こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
以前に、複数の頼みごとを相手に聞き入れて対応してもらうための方法として【効果絶大】あなたの頼みごとを高確率で聞いてもらえる魔法の方法をご紹介しました。
今回の脳科学マーケティング戦略は、アメリカのガールスカウト団員の中で一番多くクッキーを売った少女(資金集めの活動としてクッキーを販売している)マルキタちゃんの販売方法を紹介します。
マルキタの戦略はシンプルです。
ある家のドアをノックし、いきなりこう伝えます!
「ガールスカウトへ300万円の寄付をお願いします!」
突然、小さな少女がこんな依頼をしてきても、やっぱり断りますよね。
そこで、次に「では、せめてガールスカウトのクッキーを買っていただけませんか?」
そうすると、ほぼ全員が買ったそうです。
これは、店頭表示価格によるフレーミングと似ており、商品に実際の販売価格より大幅に上回る価格を表示しておき、セールス時には値引きをしてお買い得に見せる販売方法です。
人の心を変えるプライミングと、驚愕の価格表示とは?こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
心理学には「プライミング効果」という心理...
そもそも小学生ほどの子供が、いきなり300万円という金額を口にするからこそ、この次のクッキーがより現実的に感じ、この少女に貢献してあげよう!という気持ちにさせた当たりも、見事の戦略です。
我が家には売りに来ないで欲しいですね(汗)