こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
2018年の甲子園広告野球での、秋田金足農業高校の躍進で秋田県民がW杯の渋谷なみに盛り上がっている様子などを見ると日本人の地域への帰属意識の強さを実感します。
こうやってスポーツなどで、一時的でも良いので自分が生まれた街、育った街、住む街の良さを実感できることは本当に良いことだと思います。
またテレビ番組「秘密のケンミンショー」を見ると、やはり県民性だったり、それぞれの地域属性をお互いに自慢し合う風土って、日本独特の文化なのかな?と思いました。
こうした、日本人独特の感性の中で、とても面白いものがひとつあります。
日本人は小さくてカワイイものが大好き
日本人は太古の昔から、小さくて、か弱くて、儚いものが大好きということです。これが世界で稀に見る、独特な文化を構成している要因です。
日本人は自然の中の、小さな虫や草花を愛おしみ、愛する心を育んできたのです。
その愛する心が、時代を超えて「カワイイ」という世界的な概念を生み出しました。
この「カワイイ」という独自の概念は、日本の多くの産業の基礎となっています。
機械製品などは、どんどんコンパクトになり、サービスの質なども、どんどん細かくなりました。
どこにでも神様が宿ると信じた日本人
縄文時代から、日本人のカワイイという概念は存在していました。
それが、神様の概念です。日本人は至る所に、神様が宿っていると信じていました。
八百万(やおよろず)の神という言葉があるように、生活のありとあらゆる場面で、全てに神様がいるという感覚です。
「トイレの神様」という歌がヒットするくらいですからね。
だからこそ、麹にカビが生えても、それを捨てずに利用して食べるという概念があったのです。
それは後に、発酵という技術に変え、醤油が生まれ、ヤクルトなどの乳酸菌飲料が生まれました。
これは世界中でも日本でしか生み出させなかった食品です。
ちなみに、西洋人にとってのカビは腐った状態であり、基本的には生物の「死」と捉えます。
こうした価値観の違いから、現代の「カワイイ」に繋がっていると思うと、非常に人種の価値観の始まりに興味がわきますね。
単一言語による「お互いを分かりすぎる」という弊害
特に日本人は、閉ざされた島国の中で、世界で1箇所しか使えない日本語だけを使う、単一言語の国です。
そんな単一言語だからこそ「お互いの心の奥まで分かりすぎてしまう」という能力が身についてしまいました。
これ「空気を読む」とか「はっきり物事を言わない」とか世界には理解されない日本独特の文化を生み出しましたが「分かりすぎる」が故に、多くのトラブルも巻き起こします。
もっと自分の領域を守るためには、アバウトであるべきなんですけど。
外国人なんて、超アバウトじゃないですか!
アバウトで生きる方が精神的にも良いし、もっと人と人の距離感もうまく付き合えるはずですが・・・分かりすぎちゃうからこそ、ツイッターでも毎日炎上しちゃうんですよね。
小さくてカワイイ好きをネットビジネスにどう活用しようか
さて今回の大きなテーマはここですね。
小さくて、か弱くて、儚い「カワイイ」ものが好きな日本人!そして、同じ日本人の中でも地域によって異なる県民性!
しかも、単一言語でお互いの胸の奥まで分かりすぎてしまう性質がある!
実は、この活用方法はこの書籍にまとめました。
特に
- 好きなことでは稼げないという常識(47ページ)
- 守るものが増え弱くなるサラリーマン(69ページ)
- 超高齢化社会の事実(126ページ)
- 社会貢献の前にすべきこと(143ページ)
はオススメの章ですので、ぜひ読んでください。