こんにちは副業の王様を運営する『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
株投資をはじめて1年目です。
まだまだ中級レベルですが、株投資で失敗して地獄の人生を味わないように日々学習を続けています。
先日、株投資ではないですが、FX買いの党首fx小銭党@党首🏅為替航海士🚢「田舎暮らし」モバイル系トレーダーさんのツイートにコメントしました。
最近、ようやく実感できたのが
うまい人は「負け方がうまい」ということでした。もちろん、どこかでどかっと勝つけど、そこに至るまでに小さい損を積み上げて、決してでかく負けない。
想像してた投資の世界と現実の勝者のギャップにビビってます。
— ヒロキ@起業家→株式投資の世界へ潜入 (@hiroking10ten) November 27, 2019
実はFXでも株式投資でも同じく、勝つことよりも「いかに退場せずに生き残り続けるか」が重要になります。
投資初心者の時は「いかに儲けるか」しか考えていません。
最初から「どれくらい負けても良いか」まで考えてトレードをしている人は皆無だと思います。
そこで本記事では「投資に失敗して地獄を見ないための条件」として、焦らずに資産を少しづつ増やす思考の重要性について解説していきたいと思います。
株投資の初心者でも、今後の投資人生に役立つ「貴重な情報」を共有できればと思いますので、ぜひ最後までご覧くださいませ!
初心者が陥る株式投資が失敗する罠
株式投資で初心者が失敗する最大の要因は「最初から大きく稼ごうとする」ことです。
- 株投資で月100万は稼ぎたい
- 株投資だけで生活できるようになりたい
- 株投資で億り人になりたい
こうしたお金に関する欲望に駆られて株投資を始めると、初心者の99.999%の投資家が確実に「大金をかけて失敗して終了」となります。
株投資の世界が甘い蜜に感じる理由は
- 証券口座が簡単に作れてしまう
- 1クリックで株が売り買いできる
という「手軽に始めれる環境」が用意されていることです。
しかしながら、現実として「簡単に始めれる=簡単に稼げる」ではありません。
そもそも論として、知識も経験も未熟な初心者が、投資の戦場であるマーケットで戦う相手は、世界中の投資のプロたちです。
もちろん自分たちと同じく投資の初心者も大勢いるはずです。
それでも、初心者のお金は合法的にプロたちに奪われるのがオチです。
だからこそ初心者の段階では、短期投資でも中長期投資でも、大金を入れることは絶対にNGです。
大金を入れて大きく稼ぐのは、あなたに多くの失敗、多くの経験が身について成長した後でも十分に間に合います。
もちろん「お金を入れないと本気になれない」というモチベーションも理解できますが、大金をかけて負ければ、投資の市場から退場しなければいけなくなります。
とにかく最初は少額のお金とロットで「マーケットという本番の戦場を経験して失敗して学ぶ」ことです。
そして必ず退場しないように、生き残り続けてください。
初心者の段階から、全財産の100万円を証券口座に全額振り込んではいけません。
最初は10万円でもOKです。
1日1000円くらいの利益や損失を繰り返して、相場から学びましょう。
100万円を1ヶ月後に500万円に!
2ヶ月後に2000万円に!
半年後に1億円に!と急激に資産を増やす必要はありません。
資産を、あなた自身に本物の実力が身につけば、後からでも十分に増やすことができるようになります。
焦りは禁物です。
とにかく最初の2〜3年は、毎日相場を見続けて「相場の動き方」や「他の投資家の考え方」を研究して分析しましょう。
株価は他の投資家の気持ちを考えれば見えてくる
相場の動き方を把握できれば、株投資で大きく負けてしまうことを避けることができます。
では、どうすれば「相場の動き方」を把握することができるのでしょうか?
重要な思考は「他の投資家の気持ちを考える」ということです。
株投資で失敗する人は常に「自分の意思」でトレードしてしまいます。
逆に勝てる投資家は、自分の意思にプラスして「他の投資家はどう思っているのか?」を常に考えています。
なぜなら、株価はあなたの意思ではなく、他の投資家たちの多数決によって上下が決まるからです。
いくら自分の考えが正しかったとしても、他の多くの投資家たちが間違っていれば、株価は自分の思いとは逆に動きます。
自分が最良のファンダメンタルズ分析を駆使した結果「この銘柄は割安で買いだ」と判断しても、他の投資家たちが「まだまだ割高すぎる」と思っていれば、株価は下落します。
株投資が難しく感じてしまう理由が、まさに「市場のミスプライス」に集約されます。
あなたが正解でも、市場の投資家が間違えば、それが株価に反映されて動いてしまうわけです。
だからこそトレードをする際は、自分の考えと合わせて、他の投資家の考えまで先読みしなければいけません。
自分の考えだけを基準に「買い or 売り」を決める投資家が勝てない理由がここにあります。
投資で勝つには2人のバカを探す必要がある
あなたが「この株は上がる」と思って買う時には、必ず「この株は下がる」と思っている人が必要になります。
「下がるから手放したい」と思っている人がいるからこそ、売買が成立するわけですが、株価はその後に「2人の売買の成否」を事実の株価として提示してくれます。
必ず、どちらかが正解で、どちらかが間違ってるわけです。
株は「2人のバカを探すゲーム」と言われます。
- 将来に上昇する株を安値で売ってくれるバカ
- 上昇した株を高値で買ってくれるバカ
この2人を見つけて、はじめて利益を得ることができます。
だからこそ、自分が「上がる」と思って買った株の価格が下落しているなら、あなたは「上昇した株を高値で買ってあげたバカ」になっている可能性があります。
その時こそ「他の投資家はどう思って売ったのだろうか?」という思考が成長に必要となります。
「もしかしたら、自分が買おうと決めた時に、気づけなかった何らかの理由があるのでは?」と他の投資家の思考に沿って行動を改めるべきです。
株価の動きの裏に隠れている出来高の事実を掴む
チャートを見て「大陽線」は単純に株価が大きく上昇したことが理解できますが、その株価上昇に対して、どれだけの人がいくら買ったのか?までを把握するべきです。
昨日に1000円の株価が、1日で1100円上昇した時に、誰がいくら買ったのか?
買った投資家は「何を思って買ったのか?」までを推測します。
例えば株価は100円上げったけど、売買は少なく大口の機関投資家が一気に買い上げた場合と、小口の個人投資家が大挙して買い向かい株価を上昇させたかもしれません。
同じ株価上昇でも裏側に流れている事実は全く異なります。
それらは日々の出来高と売買代金を深読みすれば、真実が見えてきます。
出来高が多くて株価が上昇すれば、売りたい人よりも買いたい人が多いという証拠であり、今後も買いが強く上昇する可能性が高くなります。
出来高が少ない場合は「売りたい」と思う人がいないので、需給状況が良いという判断になります。
最初に機関投資家が買って株価を上げた場合は、その後に「欲しい」と群がる個人投資家が増えて、さらに株価を上げるかもしれません。
しかしながら、株を買ったという事実の裏側には「必ず、将来に売る」という事実が待っています。
今度は、以前の安値で買った人が「どこで売ろうとしているのか?」や「どこで損切りをしようと考えているのか?」といった他の投資家の意識や行動も先読みが必要になります。
自分だけでの着眼点や分析は他の投資家よりも優位性を与えてくれる一方で、その自分思考だけに依存すれば、必ず市場とのギャップに苦しくことになります。
株投資は普通に失敗するようにできています
人間の本能的な思考と投資で勝つ思考は、真逆になります。
もちろん投資の初心者もプロも「将来に上がる」と思うからこそ株を買うわけですが、その思惑とは逆に株価が下がっているなら、それが「自分ではなく市場が決めた答え」なわけで、その事実に従うことがルールになります。
いくら自分が正しい答えを出したとしても、市場の多くが間違えば、その方向に動いてしまいます。
本来は、そこが損切りの1つのポイントになります。
普通の人は株価が上がると、株を売りたくなる
大半の株式投資家は株価が上がると、猛烈に売りたい衝動に誘惑されます。
株価が上がっている時は、自分の考えが正解だった時なので売ってはいけません。
自分の思惑とは真逆に下がった時に売るべきです。
勝っている時に売ってしまい、負けている時に売れずに塩漬けにしてしまう。
株価が上がっている時は「売る」気持ちを抑えて、どこまで上昇するか?を冷静に考えるべきです。
そのためにエントリー前に「利確目処」と「損切りライン」を事前に決めるべきです。
ここまで下がれば、必ず売る!という場所を最初に決めて機械的に判断する。
損切りは資産を増やすための必要経費です。
10戦10勝は100000%不可能です。
優秀な投資家でも7勝3敗です。
初心者は6勝4敗を目指すのが現実的です。
ということで、まずは思考を真逆に変えましょう。
個人投資家の90%以上が長期にわたって勝てない理由【相場の仕組み】でも解説していますが、普通のことをしていれば確実に負けるように構成されているのが投資の世界です。
この辺りの投資家心理を学ぶ教科書としては「デイトレード」をおすすめしますので、気になる方はぜひご覧ください。
今日はこれくらいにします!
ありがとうございました!
人気記事成果を出している人ほど同窓会には行きません【遊ぶ友人も少ない】
人気記事貧乏人の考え方になっていませんか?挑戦しない人間の言葉に価値なし