つまり自分にしかできない仕事こそに価値があると思うのですが、間違っていますか??
この疑問にお応えします。
- 仕事は自己表現の場所ではありません【断言】
- 仕事で自己表現したい人の99.9%が稼げない
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
ビジネスとは「相手に価値を提供することで、その価値への対価として金銭を受け取る」行為ですが、そもそもの価値に対して勘違いをしている人が時々います。
クライアントから受注している仕事の目的は「顧客(クライアント)満足」になります。
もちろん、クライアントの先の顧客を見ることも重要ですが、まずは目の前のお客さんにコミットするべき。この時に、よくある勘違いが受注している仕事で自己表現を貫く人。自己表現は自分の作品でやりましょう!
— ヒロキ@株投資を極める連続起業家 (@hiroking10ten) May 29, 2019
クライアントから受注している仕事の目的は「顧客(クライアント)満足」になります。
もちろん、クライアントの先の顧客を見ることも重要ですが、まずは目の前のお客さんにコミットするべき。この時に、よくある勘違いが受注している仕事で自己表現を貫く人。自己表現は自分の作品でやりましょう!
もちろん、他者とは差別化を測る為に「自分ならではの色」を求められることもありますし、それが付加価値になるケースも多々あります。
しかしながらビジネスの前提としては「相手をいかに満足させることができるのか?」が重要な視点になります。
例えば、クラウドソーシングでライティングの仕事を受注した場合は、やはり発注者の依頼、指示は最低限受け入れた上で、プラスアルファの提案をするべきです。
発注者の依頼とは下記の通りです。
- 想定する読者の問題を解決したい
- 発注者のニーズは記事が欲しいのではなく、読者の問題解決
- そのニーズに沿ってライターは記事を書く
- 読者の問題解決に繋がるプラスアルファの提案はOK
基本的にこんな感じですが、ライターの中には何を勘違いしているのか、発注された仕事を通じて自己表現を入れ込もうとする人がいます。
ということで、本記事では「仕事に自己表現は必要なのか?」といった視点を深掘りしていこうと思います。
特に仕事に行き詰まっている人、なかなか仕事が受注できない人向けに記事を書きますので、最後までご覧ください。
仕事は自己表現の場所ではありません【断言】
発注を受けた仕事において、大切なことは発注者の満足を得ることです。
ライティングの仕事であれば、依頼された記事の先には読者がいます。
その読者は発注者にとっては将来の見込み客かもしれません。
つまり、読者を満足させる記事を書くことが発注者の依頼です。
プログラミングの仕事であれば、プログラミングで作ったWebサービスを通じて、ユーザーに価値を提供することが目的です。
こうした仕事において受注した側のこだわり、自己表現は一切不要です。
文章で自己表現したいのであれば、自分のブログやSNSでやりましょう!
クラウドソーシングで失敗なく記事を外注する方法【無料テンプレ付】でも解説していますが、発注時にミスマッチングは20〜30%の確率で起こってしまいます。
仕事を依頼しているのに、なぜか受注している側が「仕事がやりにくい」と怒ってしまうのですが、そもそも仕事って「お金を受け取る側がやりやすい環境、状況って極少」ですよ。もう少し社会経験というか、ビジネス経験を積んだ方が良いです。
よくある仕事のミスマッチ
- 経験値がないのでできない
- その仕事はやりたくない
文章で書くとお笑いレベルですが、実際にかなりの確率であります。
経験値がないのでできない
そもそもスキルがない状態を言い訳にしていると、お金は稼げません。
毎回毎回、自分ができる範囲の仕事ばかり発注されるとは限りません。
わからないことは調べれば解決できるし、知識がないなら「今から知識を付けて対応」すれば問題ないはずです。
できないことを言い訳にしている時点でキャリアの幅を狭めて、信頼を失っていますよ。
私自身、プログラミングの仕事でも、受注した時点ではできない事でも、本屋で参考書を買って、勉強しながら作ったこともあります。
ライティングの仕事なら、例えば「健康関連」の難しい内容だったとしてもググって調べまくって、調べた内容をまとめて記事に昇華させます。
「経験がないからできません」を言い訳にしている時点で成長はありません。
その仕事はやりたくない
これは仕事を受注する側の立場としては終わりなので、別に仕事をやらなくて良いと思います。
そもそも、あなたの自己表現に対してお金を支払うクライアントはいません。
自己表現でお金が得られるのは一部の限られたアーティストだけです。
稼げるブロガーは自分の言いたい事で稼いでいるわけではありません。
読者が知りたいことを書くから稼げているわけです。
この辺りは需給の本質なので、ここを理解できないと「アーティスト気取りで稼げない」状態で終始します。
仕事で自己表現したい人の99.9%が稼げていません
少し視点を変えてみます。
プロフィールを読んでいただくと書いていますが、元々はプロのミュージシャンをしていましたが、そこで痛感した需要と供給の真実があります。
- 売れているミュージシャンにとっての音楽はお金を稼ぐためのツール
- 売れないアマチュアにとっての音楽は個性をぶつけたい自己表現
「え?」と思うかもしれませんが、真実です。
売れていないアマチュアのミュージシャンほど、作る楽曲に対して自分の想いだったり、個性を入れ込もうとしますが、その想いや個性が市場に評価されて売れることは一切ありません。
逆に売れるミュージシャンは「市場が欲しいもの」をリサーチして、表現の手段として音楽を通じて価値を提供しています。
ここで「はっ!」とした人は、今後のビジネスで上手くいくはず!逆に「何を言ってるのか?それならミュージシャンとしての生き方が・・・」とか言い出す人は、永遠にアーティスト気取りで生きていくしかありません。
ミスチルの凄さは需要に対して櫻井さんの想いを伝えている風を演出できているところ
これを書くと、ミスチル信者に怒られそうですが事実です。ミスチルの凄い部分は、あくまで櫻井さんという人間性のピュアさを市場に提供しているように見せかけて、その裏側では市場のニーズを把握して演出しているところです。
全て計算されているし、それを演じて表現できるからアーティストなんですよ。
天然で好き勝手にやっているから評価されているのではありません。
ブログというライティングで考えてみると、あなたが好きな文章を書いても誰も読みませんが、読者が求めている情報を書けば、たくさんの人が読んでくれます。
わざわざ自分の時間を使って記事を読んでくれる読者の気持ちを思えば、自己表現なんて意味不明なことを言う前に、読者に価値ある情報を届けたい!という気持ちの方が強くなるはず。
それがビジネスの本質です。
あなたが天才なら好き勝手に自己表現しよう
もし、あなたが文章を書く天才、音楽を生み出す天才、最強のソースコードを書くプログラマーであれば、今まで通りに好き勝手に自己表現していきましょう。
もしかしたら評価されるかもしれないし、自己表現レベルが高くて市場が気づかないまま終わる可能性もあります。
しかしながら、あなたが一般的な普通の才能しかない場合は、割り切って読者に対して文章を書きましょう!発注してくれるクライアントに対して仕事をしましょう。
クラウドソーシングで仕事を受注するなら、発注者の求める「読者が満足するコンテンツ」を作り出せば、あなたの元にお金が集まるはずです。
ということで、本記事は以上です!
かなり本質的な内容になりましたが、大切なことですね。
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