たくさんの部下を従えて、威厳を持って、責任感を背負いながら仕事がしたい!
男なら地位や名誉に憧れて当然ですよね。
この疑問を本記事で解決します。
- 地位と名誉を与えられた瞬間に人は合理的な生き方を失う
- 感情を優先する人の人生は豊かになれません
こんにちはヒロキです。
地位と名誉に1ミリも興味がありません。
社会的な評価も一切不要です。
その代わり、自由に使える時間とお金があるので、それだけで満たされています。
先日に、マナブさんが面白いツイートをされていました。
僕の考えですが、社会的な地位とかって、ただの重荷だと思います。
社会的に立場が高くても、比例して収入は増えなかったりなので、それなら「社会評価はゼロだけど、謎にYouTubeとかで稼ぐ人」とかで良くないですかね。収入が増えて、部下から尊敬されるよりも、明日からラオス旅行に行ける人生を希望— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2019年8月31日
完全に同意です。
そこで本記事では、私なりの体験談と考えを整理しながら、地位と名誉とは無縁で合理的に生きる方法について解説しようと思います。
地位と名誉を与えられた瞬間に人は合理的な生き方を失う
地位や名誉って本当に必要ですか?
それこそ、地位や名誉があることで、近寄って来る人間を信頼できますか?
地位や名誉は人生に鎖を付ける方法
会社に所属する方は「昇進する」ことを1つのゴールとしていると思います。
平社員よりも課長!課長よりも部長!部長よりも取締役!そして社長!
どんどん少なくなる椅子取りゲームを勝ち抜くために大変な業務をこなします。
しかしながら「昇進」って実益が本当にありますか?
昇進して責任感が増えて、より強く会社への貢献を強いられた割には、期待できるような給料はもらえません。
最近の若者は、この辺りに少しづつ気づいているはずです。
地位を与えられると人は、それ相当の行動を取るようになる
1つの質問です。
キツい仕事、しんどい仕事、大変な仕事を人にやってもらうにはどうすれば良いでしょうか?
しかも嫌々ではなく、喜んでやってもらう必要があります。
この際、給料を増やすことは禁止です。
勘の良い方はもう分かると思います。
答えは「地位と役職を与える」だけです。
人は不思議な生き物で、与えられた役職を受け入れて、それ相当の行いをしようとします。
平社員に「君は優秀なので、明日から部長として頑張って欲しい!部長になったからには今まで以上にハードな業務が待っているが、君ならできる!期待している!」
と伝えるだけで、今まで以上にハードな業務を進んで行うようになります。
彼に与えられた報酬は「地位と役職」という目に見えないバッジだけです。
この辺りはスタンフォード監獄実験の心理ですね。
1971年8月14日から1971年8月20日まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部で、心理学者フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo) の指導の下に、刑務所を舞台にして、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまうことを証明しようとした実験が行われた。模型の刑務所(実験監獄)はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、実験期間は2週間の予定だった。
新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内、11人を看守役に、10人を受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるということが証明された、とジンバルドーは主張した。
ただの幻想であるはずの「地位と名誉」のために、実益がなくても働き続ける様子は、まさに奴隷のようです。
頭の良い経営者であれば、従業員それぞれに「それっぽい役職と地位」を与えるだけで、彼らは目一杯に不満を言うことなく進んでハードワークしてくれることを知っています。
逆に地位が欲しい人、名誉が欲しい人は自ら「奴隷になろう」としているのかもしれません。
社会的な地位が付いた人生は違和感でしかなかった【体験談】
このブログでも何度か書いていますが、私自身はIT企業2社の経営者をしています。
まぁ、吹けば飛ぶような小さな会社なので、社会的な影響なんて微塵もありませんが、一応2005年から経営をしているので、社長歴は14年です。
名刺には「代表取締役社長」と書かれています。起業し始めた20代前半の頃から、この肩書きで働いています。
特に最初の頃は、この名刺を見せるだけで「すごいですね!若いのに社長さんなんですね」と周囲は評価してくれます。
肩書き(役職)ってすごいですね。本人の中身は何1つ成長していないのに、名刺に印刷された言葉だけで他者は勝手に社会評価を決めています。
これって実際は「強烈に気持ち悪い感覚」を味わえます。中身の本人は昨日と同じ自分なのに、周りからは持ち上げられた過大評価をされているのです。
もう、一緒に仕事とかすれば一瞬でメッキが剥がれることを知っているので、距離を取るしかありません。もう、とにかく苦痛でした。
肩書き、地位、名誉なんて周囲が勝手に騒ぎ立てているだけです。それが自分の実力だと過信した瞬間に、人生は崩壊してしまうようにできています。
これでも、まだ「地位と名誉」が欲しいですか?
会社で昇進するより副業をした方が早く稼げる事実
最近の若い人たちは、もう気づいていますよ。
地位や名誉が1円にもならないことを!
責任感だけが増える肩書きを得るよりも、自分で副業を始めて「個人で稼げるスキル」を付ける方が圧倒的に早く稼ぐことができます。
自分がやりたくもない仕事をするよりも、気ままにSNSで情報発信したり、Youtubeでゲーム実況して稼ぐ方を選びます。お金を得るための働き方がいくらでもあることを彼らは知っています。
ぶっちゃけ地位や名誉を必死に求めて、上司に媚を売ったり、周囲を気にして生きる40代、50代の人生を悲しく見ているはずです。尊敬なんてしていませんよ。
それこそ【手取り23万問題を解決】東京でひとり暮らしは貯金できない【事実】で解説していますが、生活費のコストを下げることができれば、いくらでも「好きなことだけをして生きる」のは可能です。
ブランド物なんて不要だし、一軒家も不要!車もいらない!時計もスマホがあるから要らない!
自分を飾り立てる不要なものにお金を支払うよりも、それを得る代償としてのストレスを避ける方が100倍重要です。
人生において必要なのは他者評価を得る地位や名誉ではなく、実益だけです
人生において重要で必要なものは2つだけです。
- お金
- 自由な時間
これだけです。
お金があれば、他人に依存しなくても、自分が思う通りに生きることができます。
病気になってもお金があれば高度な医療を受けることができます。
面倒なトラブルに巻き込まれてもお金があれば弁護士に依頼して整理できます。
だたお金があっても、自分で自由に使える時間がなければ意味がありません。
買った一軒家のローンの支払いのために、会社に出勤して仕事をしないといけない人生に「自由」はありません。
働かなければ生活できない人生の時点で、自由な人生ではなく、奴隷人生です。
生活のために1、2時間かけて出勤しなければいけないし、ローンを支払う家に帰らなければいけません。
そんな自分の人生を正当化するために「地位や名誉」を利用してごまかしていませんか?
- 給料は少ないけど、立場があるから頑張る
- ストレスは多いけど名誉ある仕事なので頑張る
どうぞ頑張ってください。
私は実益として「お金と自由」を得るためだけに合理的に生きていきます。
感情を優先する人の人生は豊かになれません
現在の私はストレスなく毎日を過ごせています。
自分に指示してくる上司もいないし、クライアントもいません。自分の時間を奪いにくるバカな友人も断捨離したので、スマホもほぼ見ていません。
» 参考:スマホ通知を全オフにして生産性を高めた結果【暇で月300万稼ぐ】
朝起きて、軽く運動をして、ご飯を食べてブログを書く。
昼に子供と遊んで、Youtubeを見たりしながら過ごしたあとは、投資家として勉強を続けています。
通勤も打ち合わせもありません。人と合うこともありませんし、一緒に仕事をすることもないので他人の都合に時間が奪われることがありません。
「なんて、つまらない人生だ」
と言われそうですが、感情的にも日々穏やかで暮らしています。
まずは地位や名誉なんて求めずに、自分が本当に求める生き方を目指しませんか?
自分の生き方を誤魔化す手段としての地位や名誉なんて不毛です。
もっと論理的に生きましょう。
論理的に人生を判断する方法
まずは、論理的に生きている人を真似しましょう。
私は、とにかく「論理思考」で生きる人の本、動画、音声をひたすら浴びました。
例えば、ホリエモンやひろゆきさんや与沢さんですね。
特に与沢さんはTwitterの発言や動画の発言が本質的なので、尊敬しています。
でも、彼らは世間では「冷たそう」「人情味がない」という感じで嫌われていますよね。
多分、世の中は自分と同じレベルの人間を求めるのでしょう。彼らのような論理的思考で正論を言われると、自分の馬鹿さ加減を言い当てられているようで腹が立つのですかね?
人情でお金を稼げて自由な時間が手に入るなら良いですが、人情は主に他人のために自己犠牲をすることです。
自己犠牲は、自分の人生に余裕ができてからやりませんか?
人生は自分だけが豊かにならないといけない
それでは本記事をそろそろ終わりたいと思います。
最後に1つだけ、過去に尊敬する人に言われた言葉です!
人生は自分だけが豊かにならないといけない
この言葉を聞いた瞬間から、圧倒的な論理思考に切り替わりました。
なるほど!と。
自分だけが勝つ!
自分だけが圧倒的に豊かになる!
自分勝手に聞こえるかもしれませんが、まずは自分の人生が全てです!
自分が勝って、豊かになれば、今度は周囲を勝たせてあげるように助ければ良いだけです。
自分が社会の敗者なのに、どうやって他人を救えますか?
それこそ会社から与えられた地位や名誉で誰かを救えますか?
それって自分だけの自己満足になっていませんか?
大企業の役職を与えられている自分を過大評価してくれる周囲。
それで気持ち良く生きているなら、相当なバカですね。
ということで、そろそろ終わっておきましょう!
そういえば、8月の投資結果ですが+8桁でした。自己投資の勉強の効果が発揮されてきました。再現性あるので、これからも密かに稼ぎ続けます。
肩書きは「ニート」にしようと思います。
人気記事正しい努力の法則を教えます【誰でも簡単に成果を出せる魔法はない】
人気記事お金とやりがいのどちらで働くべきか?【結論は100%お金でOK】