると、自然と難しい言葉を使ったりすることなく伝わりやすい言葉が出てくるはずです。
無理に言葉の語尾を揃えようと意識してしまうと、その時点で文章が出てこなくなります。
私たちはブログで情報を届けたいのであって、文献を残したいわけではありません。
質よりも、熱量を伝えること、想いを届けることにフォーカスしましょう。
この辺りは個人ブログがSEOで企業メディアに勝つ方法【感情的な記事を書け】も合わせてご覧ください。
ブログの書き方 コツ④:確信を持って言葉を届けよう
読者に読まれないブログを分析すると、言葉に強さを感じないことが多々あります。
例えば以下の文章の場合、あなたはどちらの文章に心を動かされますか?
- この記事を最後まで読めば、初心者でも読者の心を掴む文章を確実に書けるようになります
- この記事を産後まで読んでもらうと、初心者でも読者の心を掴む文章が書けるようになると思っています
明らかに前者の言葉の方が力強さがありますよね。
「●●だと思います」
「●●の方が良いのではないでしょうか」
「●●のような気がしています」
こうした、少し弱気な発言に感じる言葉は「読者の不安」につながります。
「あれ??この人は自信を持っていないのかな?」
と一瞬でも思った瞬間に、あなたの情報への信頼性は低下して、記事を読まなくなります。
細かい言葉の使い方になりますが、表現方法としては「確信を持った言葉」をしっかり使いましょう。
「使った方が良いと思います」ではなく「絶対に使いましょう」ということです。
ブログの書き方 コツ⑤:一文の長さと改行を意識しよう
ブログの文章は小説ではありません。
回りくどい言い方や表現ではなく、一番届きやすい言葉をシンプルに並べましょう。
そうなれば、必然的に一文は短くなるはずです。その方が圧倒的に読みやすくなるからですね。
- 私はIT企業を2005年に立ち上げて起業しましたが、そこから14年間の間にたくさんの苦労を積み重ね、その結果としてようやく小さな成果を出すことができるようになりました。
- 私は2005年にIT企業を立ち上げ企業しました。
14年間の間に苦労を積み重ねました。
その結果としてようやく小さな成果を出すことができました。
どちらの文章が読みやすいでしょうか?
文章の一文はなるべく短くすること。
句読点「、や。」は一文に多くても2〜3回までを意識しましょう。
スマホが主流になった今は、改行こそが読みやすさの命
パソコン画面とスマホ画面では一行に収まる文字数が違います。
パソコンだと一行ですんなり読めても、スマホの場合は3行くらいに間延びしていることは多々あります。
ブログを書く際はパソコンから書いているので、どうしてもスマホで読む読者の気持ちを忘れがちですが、一文の長さと合わせて「読みやすい改行」で文章を書きましょう。
ブログの書き方 コツ⑥:見出しにも読者のメリットを入れよう
ブログを書く際は、必ず見出しや小見出しを活用しましょう。
SEOの観点から言えば見出しはh2タグになります。
この辺りの知識が不足している場合はブログのアクセス数が増えない原因とSEO対策8つを解説【初心者向け】を合わせてどうぞ。
見出しは読者のひと息の場所であり、ここから先で「読者が得られるメリットが何か?」を伝える道しるべです。
もちろん記事の冒頭に「読者のメリットを伝える」と同じく、見出しにも読者への価値、メリットを必ず入れましょう。
文章内で読者に強い印象を残して伝えたい言葉には太字を使いましょう。
本記事でも、見出しや太字は「読みやすさを意識」して使っていますので、ご参考ください。
ブログの書き方 コツ⑦:誰でも理解できる分かりやすい言葉を使う
ブログの記事はあなたの知識や教養を見せびらかす場所ではありません。
専門用語を使っても、その意味が読者に伝わらなければ意味がありません。
「Aという知識とBというスキルを重畳させましょう」と書かれていても何のことだか分かりませんよね。
シンプルに「Aという知識とBというスキルを重ねて考えましょう」と言えば伝わります。
ブログの文章は「分かりやすい言葉」でシンプルに書きましょう。
ブログの書き方 コツ⑧:読まれる文章には型がある
読者が読みやすい記事には、決まった型があります。
その型を理解した上で、これまでの①〜⑦のコツを意識して文章を書けば初心者でも大丈夫です。
その型とは以下の通りです。
- 結論を最初に述べる
- その理由を述べる
- 具体例で説明する
- 読者が感じる疑問に応える
- 自分の主張を強調する
しかしながら、この型を考える前に、やるべきことがあります。
本記事では「ブログを書き始める前にやるべきこと」を解説します。
上記の型については別記事となりますが【パクってOK】最後まで確実に読まれるブログの文章構成を徹底解説で詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。
ブログを書き始める前にやるべきこと4つ
ブログの書き方の本質であり、最強のコツです。
- 文章を書いて何を伝えたいのか?を考える
- 書きたいことをざっくり箇条書きする
- ベストな話の流れを考える
- 具体的な事例や体験を交える
それぞれを簡単に解説しておきます。
文章を書いて何を伝えたいのか?を考える
一番最初にやるべきことは、書こうとしている記事で「何を読者に伝えたいのか?」を考えることです。
1つの記事で伝えたいことは、必ず1つあるべきです。
例えば「有名な渋谷のタピオカのお店に行きました」というタイトルだと、単なる日記になってしまいます。
このお店に行ったことで、何を読者に伝えたいと思ったのですか?
- 店員の対応が悪かったこと?
- 今まで飲んだタピオカの中で最強だったこと?
- 行くまでに遠すぎてお店の立地が悪かったこと?
- インスタ映えはするけど不味かったこと?
- 普通の味だけど値段が高すぎてムカついたこと?
何を読者に伝えたいのか?によってタイトルも変わるはずです。
書きたいことをざっくり箇条書きする
伝えたいことが決まれば、それに沿った内容を箇条書きしましょう。
「今まで飲んだタピオカの中で最強だったこと」を伝えたいなら
- 今まで飲んできたタピオカを紹介して違い
- どういう部分で最強と感じたのか
- どういう人に飲んでもらいたいのか
- どういう味が好きな人にオススメしたいのか
1つの内容から、さらに細かく枝分けしていきます。
ベストな話の流れを考える
上記で箇条書きして枝分かれした文章から、最終的に「ここのタピオカ最強」が伝わる流れを考えましょう。
先に他店の評価を伝えるべきか?
いやいや、まずはオススメしたい人を書くべきか?
自分が思う「伝わりやすい流れ」に組み立てていきましょう!
具体的な事例や体験を交える
客観的な意見ではなく、自分自身の体験談こそが強いメッセージとなります。
USJの●●というジェットコースターは怖いらしいよ
という文章よりも
USJの●●というジェットコースターに乗ってちびりました。いや、本気で乗り終わった後に腰が抜けて立てなくなって、係員さんに両脇を抱えられて降りました。
という自分の感情が付け加えられた文章の方が「怖さ」が伝わります。
必ず文章には自分の経験談を付け加えましょう。
この経験談こそがオリジナルの世界で1つしかない文章(コンテンツ)を作り出すことにもつながります。
ブログを書き終えたら1日寝かせてから読み返そう
本記事で書かれた「ブログの書き方」に沿って記事を書き上げたら、すぐにアップせずに必ず1晩は寝かせましょう。
翌日以降に、冷静な頭の状態になって、その記事をパソコンとスマホの両方で読み返してみましょう。
「冷静な状態=読者の視点」で記事を読んで、それでも伝わる内容になっているか?を自分の感覚で確かめます。
もちろん、誤字・脱字・不要な言葉は修正します。
私自身も、この時点で「何を言ってるかわからない」と感じて、大幅に修正することが多々あります。
もちろん、改行の感覚も重要です。スマホでもチェックしましょう!
武器としての書く技術を読むのもありです
本記事でまとめた情報以外にも、詳しく「人を動かす言葉の書き方」を学びたい場合は以下の書籍をどうぞ。
他にはメンタリストDaiGoの「人を操る禁断の文章術」もオススメしておきます。
ということで、本記事は以上です。
ブログを書いているけど、思うように読者に読まれないと悩む場合は、必ず本記事で書かれた8つのコツを取り入れましょう。
まとめると以下の通りです。
- コツ①:基本的に読者は読んでくれません
- コツ②:冒頭で読者が得られるメリットを伝える
- コツ③:目の前の人に語りかけるように書く
- コツ④:確信を持って言葉を届けよう
- コツ⑤:一文の長さと改行を意識しよう
- コツ⑥:見出しにも読者のメリットを入れよう
- コツ⑦:誰でも理解できる分かりやすい言葉を使う
- コツ⑧:読まれる文章には型がある
他にもブログを効率的に運営して成果を出すための情報をまとめていますので、合わせて読んでもらえれば嬉しいです。
それでは、またブログを読みにきてくださいね。
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