スマホアプリをメインとして、アプリ開発に対する需要は継続的に拡大している状況です。自分でアプリ開発を行うスキルを効率的に習得するためには、プログラミングスクールへ通うことをおすすめします。
この記事では、Webアプリやスマホアプリの開発が学べるおすすめのプログラミングスクールをご紹介します。スクールと独学の違い、ニーズに適したスクールを探すコツも解説しているので、アプリ開発の学習を考えている方はぜひ参考にしてください。
アプリ開発に必要となるスキルとは?
「アプリ」とは、OS上で動くソフトウェアのことです。元々はOS以外のソフトウェアを指す言葉ですが、昨今ではWebブラウザやスマホで動作する便利機能のようなものとして認知されています。
アプリは「Webアプリ」「ネイティブアプリ」「ハイブリッドアプリ」の3つに分類できます。
WebアプリはWebブラウザで利用できるもので、例えばYoutubeやGmailなどが挙げられます。ネイティブアプリは端末にアプリをインストールして動作するもの、ハイブリッドアプリはWebアプリとネイティブアプリの特徴を両方持ったアプリを指します。
これらアプリ開発には、プログラミングの知識が必要で、主に以下のような言語の習得求められます。
HTML/CSS
HTMLやCSSは、画面に表示される文字やデザインを指定するマークアップ言語です。
HTMLはWebページ全体の要素を指し示す設計書のようなもので、CSSはHTMLで規定した各要素に対して装飾を施す役割を担います。
Javascript
Javascriptはアニメーションなどの動きをつけることができる言語です。
Webサイトを表示するブラウザ上で動作し、画像の拡大表示や、入力フォームによるメッセージ送付など、対象の要素に動作をつける役割を担います。
Swift
SwiftはApple社が作った、iOSアプリ開発用の言語です。以前までAppleで使用されていたObjective-Cコードへ簡単に組み込むことができる手軽さがあります。
Java
端末の種類を問わずに色々なアプリを作成できます。Javaはアプリケーション開発だけでなく、Web開発・システム開発など使用環境が多岐に渡ります。特に、大規模システム開発やAndroidアプリの開発を得意とする言語です。
PHP
PHPはWebアプリ開発で主に利用され、Webページを動的に生成できるサーバーサイドのスクリプト言語です。MySQLと組み合わせてデータベースとの連携が容易にできるため、WordPressを初めとしたWebアプリ開発でよく使われます。
Ruby
RubyはWebアプリ開発で利用される言語の一つです。プログラムを実行するためのコンパイルが不要なオブジェクト指向スクリプト言語です。WebサイトやWebベースのシステムを効率よく開発できます。
アプリ制作をするうえで、これら全てのスキルが必要というわけではありませんが、制作したいアプリに応じて必要な言語を習得する必要があります。
アプリ開発はスクールと独学どちらが良い?
アプリ開発におけるプログラミング言語を習得する際、スクールで学ぶべきなのか、独学で学ぶべきなのか、気になる方も多いでしょう。まずはそれぞれのメリット・デメリットについて確認してみましょう。
プログラミングスクールのメリット・デメリット
まず、スクールで学ぶメリットは一人ひとり個別の学習プログラムを提案してもらえることです。
人脈や時間は無いものの、学習への金銭的な余裕がある方に向いています。スクールでは学習につまずいても、質問することのできる環境があるため、独学で学ぶよりも効率的に言語が習得しやすいです。さらに、スクールで出会う先生や生徒と交流し、人脈が作れる点もスクールならではでしょう。
ただし、スクールに通うためには、学費としてまとまった金額が必要な場合も多く、金銭的負担がデメリットとなります。
独学のメリット・デメリット
一方、独学で学ぶメリットは、金銭的なコストを抑えられること、自分のペースで学習を進められることにあります。なかなかまとまった予算を準備できない方や、何か分からないことを周囲に相談できるような場合におすすめです。
デメリットとしては、何か学習につまずいたときに学習が進まなくなってしまったり、モチベーションが保てなくなったりするといったことが挙げられます。
どちらも一長一短ですが、スクールではプログラミング言語習得のため体系立てて教えてくれるので、金銭面の用意ができるのであれば、効率的に学習できるスクールに通った方が安心でしょう。
アプリ開発を学びたい方におすすめのプログラミングスクール3選
プログラミングスクールでアプリ開発を学ぶ際、スクール選びは非常に重要です。
まずはいくつかプログラミングスクールをピックアップし、自分のニーズに適した言語・カリキュラムを展開しているかどうかを確認しましょう。プログラミングスクールによって、カリキュラムの内容やサポート内容も大きく変わるので、事前によく調べて比較検討してみてください。ここからはおすすめのプログラミングスクールを3つご紹介します。
Tech Academy
Tech Academyは、現役エンジニアによるプログラミング学習や転職サポートなどを実施しているプログラミングスクールです。全ての授業をオンラインで行うことが特徴で、受講生は現役エンジニアによるマンツーマン指導を受けられます。また、Webアプリ・iOSアプリ・Androidアプリなどいくつかのコースから自由に選択することが可能です。例えばWebアプリコースは、Ruby・HTML5・CSS3・SQLを使ったアプリ開発が習得でき、オリジナルWebサービスの制作が学習目標となっています。
その他、ビデオチャットによる講師陣とのメンタリングやチャットボットでの質疑応答などもサポートしています。公式ホームページからはオンライン学習の無料体験が申し込めるので、気になる方はぜひチェックしてみましょう。
「テックアカデミーが気になるけど、実際のどうなの?」と考えている方は、こちらの記事もどうぞ。» テックアカデミーのフロントエンドコースを受講した感想
テックアカデミーの無料体験特典
テックアカデミーの無料体験を受講すると、受講料が最大1万円割引になる特典があります。
CodeCamp
CodeCampは、オンライン特化型のプログラミングスクールです。現役エンジニアによるマンツーマン指導を実施しており、WebアプリやiOS・Androidアプリの開発を学べます。
受講期間中はオンラインレッスンや添削指導などでスキルアップを目指せるほか、業界未経験からエンジニア転職を目指す方に向けたキャリア支援も展開していることが特徴です。CodeCampでもアプリ開発の知識を学び、実際に利用できるアプリを制作することが学習目標となっていて、教科書による学習、講師陣によるレッスン、添削指導などのカリキュラムを進める過程でアプリ開発の知識を習得できます。
また、CodeCampでは講師の指名および評価制度を導入しており、レッスンごとに講師を選んで予約可能です。実践的なプログラミングスキルを学びたい方に、特におすすめのプログラミングスクールでしょう。
» CodeCampの無料体験は全てのコースが見放題【1万円も割引】
無料体験の特典
無料体験を受けると、10,000円割引クーポンがもらえます。
侍エンジニア
侍エンジニアは、現役エンジニアによるマンツーマン指導に特化したプログラミングスクールです。
受講者の目的、目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムを構築することで、無理なく学習を進められます。侍エンジニアではオリジナルWebサービスを開発しており、実践的なプログラミングスキルを習得できます。カリキュラムを組む過程で無料カウンセリングを受けられるため、効率的に学習を進められるでしょう。
また、侍エンジニアでも専門のキャリアアドバイザーによる転職サポートを実施しており、エンジニアへの転職を目指しやすい環境です。基礎学習からアプリ開発までのスキルアップを総合的に行えるため、幅広い層の方に向くプログラミングスクールだといえます。
無料体験レッスンの参加特典あり
- Amazonギフト券5000円分もらえる。
- 現役エンジニアに30分相談できる。
- 「侍式独学メソッド」がもらえる
アプリ開発を学ぶプログラミングスクールの選び方
受講するスクールやコースによって金額は異なりますが、プログラミングスクールでアプリ開発を学ぶためには、十万円~数十万円程の予算が必要です。習得したい知識やスケジュールの都合など、状況に応じてプログラミングスクールの選び方は異なってきます。ここからは自分に適したスクール選びのポイントをご紹介します。
通学型orオンライン型
通学型のスクールは講師と直接対面して受講する形式です。課題を進めるうえで分からないことがあるとき、すぐに質問できるメリットがあります。講師や他の生徒が周囲にいる環境で学習を行うため、アプリ開発に対するモチベーションを維持しやすくなることも通学型スクールのメリットでしょう。
一方オンライン型のスクールは、Web会議ツールなどを使って少人数で授業を受けるものが一般的です。カリキュラムに沿って学習を行いますが、課題の提出や質問などは講師がWeb上で対応するケースがほとんどです。受講者のスケジュールに応じて学習を進められるため、わずらわしさも少ないでしょう。
講師の質の高さ
アプリ開発を学べるプログラミングスクールでは、場所によってアルバイトの学生が講師を務めていたり、現役エンジニアが講師を務めていたりすることがあります。就職・転職に役立つアプリ開発スキルを習得したい方は、現役エンジニアが講師を務めているプログラミングスクールがおすすめです。
大手のプログラミングスクールでは、ホームページ上で講師陣の実績や特徴などを掲載していることがあるため、事前に各スクールのホームページを見て、比較検討してみましょう。
講習や課題の内容
就職・転職に役立つアプリ開発の知識を習得したい場合、オリジナルアプリの開発を目指すプログラミングスクールを選ぶことをおすすめします。企画設計を受講者自身が行うオリジナルアプリは、開発実績として就職・転職先から評価されやすいメリットがあります。
アプリ開発の実践的なスキル習得を目指す場合、講師による添削指導やレッスンなどのサポートが多く受けられるスクールがおすすめです。受講者ごとに専属講師が付くマンツーマン形式のスクールであれば、学習に対するモチベーションが維持しやすいというメリットもあります。
加えて、オリジナルアプリの制作実績などがつくれるスクールであれば、転職活動でポートフォリオとして役立てられるでしょう。
受講前の注意点
受講するプログラミングスクールを選ぶ過程では、受講者自身のスケジュールや目的に沿って学習できる場所を選ぶことが重要です。ここからはプログラミングスクールを比較・検討する際に、把握しておきたいこと、注意するべき点をご紹介します。
自習が必要な関連知識がないか確認
アプリ開発を学ぶ際には、スクールで学習するプログラミング言語の他にも自習が必要になるケースがあります。
例えばWebアプリ開発を学ぶ場合、HTML・CSSおよびJavaScriptといったフロントエンド言語は一通り扱える知識が必要です。RubyやPHPといったWebアプリ開発に使う言語を学ぶコースでは、関連知識としてHTML・CSSをカリキュラムに入れているスクールが多くみられます。
スマホアプリの場合、iOSであればSwift、AndroidであればKotlinやJavaを開発言語として使用することが多いです。特にスマートフォン向けのアプリ開発を行いたい場合は、プラットフォームに合わせたプログラミング言語を学習する必要があるでしょう。
受講するスクールやコースによって、習得できる言語や自習が必要な言語は異なるので、プログラミングスクールを選ぶ際には、学習期間の長さやカリキュラムの内容をよく確認しておくことが大事です。
無料カウンセリング・無料体験を活用
カリキュラムの進め方や講師の質などを判断する方法として、無料体験や無料カウンセリングの活用がおすすめです。体験レッスンやカウンセリングをオンラインで実施しているスクールであれば、地域やスケジュールに関わらず活用できます。
スクールによってはマンツーマン形式でのプログラミングの相談、学習内容に関する質問などが可能です。無料体験の受講者向けに特典を用意しているスクールもあるので、まずは無料体験や無料カウンセリングから始めることをおすすめします。
まとめ
今回はアプリ開発が学べるおすすめのプログラミングスクールを紹介しました。
プログラミングスクールを活用する主なメリットは、アプリ開発に役立つプログラミング言語やフレームワークを効率良く学習できることです。スクールでは受講者の目的に合わせたカリキュラムを受けられるため、多忙な方や短期間でアプリ開発スキルを習得したい方にぴったりでしょう。
講師によるレッスンを受講するにはまとまったお金が必要になりますが、プロのエンジニアや専属の講師からアプリ開発スキルを学べることは大きなメリットです。自身の目的や予算などに応じて、最適な学習方法を選択してみましょう。