通勤時間ラッシュのストレスや上司のパワハラはないけど、フリーランスエンジニアはクライアント対応のストレスが満載です。こうしたストレスの解消法を教えてください。
マジで辛い。でも、仕事だから仕方ないと割り切っています。
この疑問にお応えします。
- フリーランスエンジニアにとってのストレスは顧客対応
- フリーランスエンジニアが顧客ストレスから逃れるための方法
- まとめ:フリーランスエンジニアのストレス回避策=自分の商品作り
こんにちはヒロキ(@hiroking10ten)です。
この記事を書いている私は2005年よりIT企業の経営者として多くのフリーランスエンジニアとの関わりを経験してきました。
また自身も過去にフリーランスエンジニアとして活動していましたが、正直に「フリーランスはフリーランスで仕事におけるストレスがかなり満載」だったことを思い出します。
しかし、フリーランスエンジニアでも、とある方法を使えば「仕事のストレス」から思いっきり解放されることができます。
本記事の結論としては「自分の商品化=クライアントワークからの脱却」という内容になりますが、かなり即効性もあるストレス回避策です。
3分ほどで読めますのでぜひご覧ください。
フリーランスエンジニアにとってのストレスは顧客対応【脱却する方法も解説】
この内容は2005年から10年間、私自身が実際に経験した真実を元に解説していきます。
まずはフリーランスエンジニアにとって最大の矛盾点とは「収入源となるクライアントそのものが、実は一番大きなストレスの源になっている」ということです。
※受託開発をしている人は共感して頂けると思います。
フリーランスは受託案件で安定を手に入れると同時に野心を失ってしまう
フリーランスエンジニアとしてスタートした当初は「自由に働いて稼ごう」「自分のWebサービスを作って世の中を面白くしよう」と高いモチベーションを持って起業したのにも関わらずに、受託案件を続ける間に野心とモチベーションがどんどん失われることが往々にしてあります。
- Webサービスを作りたい
- しかし現実的に目前の稼ぎがないと食っていけない
- 仕方なく受託の案件を受ける
- しかも受託案件は結構稼げる
- どんどん受託の仕事が忙しくなる
- Webサービスを作る時間はない
- さらに受託の案件が増えて忙しくなる
- かなり稼げるようになる
- あれ??なんでフリーランスになったんだっけ???
こうして、フリーランスになった当初の思惑とは異なる形で「受託」に追われながらもビジネスを成長させていきます。
しかもフリーランスエンジニアの受託開発案件は稼ぎやすいので、この現状を受け入れてしまいがちです!
※受託開発がダメということではなくて、どうしても構造上は仕方ないと思っています。私自身もどっぷりこの構造で成長して稼いできました。
フリーランスエンジニアは受託案件のストレスで疲弊する
こうして受託を請けることでフリーランスとしての活動における収益が安定していきますが、受託案件の顧客対応は想像以上にヘビーです。
例えば、代理店などが間に入っている場合は、代理店の担当者とコミュニケーションを取りながらプログラム開発の作業を進めていきますが、当然ですが基本的にフリーランスエンジニアの顧客は「プログラミング素人」です。
つまりコミュニケーション能力が低いフリーランスエンジニアは、この部分でかなりの労力とストレスで消耗してしまいます。
素人にとっては、自分の要望を100%汲み取って、形にしてくれるのがエンジニアの仕事だと考えます(当然です)。
しかも、エンジニアのプログラミングといった知的作業に対して、価値を過小評価する顧客も少なくありません。
もちろん、こういった顧客ばかりではありませんが、素人相手の顧客対応で消耗するフリーランスエンジニアは多くいます。
受託開発の案件はプログラミング素人の顧客の要望をそのまま聞いてしまうほどに、どんどんプログラム設計は初期とはかけ離れ、工数が増えていきます。
こうして顧客対応で大半のフリーランスエンジニアはストレスを抱えて疲弊していきます。しかも、顧客の要望は基本断れないので、このコミュニケーションストレスを簡単に回避する方法はありません。
では、フリーランスエンジニアはどうすればストレスから回避できるのか?
実は、誰でも簡単に顧客対応のストレスを解決できる方法がありますので、解説していきます。
簡単な解決方法=自分の商品を売る
フリーランスエンジニアこそ、自分の商品を絶対に作りましょう。
営業して、顧客のために労働すれば短期間で収入を得ることができますが、その代わりにコミュニケーション等で疲弊します。
さらに働き続けなければ稼ぐことができない、いわば労働収入なので年々厳しくなります。
フリーランスエンジニアが自分の商品を作る方法
- 自分のブログを作って情報発信をする
- オンラインサロンを運営する
- オンラインスクールを運営する
- Webサービスを作る
自分の商品を作る価値とは、収入を増やすこと以上に「労働収入からの脱却」になります。
「一度仕組みを作り上げてしまえば、あとは仕組みが自動で稼ぎ続けてくれるもの!」つまり自分の商品とは資産ということです。
ちなみにエンジニアが「自分の商品」と聞くと「Webサービスを作ろう」と思いがちですが「Webサービス」で稼ぐのはかなり難しいのでオススメできません。
Webサービスがオススメできない理由は
- Webサービスをヒットさせるには相当のマーケティング力と集客力が必要
- Webサービスがヒットしてもマネタイズまでに時間がかかる
- ヒットすればするほどにサーバーや保守の運用コストが増える
Twitterですら、いまだにマネタイズできていない状態です!それくらいWebサービスで稼ぐことは難しいのが現状です。
もちろん、私自身もアプリのサービスをリリースしているので、Webサービスをフリーランスエンジニアが目指しても良いと思いますが、もっと「現実的に再現性がある方法」で稼げる手段があります。
それがフリーランスエンジニアがブログで情報発信をすることです。
参考記事:フリーランスエンジニアがブログを始める方法
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フリーランスエンジニアが顧客ストレスから逃れるためにブログで情報発信する方法
フリーランスエンジニアがブログを「自分の商品」にする価値について解説します。
自分の人生の積み重ねがそのまま商品になる
フリーランスエンジニアとしてブログでどんな情報を発信すれば良いのか?
初心者の場合は、どうしても難しく考えてしまいがちですが、基本的には自分の人生で積み重ねた知識やスキルを発信すればOKです。
- プログラミングスキルを身につけた過程を発信する
- 顧客対応の中で学んだノウハウを発信する
- 新しく勉強した知識やスキルを発信する
フリーランスエンジニアとしての人生の中で「成長に繋がる全てのコンテンツ」を発信すれば、同じくその情報を必要としている人にとっては大きな価値となります。
この辺りのエンジニアがブログを書いて稼ぐ方法と、大半の人が失敗するポイントはWeb系フリーランスのブログが95%失敗する理由と継続的にお金を稼ぐ方法【ブログは簡単ではない】に詳しくまとめましたのでご覧ください。
私の商品実績【メルマガ → オンラインスクール → ブログ】
私自身は2016年よりメルマガ運営、スクール運営を商品化してきました。
こうした商品作りの中で意識したことは、日々の受託開発の案件でキャパオーバーしないということでした。要するに商品作りの時間と労力を必ず作り出すということです。
フリーランスエンジニアの場合は受託開発を80%にして、残りの20%でブログを書くという割合です。
なぜなら商品を作り上げて販売していくまでには「時間がかかる」ので、それまでは安定収入として受託開発を継続する必要があります。
※いきなり仕事を全て辞めてブログに取り組む人がいますが、収益化までに時間がどうしても必要なので、かなりの貯金がない限りはオススメしません。
自分の商品作り以外の顧客対応のストレス回避方法
「自分の商品作りはあまり気が乗らない」といった方は、もしかしたら組織作りをしながら人をマネジメントする方に向いているかもしれません。
フリーランスエンジニア → 他のエンジニアを雇う → 営業を雇う → 組織を作り上げる → 組織が大きくなり会社として成長する
つまり会社を作り、法人化して人を雇いビジネスを拡大させる方が向いている人はいます。
いわゆる経営者タイプですね。この辺りは自分がどういった働き方に向いているのかを見極めて、臨機応変にキャリアを作っていきましょう。
まとめ:フリーランスエンジニアのストレス回避策=自分の商品を今から作り始めよう
本記事のまとめです。
私自身は2005年より組織を作り会社化して、人をマネジメントしながらWebサービスを作ったり、受託開発をしてきましたが、最近は今までの経験をブログに書いて情報発信して生きています。
その根底には10年以上積み重ねてきた「エンジニア、経営者」としての経験値が盤石にあり、そのスキルとノウハウを使って自分の商品を生み出して複合的に収益を増やしています。
こうして1つのスキルとキャリアに固執することなく多様性ある生き方、稼ぎ方ができるのも今の時代の醍醐味だと感じています。
フリーランスエンジニアはストレスを抱えることなく生きよう
ということで、結論としてはフリーランスエンジニアこそ自分の商品を作り上げて自由に生きましょう。
そもそも今の時代でエンジニアというスキルがあれば稼げなくなるということは考えにくい状況です。だからこそ、まだ余力があるタイミングから「自分の商品」を作り上げて、顧客対応のストレスと時給労働の人生から脱却しましょう。
そもそもクライアントから受託を請けて、クライアントの為に働いて稼ぐのもありですが、2、3年くらい継続すれば「あれ?自分は何のためにこんなに頑張ってるのだろうか?」と必ず疑問が湧き上がります。
- 稼げているけどストレスが多い
- 今の案件がなくなれば稼ぎが止まる不安がある
- いつまで受託開発が請けれるか分からない
そんなフリーランスエンジニアのあなたは、余力を自分の商品作りに繋げて、資産を作り始めていきましょう。
参考記事:フリーランスエンジニアがブログを始める方法
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