もちろん、仕事にやりがいがなければ続けることはできませんし、お金を稼いでも心が病んでしまう気がします。
でも、綺麗事だけではなくて稼げないと生活ができないので、この辺りの好きな仕事とお金を稼ぐことのバランスが重要なのかなと思いますが、いかがでしょうか？
この疑問にお応えします。
- 好きな仕事かお金かで悩む人は、先にお金を取ろう
- お金のために働くことはスタートライン
こんにちはヒロキ（＠hiroking10ten ）です。
学生時代から、常に自分が好きなことをやってお金を稼いで生きてきました。
そこで先日に以下のツイートをしました。
■やりがいという価値観で誤魔化すな
特にスポーツ業界に多いけど
楽しく働いてるからお金いらないとか、やりがいがあるから低賃金でも頑張るみたいな思考の人がいるけど、最終的に自分にダメージが返ってくるので良くない。過去の自分がこれで、月100万稼げるのにわざわざ月20万の仕事してました汗
— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年2月1日
■やりがいという価値観で誤魔化すな
特にスポーツ業界に多いけど
楽しく働いてるからお金いらないとか、やりがいがあるから低賃金でも頑張るみたいな思考の人がいるけど、最終的に自分にダメージが返ってくるので良くない。過去の自分がこれで、月100万稼げるのにわざわざ月20万の仕事してました汗
上記のツイートを深く考えながらも、現代において「好きなことをやって稼ぐ方法」について解説していきたいと思います。
好きな仕事かお金かで悩む人は、先にお金を取るべき理由
好きな仕事をするべきか、お金のために働くべきか？みたいな考え方がありますが、その根本は「幸せに生きたいから」といった理由が必ずあるはずです。
好きな仕事を選ぶのも、お金のため、生活のために働くのも、どちらも「幸せに生きれる手段」として選ぶべきです。
けっして、どちらが正しくて、片方が悪いなんて話ではありません。
しかしながら、物理的な話としては、好きな仕事ができていても長時間労働で低賃金しか稼げないのであれば、将来は不安になり「幸せに生きる」ことから離れてしまいます。
そして長時間労働の先には、体を壊す事に繋がるので、１日でも早く改善すべきです。
好きなことをするためにも、まず先にお金を稼ぐ【割り切りも重要】
最初にやるべきことは、しっかりと働いて貯蓄が少しづつでも増えていく状態を目指すことです。
普通の安定した暮らしができない間は「やりがい」とか「好きだから」といった感情面だけで働くべきではありません。まずは普通の安定した生活を達成しましょう。
この辺りは誰でも実現できますよね。普通に会社に就職して、労働して給料を受け取ればOK！その収入以下に支出（生活費）を抑えれば結果的に貯金も増えていきます。
体壊すくらいのストレスや長時間労働の会社は辞めた方が良いです。せっかく稼いで貯めた給料も最終的に病気を治す治療費で消える結末ですよ。何のために働いてきたのか分かりませんよね。
以下に私の知人の悲しい結末だけ掲載しておきます。こうなったら何のために生きてるのかも見失います。
- 会社の上司にパワハラを受けてストレスMAX → ストレス発散のために毎日居酒屋 → 嫁と喧嘩が絶えない日々 → ついに嫁に手をあげてしまい離婚 → 結果的に離婚するために会社で働いていた状態に
- 長時間労働でうつ状態に → 会社をやめて長期療養に入る → 収入がなくなり貯金も底をつく → 生活保護を受けながらも未だ完治せず → 人生崩壊するために会社で働いていた状態に
生活の安定が手に入ってから、好きなことと向き合おう
生活に余裕が生まれた状態で、はじめて「自分がやりたいこと・好きなこと」に向き合いましょう。
もっと進めると「好きなことで稼ぐ」ことも目指して良いと思います。
ここで注意したいのが「好きなことで稼ぐ＝好きな仕事に就職する」みたいな先入観です。稼ぎ方は就職以外にもフリーランスといった選択肢もあります。
友人はサッカーが大好きなのですが、少年サッカーチームのコーチに就職するのではなく、仕事が休みの週末だけ子供たちを教える臨時コーチとして趣味の延長として稼いでいます。コーチとしての収入はそれほど多くありませんが、好きなことで稼ぐことは達成できています。
好きなことだけで稼いで生活する！という価値観はもう古い
今までの時代では、１つのことを専門的に取り組んで稼ぎ生活するといった働き方が主でしたが、今は「複業」といった考え方も広がってきました。
そして複数のスキルを持っていたり、ビジネス展開できる人に大きな価値が生まれるようにもなりました。
» 参考：生きづらい日本社会で若者が賢く生きる方法を解説【労働社会の攻略】
もちろん、好きなことだけで生計を立てることは素晴らしいと思います。
- サッカー少年チームのコーチとして生活費を稼ぐ
- 絵を描きたいので、画家だけで稼ぐ
- Youtubeが好きなのでユーチューバーを目指す
- お笑いが好きなので、吉本を目指す
これらの問題点は競合が多いことと、安定性がないということです。
もちろん目指しても良いと思いますが、現実は厳しいですよ。
ぶっちゃけ、吉本のお笑いタレントで売れてる人ですら複業として飲食店を経営していたり、ジャニーズのアイドルですら将来を見越して大学に通っている時代です。
単体ビジネスよりも、複数のビジネス展開をすることで、その人の価値が飛躍的に高まる時代の価値観も理解していおきましょう。
お金（生活）のために働くことはスタートライン！まずはそこに立とう！
「好きなことをして生きていく」
この言葉は確かにこれからの時代のキーワードです。
しかし、これを盲信して生きれるほど、人生は甘くありません。
私自身は大学生時代から、好きな音楽活動を仕事にして、好きなITの分野で起業して生きてきましたが、その全てが「楽しかったか？」と言われると、正直に苦難の連続でした。
好きなことで生きていくのは素晴らしいのですが「好きなことをする＝生活できる収入を得れる」ではない現実の壁に何度も挫折してきました。
複数の仕事を作って、安定を手に入れて楽しく生きよう
冒頭でも解説しましたが「好きな仕事をするべきか？お金のために働くべきか？」といった思考はすべて「幸せに生きたい」といった欲求から生まれています。
幸せに生きるための手段として「好きなことをするべきなのか？それともお金を稼ぐべきか？」といった天秤になってしまいます。
それなら合理的に考えてみませんか？
「好きなこと vs お金のため」みたいな振り切りではなく、両方を掴めば良いだけです。
- お金のため
→ 会社で働いて最低限の収入を確保 - 好きなこと
→ 仕事終わりの時間や休みの日で頑張る（できればこれでも稼ぎたい）
という感じで、両方の良いところを取って生きればOKです。
一番ダメなのは、好きなことをしているからボランティアで働くという思考
しかしながら、特にフリーランスの人にも多いのが、この好きだから無料で働きますといった思考です。
めちゃわかる…
フリーランス界隈にも多い傾向🤭 https://t.co/3ZhIrghe3r— みずか@雰囲気起業×新卒女子 (@mizuka_085) 2019年2月1日
当然ですが、１番の理想は「好きなことで稼いで生活する」ことです。
その過程として「今は稼げないけど、好きなことをやっているから問題ない」といった視点で行動してしまうと、確実に「好きなことで稼ぐ」といった目標にたどり着けなくなります。
繰り返しになりますが、好きなことをするべきか？それともお金のために働くべきか？みたいな両極端の思考は捨てましょう。
幸せに生きるためには、両方の良い部分を取って生きるべきです。
- 普通に安定した生活をするために働く
- お金（生活）のための仕事は最低限で頑張る（長時間労働などは問題外）
- 空いた時間で好きなことをやろう
- 好きなことで稼ぐ目標値も設定して頑張る
こんな感じでOKです。
安定した収入源がない状態や、貯金がないまま「好きなことで生きるためにも、安定収入など捨てるべき」みたいな意味不明の根性論は崩壊を招くだけです。
そもそも好きなことを続けることができても、それで稼げずに生活が不安定になれば、好きなことすら嫌いになってしまうのが人間です。
好きなことでも、満足した収入が得られないと嫌いになった事例
- 大好きな音楽活動を続けても、満足できる収入が得られずに音楽が嫌になる
- 大好きなスポーツチームの経営をしていても、ボランティア状態が続けば嫌になる
これは私の本音の体験談ですが、好きなことでも、そこから人生の安定が得られなければ人生に焦りが生まれてしまいます。
マイナースポーツを頑張ってる人たちは、ほぼこの状態だと思います。
焦って危機感の中で生きたい人は、そのままの状況で自分を偽りながら生きれば良いと思いますが、大半の人はもっと安定的に理想の人生を歩みたいはず！
大切なことは、日々のストレスを下げた状態で幸せに生きることです。
お金のために、生活のために働くことは全然悪くなくて、それで安定した生活と心が手に入るなら、そのまま空いた時間を使って「好きなことを仕事にするための活動」をはじめていきましょう！
そのための具体的な方法はいくらでもありますよ！
働くとは、利益を出すこと。
楽しむとは、好きなことをすること。楽しく働くとは、好きなことをして利益を出すこと。
だから、ほとんどの人は働いても楽しんでいない。ダラダラと長時間の作業を働くとは言わない。
働いた気分になって、自分に嘘を付いて生きるほど、人生は辛くなる。
— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年1月31日
最後に上記のツイートは、わりと自分の今の本音でして、生活のための会社の仕事はサクっと終わらせて、自分のやりたいことに少しでも時間が使える環境を手に入れていきましょう！
ということで、みんなで幸せに生きれれば最高ですね。
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