そこでプログラミングスキルを効率的に身につけたいのですが、何から手をつければ良いのかわかりません。具体的に独学でも勉強できるのか?どこかのプログラミングスクールに通った方が良いのか?スキルを身につける手順を教えてください。
この疑問にお答えします。
本記事の目標
完全初心者が3ヶ月でプログラミングスキルを学習して身につける
- プログラミングで稼ぐ(目標は月10万円)
- パソコンを用意しよう
- プログラミングの基礎知識
- 知識を学習してサイトを作る
- 就職、転職方法とフリーランスはどちらが良いのか
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
本記事では「これからネットビジネスをするにあたってプログラミングを学習したいけど、何から始めたら良いのか分からない」というプログラミング初心者の方に解説しています。
この記事を読むだけでも
- プログラミングの効率的な学習方法がわかる
- 目標金額の月10万円を稼ぐ
- プログラミングスキル習得への具体的な手順
- プログラミングスキルでキャリア選択
まで明確にイメージできるようになりますので、最後まで楽しみにご覧ください。
【目標設定】プログラミングで月10万円を稼ぐ
まずは何事も行動するモチベーションのためにも目標を設定しましょう。
やはりプログラミングに取り組む目標とは「お金を稼ぐ」ことですよね。
目標金額は月10万円
まずは私の実体験として、プログラミングのスキルを使えば月10万円を稼ぐことは「簡単」です。
なぜ「簡単に稼げるのか?」を具体例で解説します。
例えば上記はランサーズの案件ですが、1ページのWebサイト作成で予算は2万円から5万円です。クライアントの参考ページはこちらですが、私のスキルであれば、2時間で構築完了です。
2時間の作業で5万円だと副業としても十分にやっていけますよね。
その他にも企業サイトの制作だと20万円以上もあるので、どれか1つでも受注すれば簡単に月10万円達成です。
» ランサーズ|ウェブサイト制作・デザインの仕事・依頼 一覧ページへ
企業の案件になると、一度しっかりと仕事をすれば次回からも直接オファーをいただける可能性もあるので、継続収入になります。
※クラウドソーシングで継続的に仕事を請ける方法はWebライターを副業にして稼ぐ手順【完全初心者向けに解説】をご覧ください。
こんな感じで、スキルさえ身につければ、いくらでも仕事があるのでお金に困ることはありません。正直に簡単に稼げてしまいます(あまり簡単って言葉は言いたくありませんが)。
昔、一緒にアプリを作っていたエンジニアは会社の給料80万円にプラスで副業で150万円を毎月稼いでいましたが、こういった人はエンジニア系ではわりと普通にいます。
営業系のサラリーマンや事務系の人には衝撃だと思いますが、これがプログラミングやWeb業界の常識なので「成長している業界で働く」価値は高いと実感しています。
プログラミングを勉強したいけど何を勉強したら良いのかわからない...
独学で勉強しているけど、よくわからない...
そんな方も多いと思いますが、朗報です!
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【必要なもの】パソコン1台とネット環境だけ
まずはパソコン1台とインターネット環境として、ポケットwi-fiでもあればOKです。
また初心者のよくある質問で「パソコンは何を買えば良いですか?」と聞かれるのですが、やはりおすすめはMacbook pro13インチの一択です。
なぜMacbookProの13インチなのか?
よく「Windowsではダメですか?」と聞かれますが、問題ありません。
しかし、プログラミングをする人は大抵がMacユーザーです。それだけプログラミングに適しているということだと思います。
- Mac:デザインやプログラミング等のクリエイター向け
- Windows:エクセル等の事務作業向け
みたいな先入観もありつつ、やはりプログラマーは断トツでMacユーザーばかりです。
また、なぜ普通のMacbookやMacbook AirではなくMacbook proの13インチがおすすめなのかというと、
- Macbook Proはプログラミングに適したスペック的になっている
- 13インチの画面サイズが見やすくて持ち運びもジャストサイズ
- Macはプログラミング系のアプリが多い
- Macは直感的に操作可能で生産性が向上
- 一度Macを使うと、まじでWindowsは使えなくなる
という感じです。基本的にウイルスもほとんど問題ありませんし、1台買えば3年くらいは安定的に使えるので、元は十分に回収できます。
しかし、15万円くらいと決して安い買い物ではないので、Appleの金利0円の分割で買うか、ちゃんとお金を貯めてから買いましょう。
【基礎知識】プログラミングとは何をすることなのか?
プログラミングというのは「パソコンの動作の指示をする」ことです。
人間の意思をどうやって、パソコンに伝えるのか?
その言葉がプログラミングであり、プラグラミング言語とは、方言のようなものです。
例えば、相手に何かを伝えるときに、日本語で説明した方が良い場合や、あえて英語の単語を使った方がわかりやすい場合などありますよね。
プログラミング言語もこれと同じで、仕様によって適した言語があるイメージです。
プログラミングで稼ぐためにおすすめの言語とは?
結論は「Web系の言語」になります。なぜなら、これらの言語でプログラムをする案件の需要が多いからです。稼ぐためにはWeb系の言語を習得しましょう。
Web系の言語とは
HTML/CSS/PHP/JavaScript/Rubyといった言語です。
この辺りの理解はAI、ロボット化の時代の中でWeb業界の未来は確実に明るい話【Webスキル身に付けたもん勝ち】で詳しく解説しています。
アプリ開発のプログラミングは稼げますか?
スマホが主流の時代なので、当然ですがアプリ開発の需要はめちゃくちゃ沢山あります。しかも供給できる優秀なエンジニアが不足しているので、結構狙い目ではあると思います。
しかし基本はWeb系になるので、まずはWeb系のスキルを身につけてからアプリ系に取り組みましょう。
【実践編】知識を学習してサイトを作る
プログラミングの学習方法は
- 基礎知識を先に学ぶ
- サイトを実際に作り理解を深める
になります。
とりあえず、学習して学んだ知識を、実際に作業してプログラムを組み立ててみる。これをひたすら繰り返します。
学習する → プログラミングをする → バグなど発見する → 学習する → プログラミングする
大切なことなので繰り返しますが、こうやってスキルを上達させていきます。
本を使ってプログラミングの学習をする人
基本的にはどの参考書から読み始めてもOKです。
効率的な学習方法としては、
- 全体を流し読みする
- コードを書いて(プログラミング)理解を深める
- 参考書の課題に取り組みながら答え合わせをする
という感じで学習しましょう。1回だけでは絶対に理解できないので、焦らずに2回3回と作業をしながら答え合わせをする感覚が大切です。
動画サイトでプログラミングの学習をする人
動画サイトで学習する場合は「ドットインストール」で学習しましょう。
- 動画を見ながら、同時にコードを書く
- コードが正しく動くか、バグが起きていないか確認
- バグがある場合は、間違った部分を探して改善
という感じで学習しましょう。
プログラミングスクールで学習する人
最近はプログラミングスクールに通って学習する人も増えています。
サラリーマンでも仕事終わりに教室に通ったり、オンライン通信で勉強したりできます。
独学での学習は
- 独学なので効率良く学べているのか分からない
- 間違っていても答え探しに時間がかかる
- 正しい理解ができているのか不安
- 結果的に時間がかかりすぎる
といった問題がどうしてもあるので、プログラミングスクールに通うのもありだと思います。
なお、おすすめできるスクールは【無料あり】ネットで稼ぐためのプログラミングスクール3社に詳しくまとめています。
最近は無料体験などもあるので、独学で学びつつも最初の方で上手に利用しましょう。
どの言語をどの順番で学べば効率的か?
特にこれといった順番はありませんが理解度を高めやすい順番としては
HTML→CSS→WordPress→PHP
かなと思います。
サイトに動きをつけるjQueryやJavaScriptも軽く学習して理解しておけば尚良しです!
具体的な学習手順に関しては【無料でスキルを習得】Web制作スキルを独学で勉強する方法まとめ【完全初心者向け】をご覧ください。
【稼ごう】就職や転職の方法とフリーランスはどちらが良いのか?
プログラミングを学習してスキルを身につけたら、さっそく実践です。
とにかく「完璧にスキルを身につけてから」ではなく「学習途中でもとにかく実践でスキルを磨く」という意識が大切です。
実践で戦えるスキルのレベルの目安としては
- HTML/CSSが理解できて使える
- jQueryのライブラリが使える
- WordPressテーマをカスタマイズできる
になります。これらの学習手順は【無料でスキルを習得】Web制作スキルを独学で勉強する方法まとめ【完全初心者向け】を参考ください。
就職、転職かフリーランスで独立か?
「フリーランスで働く方が良いのか?」
「スキルを活かして就職や転職が良いのか?」
これは生き方、働き方によると思います。
とにかく時間や場所に縛られずに自由に生きたい人はフリーランスを目指した方が良いし、企業の大きなプロジェクトで仲間と一緒に働きたい人は企業に属する方が楽しいと思います。
しかしフリーランスであっても優秀なプログラマーは大企業のプロジェクトに声がかかります(自分は上場企業の大プロジェクトのWebマーケティングやっています)。
最後に就職する際の目指す方向性と、フリーランスの生き残り方をまとめます。
就職・転職 | 未経験OKの会社にエントリーをして、面接時にプログラミングの実績(今まで作ったもの)を見せながら、スキルを磨いていることを伝えましょう。 また、今後の目標としてアプリ開発などのプログラミングスキルの習得も目指しているなど成長意欲を見せれば、ほぼ採用されます。 |
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フリーランス | クラウドソーシングだけで食っていくのはしんどいので、企業のプロジェクトに声がかかるように営業しましょう。 とくにTwitterやブログで自分の得意分野を発信することで逆オファーは結構あります。 フリーランスなので自分の価値を自分で伝えられるスキルも必要です。 |
人気記事【無料あり】ネットで稼ぐためのプログラミングスクール3社
人気記事【成功する転職】IT業界に転職したい人におすすめの転職エージェント【行動してから考える】
【計画編】初心者がプログラミング副業で稼ぐまでのステップ
初心者がプログラミングの副業で稼ぐまでには、業務をこなしながらスキルアップを継続することがポイントです。その大まかな流れは以下になります。
- プログラミング言語の学習
- サイトの写経や模写
- ポートフォリオの制作
- 就職もしくはクラウドソーシングで業務
当然ながらまずはプログラミング言語の学習からスタートします。学習に関しては、後述する「【実践編】知識を学習してサイトを作る」を参考にしてください。
学習して基本的な知識やスキルが身に付いたら、サイトの写経や模写に取り組みます。サイトの写経とは、サイトのソースコードをみながらコーディングしていくことです。写経はコードを書くイメージやサイト完成までの流れをつかむために効果があります。
また、サイトの模写はソースコードをみないでコーディングすることです。サイトの見た目を頼りにコードを書くため、非常に実践に近い学習となります。
とはいえ、最初からサイト全体の模写を行うのは難しさがあります。まずは、「ヘッダーだけ」「ボタンだけ」「フッターだけ」のように部分的な模写から始めてみてください。
いくつかのサイト模写が完成したら、ポートフォリオの制作に着手します。ポートフォリオは就職やクラウドソーシングで案件を獲得するために重要な役割を担います。学習したことを存分に活かしてポートフォリオ制作に取り組んでみましょう。
なお、就職やクラウドソーシングでの業務に関しても後述を参考にしてみてください。
クラウドソーシングで稼ぐためのポイント
クラウドソーシングで稼ぐためには3つのポイントがあります。
1.プロフィールを丁寧に書く
クラウドソーシングを利用するときはプロフィールが重要になります。プロフィールページはクライアントがワーカーを選ぶときの参考資料になります。クラウドソーシングサービスでは、マイページにさまざまな情報を掲載できます。
これまでの経験や自身のバックボーン、得意分野を存分に記載してアピールしてください。使用できる言語やポートフォリオの掲載も忘れないようにしましょう。
2.実績を積む
クラウドソーシングをはじめたばかりの頃は、なかなか案件を受注できないものです。クラウドソーシングで稼ぐときの最初の壁がここになります。受注実績を積むスタート時は、報酬にこだわりすぎるとうまく受注できない可能性が高いです。
ある程度、採算を度外視して仕事を受けてみるのもひとつの方法です。特に経験値を問わない案件であれば採用されやすくなります。そのような案件をこなして実績を積んでいくと、高単価の案件も応募しやすいです。
3.納期やルールの厳守
実績を積んでいくなかで、納期やクライアントとのルールは厳守する必要があります。納期遅れやルール違反があればマイナス評価になり、マイページ(プロフィール)にも残ってしまいます。
悪い評価が重なると、案件の受注にも影響がでてしまいます。当たり前のことですが、高評価を得るには納期やマニュアル、ルールを厳守することが大事です。
また、クライアントとのやり取りでは迅速に対応することも大切になります。業務連絡などのメッセージが届いたらできるだけ早く返信してください。できれば24時間以内にはしっかりと返信しましょう。
以上がクラウドソーシングで稼ぐときのポイントです。ぜひ、実行してみてください。
【実践編】知識を学習してサイトを作る
【疑問】初心者でも学習すれば副業で通用するの?
結論からいうと、初心者でもしっかりと学習を積み重ねれば、副業で通用します。
しかしながら、プログラミング未経験者は実績がないため、独学からプログラミングの副業で通用するレベルになるのは簡単ではありません。実際のところ、未経験者ならば、一旦プログラミング関連の職種に就職や転職したほうが副業で稼ぎやすいでしょう。
ただし、前述したようにクラウドソーシングで実績を積み上げ、同時にポートフォリオの作成を行って適切に実績をアピールできれば、プログラミングの副業で継続的に稼ぐことは可能です。
【稼ぐ】就職や転職とフリーランス、どちらが良いのか?
プログラミングのスキルを身に付けると、就職や転職して企業で働く方法とフリーランスとして働く方法があります。
IT技術の発展とともに、エンジニアやプログラマーは重宝される人材となり、就職口も多くなってきました。特に今後はIT人材の不足も予測されており、企業は人材確保が課題となっています。そのため、大学や専門学校でプログラミングを学んでいない人でも、スキルや実績が認められると就職や転職がしやすくなっています。
また、企業に就職や転職してもプログラマーやエンジニアはパソコンさえあれば、どこでも仕事ができます。働き方や働く環境に柔軟な対応をする企業も増えており、リモートワークやフレキシブルタイムなど、自分にあった働き方も可能です。
一方、フリーランスエンジニアとして働く方法にもメリットがあります。フリーランスとなれば仕事を選ぶことができ、スキルによっては高収入を得ることも可能です。企業で働くより自由な働き方も実現できます。人間関係の悩みが減る、経費の自由度が上がるなどのメリットがあります。
しかし、福利厚生がないことや税金・保険料関係を自分で払うことなどデメリットもあります。仕事を獲得するための営業も自分でこなす必要があり、作業時間など自己管理がしっかりできないと思うように稼げません。
よって、前述したようにまずは企業に就職や転職をして、安定した収入を得ながら実績を積んでいくことをおすすめします。フリーランスとしてやっていける実績やスキルを身に付けてからフリーランスになっても遅くはありません。
また、プログラミングの学習をする際にスクールを利用すれば、就職・転職支援を受けることが可能です。プログラミングの学習、ポートフォリオの作成、さらに就職や転職に向けた面接対策や書類作成など、幅広くサポートしてくれるスクールも多いです。
就職や転職を見据えてプログラミングを勉強したいときは、サポート体制の整っているスクールを選んでみてください。