そうやって教えられてきたし、中途半端に辞めてしまうと、これから何があってもすぐに投げ出してしまう人生になりそう。
大切なことは一度決めたことを最後まで変えずにやり遂げることですよね。
この疑問にお応えします。
- 一度決めたことでも変えてOKです
- 時間を無駄にしない考え方が大切
- 一度決めたことを頑固に続ける人に限って初動力がない
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
ブログの毎日投稿は2018年の8月から毎日継続できているのですが、約1年前に始めたダイエットの方が実は最近は継続できていません。
なので現在はリバウンドしていて63キロです(汗)。
去年の9月は59キロを達成できていたのですが・・・。
やはり継続しないと目標は遠ざかりますね。
今年の5/20には69.1kgという過去最強に太ってから、ダイエットと筋トレを続けてきた成果がちゃんと出ました。
目標の60kgを切り、適正をキープしていこう。
4ヶ月でマイナス約10kgは頑張った!続けた事は毎朝はリンゴだけと、夜遅くに食べない&軽い筋トレだけです。 pic.twitter.com/OLYBP7KEeD— hiroki【お金を稼ぐ心理学を発信】 (@hiroking10ten) 2018年9月25日
ということで、自分の惰性を言い訳するために以下のツイートをしました。
会社の仕事でも、子供に対してのシツケでも「自分で決めたなら最後までやり通せ」といった根性論みたいな価値観があるけど確実に成果が出ないと感じたら損切りも重要。
負けると分かっていても戦争をする美学の刷り込みが未だにあるのかな。
大切なことは何でもすぐに挑戦する初動力と行動力です。
— ヒロキ@株投資を極める連続起業家 (@hiroking10ten) May 25, 2019
会社の仕事でも、子供に対してのシツケでも「自分で決めたなら最後までやり通せ」といった根性論みたいな価値観があるけど確実に成果が出ないと感じたら損切りも重要。
負けると分かっていても戦争をする美学の刷り込みが未だにあるのかな。
大切なことは何でもすぐに挑戦する初動力と行動力です。
言い訳半分かもしれませんが、日本では「一度決めたことは死んでも続けるべき」みたいな意味不明の根性論が蔓延しています。
しかし、自分の感覚で言うと「無理して続けるくらいなら辞めて変えた方が良い」という感じで、大切なことは継続することよりも、自分の適性を見極めることだと思っています。
例えば、運動が苦手な子供がいます。
彼はYoutubeで動画を見るのが大好きでゲームなら1日中やっていられます。
そんな子供に対して、苦手な運動を「何が何でもやらせる」よりも、好きなゲームに没頭させて、将来はゲームを作る仕事を目指してプログラミングを勉強させる方が適性に合っています。
もしかしたら子供の友人がスポーツを習っているので「僕もスポーツをやりたい」と言い始めたのかもしれません。
その時は一度やらせてみて、思いのほか楽しそうなら継続!
やっぱり合っていないと思えば、そこで損切りして辞める方が合理的という考え方です。
でも、こういう考え方は日本人にはあまり好意的に受け入れられずに「自分で決めたことなら最後までやり遂げなさい」という教育に洗脳されています。
ということで、本記事では「一度決めたことを途中で変えるメリット」について解説しながらも、物事に挑戦する初動力と行動力の高め方も紹介していきます。
- 副業を始めたけど、何だか微妙に感じている人
- 自分で決めたことなので辞めたいけど辞めれない人
- 続けているけど思うように成果が出ない人
の悩みを解決できる記事なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
「自分に合っていないことを続ける苦痛ほど無駄ですよ」という感覚を味わっていただければ幸いです。
一度決めたことでも変えてOKです【時間を無駄にしない考え方】
人生において「継続する」ことと同じくらいに「損切りをする」ことは大切です。
要するに「失敗が近づいているなら、痛みが少ないうちに損切りして辞めて方向転換すべし」ということですね。
よく業績が落ちている企業の特徴として「どう見ても赤字が出て縮小している事業を頑固に続けている」ことが多々あります。
確かに頑固に継続して、時代の変化と共にV字回復をできれば賞賛されますが、そういう案件って1000に1つだと思います。
その裏の999は思考停止で続けてしまった結果、深い痛手を負って倒れている状態です。
私自身も過去にビジネスもプライベートも含めて「成長して成功する可能性の低い物事」を頑固に続けては、結果的に失敗して多大な時間を無駄にしてきました。
反省しかありませんので、述懐も含めて記事を書いていきます。
一度決めたことを辞めると信頼は失われるのか?
「一度決めたことは何があっても最後まで続けるべき」という言葉の背景には「自分で決めたことなのに変えると信頼を失うよ」といった意味合いがあると思います。
友達がサッカーやっているから自分もやりたい → 習い始めてみたけど面白くない → 自分でやりたいと言って始めたけど辞めたい → → ふざけるな!お前がやりたいって言ったからやらせてるのに(親の怒り)
確かに正解だとは思います。
でも、サッカーを続けたとしても「この子は運動神経もないし、才能が無さそうだな」と感じても「とにかく思考停止で続けることに意味がある」みたいな論理の先には単純に時間の無駄があるはずです。
それなら、サッカーを辞めて違う習い事に切り替えた方が、良い結果を出す可能性は高まるし、そこで結果が出れば結局は信頼は取り戻せたりします。
思考停止で頑張った先に良い結果は100%ありません
日本には古くから「初志貫徹」というか、最初に決めた物事を最後までやり遂げることへの美徳が強くあります。
その結末がもしかしたら「負けるとわかった状態でも自ら死に向かう戦争」に繋がったのかもしれませんが、これを美談にするには賛否が分かれます。
一方の欧米諸国では「Right time Right place(適切なタイミングと場所で)」という人生を豊かに生きるための合理的な考え方があります。
世の中には時代の流れがあるので、その流れに逆らわずに適切なタイミングと場所で波に乗れば、自然に成果を出せるといった価値観ですが、私はこれに賛同します。
2000年初頭のITバブルの際に、アメリカで数多く生まれたGoogleやYahooのようなサービスは、まさにRight time Right placeの精神で時代に波乗りして生まれました。
一方、日本では高度経済成長期の「古い働き方」に固執し続けた結果、アメリカに遅れを取りながら、世界規模のサービスを未だに生み出せていません。
時間の限られた人生において大切なことは、無駄だと感じることに対して思考停止で頑張るのではなくて、一度は気軽に挑戦してみて「自分には合ってないな or 時代の流れに合っていないな」と感じたら、損切りして違う行動に切り替えることです。
スポーツビジネスに挑戦して感じた損切りの重要性
私自身は子供の頃からサッカー少年だったので、スポーツビジネスに対する憧れが強くありました。
そこでスポーツファン向けのアプリサービスを作ったり、2017年にはプロクラブの経営に挑戦することができました。
しかし、スポーツ業界の中に入って実感したのは、業界に蔓延する古い価値観と、思考停止で根性論だけで続けることを美徳とする思考そのものでした。
その結果「この業界は自分には合っていない。スポーツは好きだけど、この業界で自分は活躍できない。」と1年足らずで損切りをして辞めました。
※当時は無責任だとか諦めが早いとか言われましたが、関わったスポーツ業界の悪化している現状を見るに、あの時点での損切りはベストなタイミングでした。
しかし、スポーツ業界の大半の人は「子供の頃から好きなので、報われなくても頑張り続ける」みたいな洗脳的な価値観が多く、結果的に業界にしがみつく人で溢れています。
日本でスポーツビジネスが花開かない理由は、こうした内部の人たちの思考の影響が大きいと実感しています。
※プロ野球、Jリーグからマイナースポーツまで根本的な理由は同じです。いくら楽天が資金を投じて話題性を作ってもヴィッセル神戸が日本を代表するクラブになれない理由にも繋がります。
一度決めたことを変えずに頑固に続ける人に限って初動力がない
このブログでも「継続することの重要性」を何度も何度も書いています。
続けることは成果を出す上で最重要項目です。大半の人はモチベーションが高まって始めれたとしても、それを継続することができません。
続けることは重要ですが、それは「行動 → 分析 → 修正」というPDCAサイクルを前提に、成果を出しながら続けることです。
思考停止をして何となく続ける事とは大きく異なります。
そして、続けることの大切さを理解した上でも、逆説的になりますが「自分には合っていないな」と思えば、辞めて違うことに挑戦する選択肢も合わせて重要です。
人生は常に1つの角度だけから見て判断できません。
多方面からの価値観を組み合わせた上で、その時々の最適解を出すべきです。
みなさん、未来永劫に効果がある魔法のような1つだけの最適解を求めているのですが、時代は変化します。人の心も変化する中で本来は1つだけの回答なんてありません。
- サッカーを習っているけど、なかなか成果が出ない。
→ しかし努力すべき点は分かっているので続けて頑張れば成果が出てレギュラーになれそう - サッカーを習っているけど、なかなか成果が出ない。
→ そもそもモチベーションが下がってきて、苦痛に感じている
上記なら続けるべきですが、下記の場合は無理して根性論で続けるよりも、もっと興味がある他のことに挑戦した方が時間を無駄にしません。
物事は始める初動に価値はありますが、それと同じくらい辞めることも重要です。
どんな環境でも頑張り続ける自分に酔う前に、冷静にメリットも考えるべき
私がプロスポーツクラブの経営をしていた際、年々低下する売上、スポンサー数、観客数という事実を前にしても、頑固に「ここを頑張って乗り切れば必ず良くなる」といった根性論が、選手、監督、フロントスタッフに蔓延していることを目の当たりにしました。
例えば、30歳を過ぎてもマイナー契約で活動を続ける選手たち。少ない観客はつまり市場価値がないことを意味します。
もちろん選手たちは日々頑張っていますが、その頑張りと「世の中の人が試合を見たい(応援したい)」と思う気持ちは比例しません。
そんな状況の中でも「選手」という肩書きに固執する人生は、まさに「思考停止して頑張り続ければ何かがある」という淡い期待そのものです。
もし、このようなスポーツ選手たちが「損切り」の重要性を理解できていれば、スポーツは趣味でやって、生活するために違う挑戦をしよう!と起業したり、企業に就職して働くといった価値観から行動するはずです。
軽く考えて、軽めに動く。
人生においては超重要な考え方です。
この考え方の根本はまさに「Right time Right place(適切なタイミングと場所で)」の生き方で、まずは挑戦してみて、うまく行かないなら違うことに方向転換しよう!という思考回路だからです。
一度決めたことでもダメなら変えてOKです
人生をより充実させて、最短で豊かにするには「サクッと行動しよう」ということです。
「一度決めたことは最後までやり遂げないとダメ」みたいな価値観だと、どんどん失敗が怖くなりませんか?
辞めることができない最適解のカードを抜かないといけないので、まさにギャンブル人生です。
たまたま自分の適正にも合って、楽しくて、続けることができた人にとってはラッキーですが、外れカードを引いた多くの人にとっては不幸な考え方です。
- 一度入社した会社だから、興味がない仕事でも3年は続けないといけない
- 一度自分でやると決めた習い事だから、面白くなくても続けないと怒られる
- 一度決めた結婚相手だから、性格が合わなくて毎日ストレスだけど我慢して生きる
「一度決めたから続けないと悪」みたいな思考は結果的に「今は判断できないから慎重に考えよう」に繋がるので、その先には「何も行動できずに昨日と同じ明日がくる」を繰り返す人生になります。
- 入社した会社でも業務が微妙で自己成長を感じないから辞めて転職する
- 自分で決めた習い事でも興味がなくなったので違う習い事を始める
- ストレスMAXの相手と我慢して生きるより離婚して楽しく生きる
損切りは人生の行動力を与えてくれます。
そして、多くの場合はこちらの考え方の方が人生を幸せに変えてくれます。
300時間努力しても微妙なら損切りしよう
ということで最後にまとめます。
目標に向かって頑張ることは重要です。頑張らないと当然ですが成果なんて出ません。
しかし300時間くらい努力した先にモチベーション低下と微妙な成果の場合は諦めて違うことに方向転換OKです。
300時間ほど努力しても微妙なら諦めて違う方向転換がオススメ。
新しい挑戦の際は「始めてダメならまた違うことを考えよう」くらいの軽い思考でOKです。
頑固に「始めたら続けないと」みたいな価値観になると「慎重に考えないと」となって、行動力が落ちます。その結果、昨日と同じ今日が来ます。
— ヒロキ@株投資を極める連続起業家 (@hiroking10ten) May 25, 2019
「一度決めたことだから絶対に変えてはいけない」みたいな思考では、初動力と行動力が人生からどんどん落ちていきます。
その結果、人生は閉鎖的になり、より不確実な「安定」を求めて保身に向かいます。
人生をよりアクティブに、充実させていきたいなら「一度きめたことでも辞めてOK」という柔軟な「Right time Right place(適切なタイミングと場所で)」の考え方でいきましょう。
ということで、このブログ記事を書いたらダイエットのモチベーションが上がってきたので、また再開します!
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