そんな甘いことは無理なのは分かってるけど、好きなことをして生きる方法ってあるのだろうか?
スポーツ選手やタレントさんなど、好きなことを仕事にしている人もいるけど、やっぱり一般人には無理なのかな。
この疑問にお応えします。
- 好きなことを探すより嫌いなことを知る
- 自分の嫌いなことを徹底的に排除する
- 好きなことを見つける方法はない
- 行動して挑戦すれば答えは見つかる
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
- 子供時代 → サッカー選手になりたくてサッカー漬け
- 学生時代 → ミュージシャンを目指して音楽漬け
- 社会人 → 好きな仕事を継続中
こんな感じで、わりかし常に「好きなことだけをやって」生きてきました。
そこで先日に以下のツイートをしました。
「好きなことを見つけて生きる」って素晴らしく思えるけど、好きなことなんて、そう簡単に見つかるわけがないし、無理に見つける必要もない。
一番生きやすいのは「嫌いなことを辞める」こと。
好きなことで生きるのは素敵だけど、嫌なことを辞めて、特に嫌いじゃないことで生きるのも素晴らしい。— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年2月19日
「好きなことを見つけて生きる」って素晴らしく思えるけど、好きなことなんて、そう簡単に見つかるわけがないし、無理に見つける必要もない。
一番生きやすいのは「嫌いなことを辞める」こと。
好きなことで生きるのは素敵だけど、嫌なことを辞めて、特に嫌いじゃないことで生きるのも素晴らしい。
冒頭で、現在も好きな仕事(Webマーケティングやプログラミング事業)をしていると書きましたが、実際は最初からWebマーケティングやプログラミングが好きでやっていたわけではありません。
本音で言うと、好きというよりも「別に嫌いじゃなかった!」という感じでして、続けている間に「何となく好きになってきた」というニュアンスです。
しかしながら、大半の人は「好きなことを見つける」ことが幸せという先入観を強く持ってしまった結果、好きなことを探すことに疲れているようにも思えます。
そこで本記事では、好きなことで生きるのではなく「嫌いじゃないことを続けて生きる」といった視点で書いていこうと思います。
ぶっちゃけ好きなことを探すのは時間も精神も大きく消耗させてしまうので、それよりも「目の前にある嫌いなことを辞めて、嫌いじゃないことを続けてみる」という柔軟な生き方のヒントを掴んでもらえればと思います。
3分ほどで圧倒的に人生を生きやすくする方法が理解できますので、最後までご覧ください。
好きなことを探すよりも、嫌いなことをハッキリさせよう
現在は企業のWebマーケティングやプログラミングといった仕事をしている私ですが、その仕事が「本当にやりたかった、好きな仕事なのか?」と聞かれると、思わず言葉に詰まってしまいます。
事実、ほとんどの人の人生において「好きなこと」を理解している人がどれだけいるのでしょうか?
もちろん、私の人生においてサッカーが好きで、音楽が好きで、ギターを弾くことも好きで、読書も好き。
では「どれが人生を捧げるほどの好きなのか?」と聞かれと、どれも微妙になる。
しかしながら、この現実に落ち込む必要など全くなくて、これが大半の人の普通の人生。好きなことをして生きている人だって最初はこのレベル感だったはずです。
なぜ好きなことを見つける必要があるのか?
それでは、なぜ大半の人が人生において「自分が好きなこと」を見つけようとするのでしょうか?
それは単純明快。
幸せに生きたいから!
では、逆説的に考えてみて、人生を幸せに生きるためには「好きなこと」が必須なのか?と言われると、そうではないと思うわけです。
どちらかと言えば、幸せに生きるには「好きなことを見つける」よりも「嫌いなことを避ける」方が大切なのでは?と私は思っています。
嫌いなことを我慢することに慣れた現代人
大半の人は「あなたの好きなことは何ですか?」と聞かれると、考え込んでしまうかもしれませんが、逆に「あなたの嫌いなことはなんですか?」と聞かれると、どんどん出てくるはずです。
人生において「幸せに生きる」ために必要なことは「好きなことをプラス」するのではなく、実は「嫌いなことを人生からマイナス」することであり、そちらの方が圧倒的に難易度も低く、人生を豊かにすることができてしまうわけです。
しかしながら、嫌いなことは我慢することに慣れてしまった現代社会では「嫌いなことを辞める」という選択肢すら、いつの間にかワガママという言葉で済まされるようになったのかもしれません。
自分の嫌いなことを徹底的に排除することが、はじめの一歩
自分が何が好きで、何が嫌いなのか?
こればかりは頭の中だけで考えても答えは見つかりません。
私自身の体験談を少しだけ話すと
- 3歳からピアノを習う → 音楽が大嫌いになる → 音楽は苦手という意識が植え付く → 中学でギターを始める → 音楽にのめり込む → 嫌いと思っていた音楽が好きになる
- 小学2年で友人と野球に明け暮れる → たまたまサッカーを習いに行ったきっかけでサッカーが好きになる → サッカー選手を目指してサッカーの打ち込む
- 人との関わりが苦手な性格 → 販売職など無理と思い込む → アルバイトで接客の仕事をする → やっぱり苦手意識を感じる
ギターという楽器がキッカケで「音楽は苦手 → 音楽は得意」に切り替わり、野球が好きからサッカーが好きに変わり、販売職・営業職が苦手から、やっぱり苦手と分かった。
何が言いたいのか?というと「人は実際に体験してみないと本当の気持ちなんて分からない」ということです。
絶対に嫌なことを避けて生きる方法
高校時代の3年間は電車通学でしたが、この通学の満員電車が大嫌いでした。
朝から覇気のないサラリーマンたち。イライラした表情で会社に向かう人たちを見ているだけで「大人になるのはマジ勘弁」と思っていました。
そのトラウマから、電車に乗って会社へ通勤する人生は嫌だ!
夏場に汗をかきながらもスーツを着て働くのは嫌だ!
そんな「嫌なこと」を避けるように、自分で起業して、どこでも働けるビジネスとしてITビジネスを選びました。
好きなことだから続けれたのではない
こうして起業から14年が経ちましたが、今でもITビジネスで稼いでいます。
ここまで長く同じ仕事をできていると「IT系が好きなんだね」と言われますが、本音は「好き」なのではなく「嫌いじゃない」という感じです。
嫌いじゃないから、Webマーケティングもプログラミングも続けることができました。
多分、営業職だとすぐに嫌気が出て、ストレス満開で幸せな人生とは遠く離れた「朝からイライライしている人間」になっていたはずです。
そして「嫌いじゃない仕事」だからこそ続けることができたので、結果的にスキルも知識も経験も増えて、自分の中でできることが広がっていきました。
すると不思議なことに「嫌いじゃない」ものが「好きかもしれないもの」に変化していったのです。
そして継続できた大きなモチベーションは「嫌いなこと」を絶対にしたくないという思いの存在です。
本音を言うと、プログラミングって最初の基礎学習は面白いのですが、それ以降ってクソつまらない時期があります。微妙なスキルで同じ仕事を延々こなすだけで楽しくありません。
でも、その時に「真夏にスーツを着て、汗だくで営業をするか?」と想像すると、プログラミングの仕事が苦痛の時期でも余裕で乗り越えることができてしまったのです。
好きなことを見つける方法はない!何でも行動して挑戦すれば答えは見つかります
好きなことを見つける方法なんて存在しません。
とにかく先入観を最大限に排除して、行動するだけです。
行動力がある!行動量が多い!その初動こそが重要です。
目の前に興味が少しでも出たものは、とりあえず試していく。
これこそが「自分が好きなこと」を見つける1番の近道です。
例えば、アフィリエイトやブログで結果を出している人は、最初からブログやアフィリエイトだけに取り組んでいるのではなく、色々なことにチャレンジしては失敗したり、諦めたり、辞めたりを延々と繰り返しています。
「アフィリエイトが好きなことだから成果を出せた」なんて、適当な後付けです。
成功者の中には朝令暮改として「言うことがコロコロ変わる」人が多くいます。こういった一貫性がないような人、始めたことでもすぐに辞めて違うことをする人(三日坊主みたいな)はダメな人だ!という先入観がありますが、自分は違った見方をしています。
- 言ったことをすぐに変える → 最適な回答があれば即決断できる
- 三日坊主 → 行動量が多く、最適な道を見つける可能性が高い
といった感じです。
※無理やり感があるかもですが、自己認識はこれくらいプラス思考の方が幸せに生きれると思っています。
そもそも、これだけ情報スピードだったり、世の中の価値観が動き回る時代です。
正解なんて常に変化していくので、たった1つの正解を求めて生きると迷って当然です。
それなら迷って動けなくなる前に、先に行動してから「迷いを少なくするために、嫌なことから避ける」生き方を目指す方が、圧倒的に生きやすいのではないでしょうか?
嫌なことを続けられるほど、人生は長くはない
ということで、最後にまとめたいと思います。
日本人は変に真面目で、責任感があると思われるわりには、他人の揚げ足を取ったり、出る杭を打って叩くのが好きな嫉妬民族の一面も持ち合わせているようです。
もちろん、私自身の中にも少なからずある感情だと自負しています。
嫌なことでも3年は頑張るべきだ!
嫌なことを、簡単に投げ出す奴は成功できない!
そんな考え方も大切なのかもしれませんが、嫌なことを我慢して続けて消耗するだけの人生を送った先に何を手にしたのでしょうか?
現代を見渡す限りは、ストレスと怒りと嫉妬が多くの人の人生を埋め尽くしたのではないでしょうか!
だからこそ、私自身は嫌なことを徹底的に避けて、好きなことよりも「嫌いじゃないこと」で生きる人生を目指しました。
そして、好きなことを求めるよりも、嫌なことを避けるだけで「人生は大きく幸せを感じる」ことができます。
さらに、現代は圧倒的に自由で「自分が求める生き方」を追求しやすい社会だと思います。
人と会うのが嫌いな人は、自宅でパソコン1台で稼ぐことだってできるし、営業が好きな人はSNSも駆使して人とたくさん会える時代です。
ということで、好きなことを必死に探す前に、まずは「嫌なことを辞める」決断から始めていきましょう。
ビジネスで成果を出す為に他人の気持ちを理解するがあるけど、その前に自分の気持ちを知らない人が多い。
自分はどうしたいのか?どう生きたいのか?
これが分からないと、どんな仕事をすべきか?誰と付き合うべきか?どこに時間とお金を使うべきかの判断ができない。
他人よりまずは自分を知ろう。
— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年2月18日
最後に、私のようにプログラミングやブログを書いて「1人でも稼ぎたい」と思った方は、学習手順の記事を貼っておきますので、このままの勢いで次の行動をしていきましょう。
それでは「好きなことを探す人生」より「嫌いなことを辞める」人生の方が幸せになりやすい!という話は以上です!
p.s.
最近読んだ本で良かったので紹介しておきます。好きなことで生きたい人は、未来の流れを知ることで大きなヒントを得るきっかけになりますよ。
人気記事人生相談は確実に無意味【他人に決断を依存すると成果が出ない理由】
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