できれば、綺麗に正統的に稼ぎたいのですが、何をすれば良いのでしょうか?
悪いことをしてまでお金を稼ぎたくないし、できれば自分だけじゃなくて皆んなで一緒に稼ぎたいです。
この疑問について解説します。
- お金稼ぎは悪という考え方だと本当に稼げない話
- お金稼ぎは悪という考えは、現実のリスクから逃げているだけ
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
2005年に起業して以来、主に上場企業を相手にWebマーケやSEOコンサルで綺麗に稼いでいます。
14年間諦めずに努力して年収3000万達成【挫折の乗り越え方】でも解説している通り、紆余曲折ありましたが、今では安定的に稼げるようになったので、少しづつ投資家にシフトチェンジしています。
そこで以下のツイートをしました。
生活が苦しいと言ってる人ほど、なぜか「お金を稼ぐこと」に嫌悪感を持ってる。
お金稼ぎは悪、という考え方に縛られてる限りは余裕のある生活は難しい。
過去の自分は、この思考になぜか支配されていて、ひと月かかる仕事を15万くらいで良い顔して請け負って、その結果として生活は疲弊してました。
— ヒロキ@株投資を極める連続起業家 (@hiroking10ten) June 5, 2019
生活が苦しいと言ってる人ほど、なぜか「お金を稼ぐこと」に嫌悪感を持ってる。
お金稼ぎは悪、という考え方に縛られてる限りは余裕のある生活は難しい。
過去の自分は、この思考になぜか支配されていて、ひと月かかる仕事を15万くらいで良い顔して請け負って、その結果として生活は疲弊してました。
昔の私は「お金をたくさん稼ぐのは悪いこと」という思考で、その時はどれだけ仕事を頑張っても稼ぐことができずに、日々消耗し続けていました。
現実的に「お金を稼ぐこと」は簡単ではありません。
しかし、その難しさはビジネスの構造面やスキル以上に、凝り固まった先入観による精神面が大きく影響していることが分かりました。
そこで「自分だけ稼いで良い思いをするのはダメ。綺麗にみんなで稼ぎたい!」という理想形満開だった思考から「とにかく稼ぎまくる!自分だけ圧倒的に稼いで周囲と差を付ける」という実利主義に思考を切り替えたことで、実際に大きく稼げるようになりました。
そこで本記事では「お金稼ぎは悪」と考えていた過去の自分に向けて、この先入観を壊す方法を実際の経験とセットで解説していきたいと思います。
お金稼ぎは悪という考え方だと本当に稼げない話
24歳で起業した当初の自分は「お金稼ぎは悪だから、みんなで一緒に綺麗に稼ごう」といった甘さ120%の理想論を追いかけるだけの起業家でした。
生活するために最低限のお金は必要ですが、当時は実家暮らしだったし「別に失敗しても何とかなるだろう」みたいな無責任な感覚で仕事をしていました・・・。
多分ですが「お金を稼ぐ」という現実を直視せずに、それよりも「みんなで楽しいことをして働く」という目線で逃げていたのだと思います。
その結果、何が起きたか?というと「超格安の値段で仕事を請けて疲弊」です。
それこそ、自分だけが疲弊すれば良いのですが、一緒に会社を立ち上げたスタッフや新しく雇用してスタッフまで一緒に疲弊させていたので、今思っても本当にダメダメな社長でした。
当時のスタッフには本当に心から謝りたいですし、理想論だけで具体的な行動をしていなかった自分が情けない気持ちです。反省しかありません。
無償で仕事を請けた結果、お客さんが最初に喜んだだけ
当初はWeb開発の仕事を請けていましたが、本当に格安の5万とかで請けたり、中には無料で仕事を請けて、その割に1ヶ月くらいの工数もかかって納品していました。
もちろん、お客さんは無料で作ってもらえるから喜んでくれるのですが、無料で仕事を請ける代償は双方に大きく、長続きはしません。
- 無料で仕事をした人:無料なのでやる気が起きない。質が悪くなるし、優先順位が下がるので納品まで時間がかかる
- 無料で依頼したお客さん:無料でお願いしているので、強目にオーダーを言えない。結果的に時間もかかってしまうし、納品後に修正があっても無料で作ってもらったのでお願いできずに放置になる
こんな感じで、現実的に「無料で仕事を請ける」ことはデメリットしかありませんので注意しましょう。
とにかく、当時は仕事をしまくっても生活は常に苦しい状態でしたし、社内の雰囲気も常に重苦しい状態でした。
売上の90%以上が給料の支払いに
当時は社長の私と営業1人、エンジニア4名、デザイナー2名という組織でしたので、当然ながら仕事を受注しても、大半が給料の支払いに先回りです。
当然ですが自分の給料なんてありませんでしたし、その精神的な苦痛を営業担当の友人に「お前がもっと良い案件を取ってこいよ!営業の仕事だろ!」と意味不明な罵声に変えていました。
※Kくん申し訳ないです。
組織的な経験の未熟さ、ビジネスモデルの欠如もありましたが、それ以上に足りなかったのは「私自身が何が何でも稼ぎまくる」という覚悟だったと思います。
当然ですが、そういった不安定な会社にスタッフが長く居座り続けることは皆無で、一緒に立ち上げた仲間はどんどん去っていきました。
この辺りは仕事仲間の裏切りに対する気持ちの対処法を解説【過去を忘れる方法】でもまとめていますので興味があればどうぞ。
楽しさよりもお金を稼ぎまくることにマインドチェンジをする
一緒に会社を立ち上げたスタッフの離脱は精神的にショックでしたが、よくよく冷静に考えて見ると「お金稼ぎは悪だから、一緒に楽しく働こう」といったサークル的な思考に縛られていた自分に問題があることに気づきました。
楽しく働くこと、ワイワイと一緒に働ける職場は大切ですが、その背景には「高収益がしっかり生み出せるビジネスモデル」の存在が必要です。
そこで思考を思いっきり変えることにしました。
それこそ自分の中から「お金稼ぎは悪」という価値観を完全に捨て去りました。
- 稼げていない事業を全てやめる
- 毎月の目標売上を明確に決める
- その目標を達成することに全力で向かう
- 仕事に必要な工数と時給を管理して請求する
- 値切ってくるお客さんを相手にしない
- 高収益のビジネスを作り込む
- 楽しさより、いくら稼ぐかに魂を売る
さらに、たくさん抱えていたスタッフを雇うことも辞めて、必要最低限の固定費にまで落としました。
それこそ「仲間と一緒に」ではなく「自分だけ圧倒的に稼ぎまくる!」という決断をしました。
自分だけ稼いでも良いのか?良いんです!
昔の私は「綺麗にお金を稼ぎたい」「自分1人が稼ぐとか悪い」といった感じで、お金を受け取ることそのものを自分自身が拒否していました。
当然ですが、こんな精神状態の人間にお金が集まるわけがありません。
その結果、仲間は離れる、信頼させない、仕事は来ない、お金は稼げない、といった感じで完全にどん底に落ちていきました。
だからこそ、まずは綺麗事を捨てて、自分だけでも圧倒的に稼ぎまくる!そのことだけにフォーカスして行動していくと、不思議と毎月の売上がどんどん伸びていきました。
お金稼ぎは悪という考えは、現実のリスクから逃げているだけです
「お金稼ぎは悪」という考え方だった過去の私は、とにかく現実の問題から逃げていただけでした。
本当は思いっきり稼ぎたいけど「自分にはまだスキルや知識がないから怖い」といった感じで、その言い訳として「楽しく働きたい」みたいな思考になっていたのだと思います。
この記事を読む人の中にも「今のスキルでは、まだ稼ぐことはできない」といった思考の人も多いと思いますが、プログラミングで稼げない人はスキルよりも営業方法を学習すべき理由で解説している通り、お金稼ぎとスキルは比例しないことが往々にしてあります。
起業当初の私はプログラミングやWebデザインの知識もスキルもありませんでしたが「この仕事はできますよ!任せてください!」とホラを吹いて仕事を受注していました。
それこそ打ち合わせの帰りにジュンク堂に行って、プログラミングの参考書を買っていたくらいです。それでも本気だったので、参考書を見ながらプログラムを作って納品していました。
しかしながら、こういった知識がなくても「売る」、スキルがなくても「稼ぐ」という本番の体験を積み上げたことで最短で成長することができたのは事実です。
もし、あなたがブログで情報発信しているのであれば、1日でも早く「収益を生み出す記事」を書きましょう。自分の商品を作って販売しても良いと思います。
» 参考:【初心者でも簡単】Wordpressでデジタルコンテンツを販売する方法
プログラミングのスキルを頑張っている人は、SNSやクラウドソーシングを活用して仕事を受注しましょう!
» 参考:プログラミング初心者が基礎学習を終えた後にやるべき3つ【稼ぎの道標】
とにかく「自分はまだスキル不足だし、経験もないから無理」とか言って行動しない方が人生にとっては大きなリスクですよ。
お金を稼ぎたいなら、ある程度のリスクは必要です
個人で稼ぐ力を伸ばしたいなら、やはりリスクを持って行動することが必須です。
このブログでも「サラリーマンの副業」についてたくさんの記事を書いていますが、副業で稼ぐ方法を徹底分析【サラリーマンが月3万円を簡単に稼げる】で解説している通り、月3万〜5万くらいが副業の限界ラインだと思います。
「サラリーマンで月100万の副業を稼ぐ」みたいな人がTwitterでも頻繁にいますが、かなり難しいと思っています。
その一番の理由が「会社の給料がある」ということです。
副業でプラスの収入を頑張って手に入れたい!と思っても、すぐに成果は出ません。
その間も、何となく働くだけでも会社の給料が入ってしまうので「副業に本気で取り組める人って、実際にどれくらいいるのだろうか?」と思っています。
それこそ100人中1人くらいではないでしょうか?
「会社を辞めて個人で稼ぐ」みたいな最上級のリスクは取らなくても良いと思いますが、それでも、どこかでリスクと覚悟を持って前進しないと、永遠に「個人で稼ぐ力」は身に付きません。
逆に「個人で稼ぐ力」さえ付けば、いつでも会社を辞めることができる!という選択肢を得ることができます。
この辺りは未来を変える行動を今から始める方法【将来に咲かせる花の種を撒く】も合わせてご覧ください。
将来の自分の生活を良くするために、今日どんな種まきをしましたか?
人生は常に因果の法則です。
過去の原因が、現在の全てを作っています。
- 過去にブログの記事を頑張って書いた → 未来にブログで稼げる
- 過去にアフィリエイト記事を書いた → 未来にアフィリエイトで稼げる
- 過去に株投資の勉強を頑張って実践した → 未来に働かずに資産運用で稼げる
ということです。
未来に花を咲かせるための種まきを何もしていないのに、将来に花が勝手に咲く!なんてことは120%ありえません。
全ては行動の積み上げです。
1日1日の積み上げが未来の人生を良くすることに繋がります。
読書することも大切ですが、本を読んだだけでは何も変わりませんよ。
凄い人に会ったり、セミナーに参加したり、サロンに入るだけでは何も変わりませんよ。
「お金稼ぎは悪」と思い込んでいた自分も、未来を変えるために思考を変えて、行動を変えました。その結果として、理想的な未来を手に入れることができただけで、そこに魔法も近道もありません。
ということで、皆さんも、今日から積み上げていきましょう!!!
努力しましょう!
そして、その努力を継続しましょう!
もし「初動の行動はできるけど、いつも継続できない」という人がいれば、若くして稼ぐ人の共通点は失敗を恐れない行動力【自分で稼ぐ重要性】も合わせてどうぞ。
それでは、本記事は以上です。
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