AIやロボット化によってWeb業界の仕事はなくなるのでしょうか?
実際に今からアフィリエイトに取り組むのは遅いのかな?
実際の話を経験者から聞きたいです。
この疑問にお答えします。
- AI、ロボット化で淘汰される人とは
- AI、ロボット化で淘汰されない人とは
- ポジショントーク込みでもWeb業界の未来は明るい
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
本記事を書いている私は、Web業界で10年以上仕事をしています。
キャリアはこんな感じ
- ITスキルは初心者レベルのまま起業
- Webエンジニア、デザイナーを雇用して会社を拡大
- 起業10年目にスマホアプリ制作会社を立ち上げ
- 2年で事業売却
- 現在はWebマーケティング、プログラミング、投資を軸に生活
というザックリな感じで常にWeb業界にいるので、そんなWeb界の中心から将来性を解説していきます。
AI、ロボット化の時代で淘汰される人
Web業界では特にスピード感が重要視されます。
昔からサービスをリリースするときは「20%の完成度で良いからリリースしよう」というスピード重視で仕事をしてきました。
特にBtoC向けのサービスの場合は、これが顕著で、サービスをリリースする流れは次のような感じです。
- 完成度が低くて、バグがあってもまずはリリースする
- ユーザーの反応や意見を分析する
- 実際の解析データから仮説検証を繰り返し改善する
- さらにユーザーの反応や意見を分析する
- さらに解説検証をして改善する
こんな感じで、ひたすらリリースしてから不具合や改善箇所をアップデートします。
アプリなども、頻繁にアップデートがありますよね。まさにあれが、このスピード感でWeb業界が動いている証拠です。
公務員や堅実な業界で長く働く人にとっては衝撃的なお話かもしれませんが、Web業界ではこちらの方が常識です。
ということは、逆に「正解を見つけ出して、それに沿って仕事をする人」というのは、AIやロボット化によって真っ先に不要になる可能性が高くなるということです。
なぜなら「正解のある仕事=自動化しやすい」からです。
正しい設計図があり、それを正確にプログラミングするだけの人は、人間の作業によるヒューマンエラーを避けるためにも、AIやロボットが変わりにする方がベターです。
誰にでもできる動作を求められる仕事は相対的に不要になります。
例えば、スーパーのレジ打ちなどは、パートのおばちゃんが打つとお釣りの間違いなどの人的ミスが発生するので、ロボット化させてヒューマンエラーを無くして、人件費もカットしようという流れです。
AI、ロボット化の時代で淘汰されないWeb業界の人
答えは「正解のない仕事ができる人」になります。
マーケティングやデザイン系の仕事ができる人は、これからの時代は特に輝ける人材になります。
デザインやマーケティングとは人の感情を動かす仕事です。
私が脳科学マーケティングを研究している理由も何となく理解できると思います。
決まったこと、言われたこと、誰でもできることしかできない人材は、残念ながらAIやロボットがその仕事を代行する時代が来ます。
Web業界に向いている人【学習すれば誰でも可能】
- とにかく思いついたアイデアを実行してみる
- サービスをリリースしてユーザーの声を聞く
- 実際のデータから仮説検証して改善
こういったWeb業界で求められる「正解のない仕事」は、頭が柔軟でないと難しいです。
基本的に真面目(=頭が硬い)な人は「不完全でバグありな状態でリリースをする」ことに対して抵抗感を感じると思います。
「100%の完成度でお客様に出さないと失礼だ」みたいな感覚の人はWeb業界には向いていません。
Web時代は頭の柔らかい人だけがお金を稼げる
組織の中で働くことに慣れると、特に日本人は真面目な性格なので「不完全で商品やサービスを提供する」ということを受け入れられません。
ここまで読んで「自分には向いていないかも」と思うかもしれませんが、その不安は捨て去りましょう。
なぜなら、これまでの時代は「正確で丁寧な仕事」が評価されましたが、AIやロボットより「正確で丁寧な仕事」を永続的に続けられる人間は1人もいません。
これからの時代は「柔軟さこそが価値」になります。
その結果「人の感情を動かす」ことができる仕事に多くの価値が集まります。
つまり、柔軟に対応して問題を解決したり、アイデアを形にできる仕事ができる人の将来はめちゃくちゃ明るいということです。
銀行員はすでに勝ち組ではない時代
みずほ銀行など大手銀行がどんどんリストラをはじめていますよね。
大幅な従業員の削減を打ち出したことについて、「私達が今やろうとしているのはリストラというより、来るべき時代に金融機関として、どういうサービスを提供する会社になるかということ」と時代に合わせて組織を編成するだけとコメント。
参考:みずほ銀行が1万9000人リストラ目標を掲げ「安定した仕事はもうない」とネット動揺
特に金融の世界は人の感情によるヒューマンエラーを回避するためにも、AIやロボット化が推進されている業界です。
銀行業務の大半はロボットで十分です。現時点で50代以上の役員連中はAI化の前に定年退職で逃げ切れるとして、新卒で銀行員になった人は悲惨です。
こういった金融の未来に関する情報感度はWeb業界にいると常識になります。金融+IT=フィンテックに関するトレンドは以下の本を読んで必ず知っておきましょう。
衰退業界は損切りすべき
まずは、衰退業界で働くことのリスクを理解しましょう。
特に若者がスーパーのレジ打ちのアルバイトをしているのとか、マジで時間が勿体無いなと思います。
AIやロボットに取って変わる可能性がある仕事に安い給料で働いていると、時代が完全に変化した瞬間に即終了です。
結論としては今後衰退していくであろう業界の中で安月給で働いている人は早急に働き方を変えましょう。
ポジショントークも入ってるけど、それ以上にWeb業界の未来は明るい。
Web業界がこれからの時代に有利なポインをまとめると
- 新しい情報が入りやすい
- 働き方が柔軟になる
- スキルさえあれば、いくらでも稼げる
- 人の感情を動かす仕事は無くならない
という感じです。
デメリットとしては「誰でも簡単に参入できる=簡単に稼げるではない」ということです。
裏を返せば、誰にでもチャンスがあるということなので、特に10代や20代の若者にはチャンスしかないと思います。
Web業界はスキルさえあれば、簡単に独立できてしまいます。
25歳のフリーランスの男の子は、Webの学習をはじめて3ヶ月でスキルを習得して、今では月収100万超えで稼いでいます。クライアント先の会社からも「うちで働かない?」といったオファーを毎回受けるそうです。
こうした実例から分かるのは、Web業界には将来性があると同時に、慢性的に優秀な人材が不足しているということです。チャンスしかないですよね。
Web業界は飛び込んだもん勝ちです
ということで多少ポジショントークも強めですが、それ以上に10年以上もこの業界で生きているのでリアルな実態は見えてきます。
Web業界は、当然ですがインターネット社会の発展と共にこれからも継続的に成長する業界であることは間違いありません。
常に情報や価値がアップデートされて、毎年のように新しいチャンスが生まれる業界は珍しく、故にかなり稼げます。
とりあえず、こちらの世界でお待ちしておりますので気になる方はサクッと行動しちゃいましょう。
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