こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
28歳の時にスポーツ向けの情報ウェブサイトを作りました。
ユーザー数を増やして広告で売り上げを作ろうと、色々と施策をしました。
mixiとかで告知したり、当時出たばかりのツイッターでも宣伝しましたね。
でも、あまりネット上での効果はなくて、「やっぱり一番効果があるのはチラシのて配りでは?」というアイデアから、見込みユーザーがたくさんいる、スポーツイベントとか、試合会場でチラシを配ることにしました。
スタッフ総出で、10000枚のチラシを数日間で配り終えて、それはそれは充実感はありました!
だって、朝から夜遅くまで、街に出て、「お願いしまーす!」って頭を下げながらチラシを配ります。正直、チラシってなかなかもらってくれないんですよ。
その代わり、「お前らネット使わねーじゃねーか」という子供は、なんか貰えると思って、わんさか貰ってくれるんですよ(笑)。
で、すぐにお母さんに奪われて、読まずにカバンの中へ・・・。
1万枚もチラシを配ると、どうやって渡せば受け取るか!
といったスキルは嫌でも身につきましたよ!
期待感MAXでアクセス数を見てみる
スタッフみんなで、このチラシ配りの効果のアクセス増加数を見てみます。
「え?????」
「アクセス取得、壊れてないですか?」
現実は、反応がほぼ0でした。
チラシを作る時間、費用、配る人件費のすべてが無駄になりましたよ。
それはそれは、落ち込みましたし、
「このウェブサイトはダメだな!」なんて、社長なのに弱気発言しまくっていました。
成果が出ないのは、オファーをしていないから
今なら、すぐに分かりますし、もっと効果が出る施策を同じチラシ配りでも出来ます。
でも、当時は無知でした。
要するに、
・ウェブサイトのサービス告知はチラシでは無理
・ツイッターから集客できない
・mixiも難しい
今だと
・SNSマーケティングに向いてない
・LINE@からは集客が難しい
ということが、問題の本質ではないということです。
多くの人が、流行りのツールを使って、今ならツイッター、Facebook、インスタ、LINEなどで集客したり、マーケティングしようとします。
で、ちょっと試して失敗して「やはり、うちには向いていない」と諦めます。
いやいや、違うんですよね。効果を出すには、基本的なルールがあります。
それが、「オファーを必ず入れる」ということです。
受け取る人のメリットを盛り込んでいますか?
チラシを10000枚配りましたが、そのチラシにはオファーがありませんでした。
・このチラシからウェブサイトに着てくれた人には●●をプレゼント!
・このチラシを近くのお店に持っていくと●●をプレゼント!
・このチラシで、試合を無料観戦!
などなど。
こうしたオファーがあれば、結果は違いました。
飲食店であっても、
・LINE@にご登録いただくと、すぐにビール1杯無料!
・インスタグラムをフォローされると10%オフ!
などのオファーを盛り込むことが重要です。
でも、多くの場合は、このオファーがなくて、
・インスタグラムでは毎日のお店の様子をアップしていまーす!
・LINE@ではお得な情報を配信しています!
というように、自分たちのサービスの中身ばかり宣伝しているんですね。
「そんな情報、いらねーよ!」というのが、消費者の一般の声じゃないですかね!
こうしたマーケティングにおける効果を出すための科学的な技術が存在します。
こういったスキルは知っているのと、知らないで、大きくお金も時間も失う可能性があります。