頑張れば報われるって本当なの?
そろそろ神頼みしそう(汗)
この疑問にお応えします。
- ビジネスで頑張れば報われるは完全に嘘
- 頑張れば報われる努力の方法を論理的に解説
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
2005年にITビジネスで起業してから14年間、誰よりも努力してきました。
しかし、ビジネスの仕組みを理解できていなかったので、むちゃくちゃ努力してきたのですが求めた成果はなかなか出ませんでした。
その理由が以下のツイートです。
ビジネスにおいて「一生懸命に頑張った→努力が報われる」みたいな単純なことはありえません。
目標に向けて頑張ることは大切ですが、論理的に売上が発生する仕組みを作り、その理由を説明できない場合は努力に意味はありません。多分、これで大丈夫みたいな状態で努力するのは辞めるべき。
— ヒロキ★行動する連続起業家 (@hiroking10ten) 2019年4月6日
ビジネスにおいて「一生懸命に頑張った→努力が報われる」みたいな単純なことはありえません。目標に向けて頑張ることは大切ですが、論理的に売上が発生する仕組みを作り、その理由を説明できない場合は努力に意味はありません。多分、これで大丈夫みたいな状態で努力するのは辞めるべき。
この内容が理解できるだけで「目標を達成するための努力の方法」が明確に分かります。
そこで本記事では頑張れば報われるというのは嘘である理由と、正しく努力が報われるための合理的な方法までしっかり解説していきます。
「努力はできるけど、方向性が分からない」人はぜひ最後までご覧ください。
ビジネスにおいて頑張れば報われるは完全に嘘です
まずは時間のある際に、下記の動画を見てみてください。
※本記事を読んだ後に見ると、より理解度は深まりますので、記事の最後にも添付しております。
島田紳助氏が、NSCの生徒向けに講義をした映像です。
DVDになっているので、じっくり観たい方は下記のDVDをぜひどうぞ。
この講義の中で島田紳助氏が生徒に伝えている内容こそが「正しい努力の方法」についてです。
講義の要点をまとめると
- 何に才能があるかはやってみなければ分からない
- しかし正しい努力をしなければ才能があるのかも見極められない
- だから正しい努力をすることが必要
- 正しい努力をして上手く行かない場合は次に進むことができる
- 正しい努力ができないと辞めることができない
- 正しい努力の方法を知っていれば、挑戦を続ければ必ずどこかで成功する
という感じです。
島田紳助氏がなぜ芸能界で成功できたのか?才能を発揮するための正しい努力の方法論を語ってくれています。
【私の実体験】圧倒的な努力をしましたが、方向性を間違い失敗しました
2005年に起業してから1日12時間以上、ひたすら仕事に取り組み圧倒的な努力をしてきました。
しかしながら、その努力が報われたとは到底言えるものではありませんでした。
なぜ努力が報われなかったのか?
- 膨大な作業量をこなせば報われると盲信していた
- 論理的な勝てる戦略を事前に組み立てていなかった
- 何となくの勢いと感覚だけを頼りに行動していた
これが失敗の要因でした。
当然、休日も休むことなく、労働という労働を重ねまくっていました。それこそが「努力」だとも勘違いしていました。
スマホ通知を全オフにして生産性を高めた結果【暇で月300万稼ぐ】でも解説していますが、最近では昔よりも労働という努力をしていませんが、それでも収入は当時の10倍以上に伸びています。
不思議ですよね。
圧倒的な労働を続けていた時よりも、働く時間も作業量も減った今の方が収入が増えているのです。
報われる努力には、論理的な戦略が存在します
繰り返しますが、頑張れば報われることなんて、完全に嘘です。
「とりあえず頑張ってみます」という思考は、今すぐ排除すべきです。
間違いなく言えることは、報われる努力の裏側には確実に、論理的に説明できる戦略があります。
Youtubeで稼ぎたい人を例にします
Youtubeに動画をアップして稼ぎたい人を例にします。
こういった人にありがちな思考が「とりあえず毎日、何らかの動画をアップしていけば稼げるだろう」と、戦略もない努力を続けてしまうことです。
まずは論理的に「勝てる戦略」を組み立てるべきです。
- どのような動画をアップすれば閲覧数が増えるのか
- どのようにSNSを連動させると、よりアクセスが増えるのか
- 売上に繋がる動画はどんな動画なのか
- 閲覧数が伸びない理由は何か
- 改善するための施策は考えれるか
こういった戦略を事前にしっかりと組み立ててから努力を継続すべきです。
「そんな戦略は、実際にやってみないと分からないんだから、まずは考えるより動くべきでは?」
これは確かに正解ですので詳しくは後述します。
しかしながら人間心理は面白くて、行動を続けるうちに、その行動が間違っていても辞めることができない判断能力になってしまいます。
- これだけ動画をアップしているから稼げるようになるはず
- これだけ頑張っているのだから報われるはず
- 今は苦しいけど、このまま継続すれば改善されるはず
- いまいち成果が出ないけど、この行動は正しいはず
いかがですか?
何かに一生懸命に取り組むほどに、上手くいってなくても辞めることができなくなってしまいます。
先述した島田紳助氏の言葉だと「正しい努力をしないと辞めることができない」に繋がりますね。
スポーツの世界でもありますよね。
なかなか上手くならない → 練習方法が悪い(努力の方法が間違っている) → 成果が出ないが、努力している自覚があるので辞めれない
しつこく繰り返しますが、頑張れば報われるという思考は嘘です。
努力の方向性を考えることなく、思考停止で誰かの言葉を信じたり、会社に依存して頼っても未来が良くなることなんて100%ありません。
この辺りの考え方については人生相談は確実に無意味【他人に決断を依存すると成果が出ない理由】でも解説していますので合わせてどうぞ。
頑張れば報われる努力の方法を論理的に解説します
頑張れば報われる努力の方法を解説します。
せっかく努力するなら、当然ですが報われたいですよね。
努力する前に正しい戦略を組み立てる手順
頑張れば報われる努力の手順ですが、私自身の実体験を元に解説します。
実際のこの方法で成果は出ていますし、企業コンサルをする際もこの手順を活用しているので信頼と実現性はわりかし高い方法だと思います。
- 手順1:自分が勝てる領域かどうかを判断する
- 手順2:勝てる領域なら行動して挑戦してみる
- 手順3:挑戦した結果、努力を続けると伸びるか分析する
- 手順4:これ以上伸びない場合は1に戻る
- 手順5:伸びそうなら、ここから圧倒的な努力をする
これが正しい努力の論理的な手順です。
私はブログを2018年の8月から毎日投稿して、300記事以上のブログ記事という資産を作ることができました。
目標として1000日の連続投稿を目指していますが、その理由は「300記事 → 1000記事で3倍以上の収益が目指せる勝算あり」と判断しているからです。
ブログを200日、毎日更新したら月7桁稼げた【生活費を稼ぐ方法】でも解説しましたが、最初の1〜2ヶ月は慣れないことに毎日取り組んでいるので苦しかったのですが、3ヶ月ほどで努力も慣れてきたと同時にアクセスが伸びていきました。
そして、アクセスが伸びた記事の分析と収益が発生する記事の棚卸し、さらにCV率を上げるために記事のリライト(分析して広告のクリック率を高めるために記事を修正)をしていきました。
- 14年間のインターネットビジネスの経験と実績、プログラミングのスキルを情報発信することで事前に勝算がある
- 勝てる領域と判断してブログを書き始める
- 挑戦した結果、収益を伸ばせる確信を持つ
- 正しい努力として、記事を書く→分析→修正を鬼繰り返す
という感じです。
正しい努力をするために、論理的な数字こそ分析すべき
ここは最重要な部分ですが、大半の人がなぜか行動できない部分です。
このブログの戦略を元に解説しますが、ブログを頑張れば報われるためにも行動(狙うキーワードを考える → 記事構成を考える → 記事を書く)をした後に、必ず記事の分析をしなければいけません。
- 伸びている記事のSEO順位は何位になっているか?
- 1記事書くのに、どれくらいのコスト(費用)がかかっているのか?
- ブログへのアクセス数は前月からどれくらい伸びているのか?
- ブログの売上は前月からどれくらい伸びているのか?
もし、3ヶ月ほど努力したにも関わらず、それぞれの数値が伸びていない場合は努力すべき方向性を変更すべきです。
勝利の方程式が見えたら、あとは圧倒的の行動量と努力だけで勝てます
ブログに限らず、Youtube、Twitter、note、アフィリエイト、プログラミングなどのビジネスで成功するには、勝てる領域を見極めて最大に努力すればOKです。
そして、面白いことに現代は「企業よりも個人に圧倒的なチャンスがある時代」です。
企業がお金をかけても成功できない時代
例えば、企業が広告費をかけて有名タレントを起用したとしても、人気のユーチューバーを作れるとは限りません。
しかも企業は予算をかけているので、ある程度の日数で成果が出ないと撤退しなければいけません。
逆に個人の場合はお金をたくさん使えない変わりに、色々とアイデアをひねり出して、すぐに成果が出なくても継続することもできます。
つまり個人の方がフレキシブルに勝てる戦略を組み立てることができるということです。
お金がないと成功できないと思っている時点で勝てません
最後にまとめます。
現代はアイデアの時代と言われています。
特別なスキルや経験がなくてもゲーム実況などで小学生が月7桁の広告費を稼ぎ出す面白い時代です。
それは、彼らが頑張れば報われると信じて努力をしたからではなく、自分が好きなことを行動しながら、視聴数やチャンネル登録者数が増えるための改善を日々続けていったからです。
そして、これらの行動こそが頑張れば報われる努力の正体であり、企業が個人に勝てなくなった時代の本質です。
本記事で解説した通り、努力をすることができる人が成功するために、必ず「行動 → 検証 → 修正」のひと手間を加えていってもらえればと思います。
私自身は、この正しい努力に気づくまでに多大な時間とお金を失ってきましたが、これからは自分の将来を豊かにするための行動を、しっかりと継続して取り組んでいこうと思います。
それでは、最後に島田紳助氏の講義を見てもらえればと思います。
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