こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
今日は「笑顔が売り上げにどれくらい影響を与えるのか?」といった科学的な視点を解説していこうと思います。
本記事の要点
- 笑顔が無意識に与える効果が凄い
- 笑顔は売り上げに貢献する
- スマイル恐るべし
この記事の目次
笑顔が売り上げに貢献するのは当たり前
特に研究するまでもありませんが、小売店において「笑顔の店員としかめっ面の店員」では、もちろん売り上げに差が出るのは当然です。
カリフォルニア大学のピオトル・ウィンキールマン氏とミシガン大学のケント・C・ベリッジ氏はサブリミナル画像で笑顔の効用を研究しました。
被験者たちは、人の顔の写真を時間にして0.5秒以下の一瞬で見せられました。人の顔を識別したり、性別を見分けるのに十分な時間です。
しかし被験者によっては、笑顔の写真であったり、怒った顔であったり、2種類の顔が散りばめられていました。被験者たちはその写真によってすでに自分の気分が変えられていることも認識していません。
まさにサブリミナル効果の発動です。
実験後に飲み物を渡されると、笑顔を見せられた被験者は、怒った顔を見せられた被験者よりも多くの量を飲みました。
笑顔が売り上げをあげる
人は、他人の笑顔や怒った顔によって、自分がどんな気分に変わったのかを深く認識しません。しかし、その結果は笑顔を見た人はよりお金を支払うようになり、よりアクティブに動くようになったのです。
つまるところ、従業員が笑顔で対応するだけで、顧客はより多くの消費をするということが研究から実証されているのです。
まさに、スマイルは0円であっても、笑顔によってその他の消費を余分にさせられているとは、誰も気づいていないということです。