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1000円の扇風機が売れずに36000円のTheGreenFanが爆売れする理由

こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。

ヒロキ
ヒロキ
経営者として14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信しています。
クライアントは主に東京の上場企業でWebマーケティングやプログラミング開発を行いながら、個人の活動としては株式投資で資産運用をしています。

 

先日、知人の家に遊びに行くと部屋の片隅に置かれた、お洒落な扇風機を見つけました。

冬なので使用していませんが、インテリアの1つとしてもお洒落な扇風機でした。

その扇風機が「The GreenFan」です。

» https://www.balmuda.com/jp/greenfan/

 

 

この扇風機、デザインはスタイリッシュなんですけど機能に関しては、風量調整、首振り、タイマーと普通の扇風機と全く同じです。

そもそもホームセンターでも1000円で扇風機は売っています。

機能は同じでも36倍の値段で売れている、この扇風機についてマーケティングの視点で分析してみました。

 

7年で197倍の89億円の規模に成長

The GreenFanは知る人ぞ知る扇風機らしく、かなり売れているそうです。

誰がそんなバカ高い扇風機を買うんだろう・・・

って思いますが、自分はかなり欲しいので夏前に購入を予定しています。

 

実は、このThe GreenFanを販売するバルミューダという会社は、扇風機というコモディティ化された商品の他にも今では多くの商品ラインナップを揃えています。

 

当初は社員数3名で売上4500万だった会社が、7年で197倍の89億円の規模に成長し、社員数も110名にまで増えました。

特に、この扇風機の販売戦略が面白いので紹介します。

 

利便性を高める

日本人が不得意な「引き算ができるか?」という視点はマーケティングにおいて重要です。

極限まで機能を削ぎ落としてシンプルを追求する姿勢はiPhoneなどに通じるプロダクトの考え方です。

 

有益性を高める

The GreenFanは「自然界の風を再現」というコンセプトで売り出されています。

通常の扇風機は長時間当たると気分が悪くなりますが、同じ風なので「自然の中で浴びる心地良い風」はいくら浴びても気持ち良いわけです。

この「風の質」の違いを扇風機の中に取り入れたそうです。

 

芸術性を高める

芸術性というのは、、何もピカソみたいな奇抜なデザインではありません。

芸術性というのはUX(ユーザーの体験)を軸に設計したか?ということです。

必要なものを、使いやすく設計すという視点こそがマーケティングにおいての芸術性です。

 

シンプル化を自分のビジネスに取り入れる

こうした思考をシンプルにする戦略は、あらゆる業種、業界、ビジネスで応用ができそうです。

外食産業、スポーツ業界などなどコンサルする企業に提案しようと思います。

 

IKEAもAppleもUBERもこれらの急成長した企業に共通するのは「シンプル」という戦略です。

値引きをすると顧客満足度が下がるという人間心理が証明されていますでは顧客満足のお話をしましたが、提供するサービスをシンプルにすることも、実は顧客満足の1つです。

 

例えば、取り扱う商品のカラーを無駄に広げていませんか?

なぜ、その色を扱うのか?そこに背景や思い、戦略はありますか?

何となくの意識で取り扱う商品を増やしていませんか?

 

思考をシンプルに整えたプロダクト(サービス)は人の心を動かします。

この辺り、日々強く意識をして「足し算ではなく引き算」で価値を作り出せればと思います。

 

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ABOUT ME
ヒロキ【IT企業の経営者、株式投資家】
2005年にITビジネスで起業。経営者14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信中。 上場企業のWebマーケティングを行いながら、様々な企業のプログラミング案件を受注して稼いでいます。 現在は本業と合わせて、株式投資も行い資産を運用中。 Twitterでは株式投資についてのみ発信しています。
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