こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
今日は「認識」という少し難しい概念について解説します。この概念は生きる上で、とても重要な思考になります。
なぜなら、この「認識の差」がそのまま私たちの経済の格差に繋がっているからです。
はじめに、このブログの読者の目的は当然「お金を稼ぎたい」だと思います。
いくら心理学的な知識を増やしても、お金が稼げなければ何も意味がありませんし夢も理想も語れません。
では、あなたはこのお金に対して、どういった認識を持っているでしょうか?
世の中で同じ世界を見ている人は1人もいない
この広い世の中に生きている人で、誰一人として同じ世界を見ていない!
こんな真実を理解できるでしょうか?
家族であっても、恋人であっても、我が子であっても、誰一人として、あなたと同じ世界を見ている人は存在しないということです。
「同じものを見て、同じ夢を見て、同じ価値観で」そんな歌の歌詞のようなことは、現実には存在していないのです。
例えば今このブログを読んでいる瞬間にも誰一人として同じ内容を見ていません。
少し話が難しくなりますね。
要するに、目に見えているものすべてを「全員の脳みそが正しく認識しているわけではない」ということです。
これを眼科用語でスコトーマ(盲点)と言います。
目に入る=認識ではない
例えば、夫婦の間に赤ちゃんが出来ると「夫は急に街にベビーカーが溢れていること」に気づき始めます。
あなたが欲しい車が出来た瞬間に、町中でその車が走っていることに気づきます。
これがスコトーマの原理です。
もともと街には存在していたものでも、あなた自身が興味を持っていない間は、目に入っていても脳みそでは認識がされていないということです。
興味を持って、世の中を見てはじめて「えっ!こんなに赤ちゃんって街にいるの?」「えっ!こんなにこの車人気があるの?」というように認識できるのです。
だから、人はそれぞれ自分の頭の中での認識が違うからこそ、見ている世界はそれぞれに違ってくるのです。
お金や時間についての認識も当然、みんな違う
ある人にとってはお金を稼ぐことは「価値を提供したら稼げるし、いつでも簡単に稼げるよ!」です。
と認識しているのに対して、別の人にとっては「お金を手に入れるには、苦労しないといけない!やりたくない仕事でも我慢しないと!しっかり肉体労働をして、苦労しても低い給料は仕方ない!」という認識です。
同じ人間なのに、こうも認識が違うのは頭の中で使っている言葉の違いがあるからです。
両者の頭の中で使う言葉の違いが、人生の差、経済的な収入の差に繋がっているのです。
人生が思うようにいかないなら言葉を変える
ということは今まさに自分自身の人生が思うようにいっていないのであれば「今まで頭の中で使っていた言葉を変える」ことが重要です。
車を運転しながら、他の運転手の文句ばかり言っている人。電車の中でも他人の行動に文句ばかり言っている人。誰かを恨んでばかりの人。
こうした人の頭の中で繰り広げる言葉は「どんどん複利が働いてより一層大きく過激な表現」となり加速します。
ツイッターなどで炎上に乗っかる人たちの大半が低所得者層です。それもすべて、彼らの頭の中の認識が表に出ているだけです。
逆にそういった不の言葉ではなく、常に肯定的に上昇させる言葉を頭の中で使えば、おのずと見えて認識できる世界も変わります。
ベビーカーや欲しい車が大量に見え始めたように!
こうして成功者の考え方などを少しづつ理解していき、どんどん見える認識をアップデートさせることが重要です。
まずは、頭の中で繰り広げる言葉を意識的に変えていきましょう。