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優秀なエンジニアが採用できない会社の悩みを解決【人材確保の法則】

エンジニア採用をしたい経営者
エンジニア採用をしたい経営者
求人採用をしっかり頑張っているけど、優秀なエンジニアが全然採用できません。
今はフリーランスや外部企業にプログラミングの仕事を依頼していますが、やはり自社でエンジニアを抱えたいのでなんとか採用したいです。

そこでエンジニアを採用する方法があれば教えてください。

この疑問にお応えします。

本記事の内容まとめ
  • 優秀なエンジニアが採用できない会社の共通点
  • 優秀なエンジニアを採用する具体的な方法
  • 優秀なエンジニアを採用できない会社に魅力はない

 

こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。

2005年にITビジネスで起業してから、多くのエンジニアと一緒に働いてきました。

優秀なエンジニアを外部から引き抜いてきたり、プログラミングの独学のリアルな体験談を公開【実践環境に飛び込む】で解説しているように、完全初心者でも自社で育成して優秀なエンジニアに育て上げた経験もあります。

 

またiOSとAndroidのアプリを開発するために、優秀なサーバーエンジニアとフロント開発のエンジニアが複数名必要だったので、後述しますが「自分の足を使ってエンジニアを確保」してきました。

 

こうしたエンジニア採用の豊富な経験を元に、本記事では「優秀なエンジニアが採用できない会社の悩み」を解決する方法を解説していきます。

優秀なエンジニアを会社に入れたい!
信頼できるエンジニアと一緒に働きたい!

そんな中小企業の経営者、採用担当者、またフリーランスの方はぜひ最後までご覧ください。

 

優秀なエンジニアが採用できない会社の共通点

優秀なエンジニアの市場価値はどんどん高まっています。

なぜなら、市場自体でプログラマーの需要が追いついていないからですね。市場は伸びているので、IT企業に限ら会社内に1人はWeb周りに詳しいエンジニアを採用したいと思っています。

つまり、優秀なエンジニアは「働く会社を自分で選べる立場」にあるということです。

 

Q:なぜ、あなたの会社は優秀なエンジニアを採用できないのか?
A:あなたの会社に入社するメリットがないからです。

 

優秀なエンジニアはどういう会社を求めているのか?

東京で会社を設立して、エンジニアを採用するために、100名ほどのエンジニアと面談をして分かった優秀なエンジニアの共通点を解説します。

 

優秀なエンジニアが求める会社

  1. 高い給料と福利厚生、仕事が安定している大企業
  2. 自分の価値が高まりそうなスタートアップベンチャー
  3. 複数の会社を掛け持ちできるフリーランス契約の会社

上記の会社を優秀なエンジニアは求めています。

だから、そこらへんの中小企業を優秀なエンジニアが選ぶことは100%ありません。

優秀なエンジニアを採用するには、それこそ月100万以上の給料に、高待遇の仕事環境、さらには在宅ワークなどを揃えないとそもそも厳しいです。

 

それくらい、現在も、さらにこれからも優秀なエンジニアを採用するのは難しい状況だということです。

 

優秀なエンジニアを採用する具体的な方法【事例で紹介】

中小企業が優秀なエンジニアを採用するには、エンジニアに選ばれる条件を揃えなければいけません。

  • 在宅ワークOK
  • 基本はスカイプで打ち合わせのみ
  • 副業を推奨してあげる
  • 週3日の勤務でもOK

などなど、ある程度の自由な働き方を提供してあげる必要があります。

この時点で「そんな働き方とかありえない!」と旧来の価値観が噴出してしまった経営者の方は残念ですが、エンジニア採用はあきらめましょう。

 

ちなみに、上記の条件の中に「高い給料」が入っていないことに気付くと思います。

中小企業の高い給料では採用できません。

残念ですが、給料の高さ、ボーナス支給、福利厚生、安定度では、大企業には勝てませんよ。

中小企業やスタートアップのベンチャーがエンジニア採用をするなら、大企業とは違う価値観でアプローチする必要があります。

 

優秀なエンジニアは自ら出向いて口説き落とす

冒頭でも解説した通り、優秀なエンジニアはどの会社も欲しい人材です。どの会社でも高待遇の条件を出されるので、その中から会社(仕事)を選ぶことができます。

優秀なエンジニアを確保するのにdodaのような転職サイトを利用しても良いと思いますが、同時に自社採用も積極的にやるべきです。

※別記事になりますがGoogle for Jobsで転職・就職アフィリサイトが生き残る方法もどうぞ。Googleの転職情報掲載の使い方が理解できます。

 

ITベンチャーを創業した若手社長とミーティング
「優秀なエンジニアを採用したいけど全然いない」という彼の悩みに対して

当たり前ですよ。
優秀なエンジニアはすでに市場価値も高くて、安定、高給料、高待遇ではベンチャーの採用に勝ち目はない。
方法は社長自らSNSでアポ取りハンティングしかない。

 

上記が具体的な方法になりますが、優秀なエンジニアを採用したいなら、社長自らが本気で自分の足で探すしかありません。

 

100名のエンジニアと面談しました

私が会社でiOSとAndroidのそれぞれのアプリを開発する必要があった際に、優秀なエンジニアを確保した方法を解説します。

当時は本当に優秀なエンジニアの知り合いが1人もおらず、求人情報を出しても無意味だったので、とにかく「どうしようか」と悩んで焦っていました。

そんな時、知人のベンチャー企業の社長が素晴らしいエンジニアを採用していたので「どうすれば、そんな優秀な人を採用できたの?」と聞いたところ「Twitterやブログで片っ端からエンジニアを探して、とにかくメールを送りまくる。それで反応が来た人に会って話をしただけ。」と教えてくれました。

 

そこで成功事例にならい、私はTwitterやブログ、Qittaなどで「積極的に情報発信しているエンジニア」をリスト化して、約500名ほどにメールを送りました。

そこで実際に返答があった100名超えのエンジニアに直接会って、自分が作ろうとしているサービスへの熱意やこのプロジェクトに関わる事への明確なリターン(報酬)を説明していきました。

※半年ほど、毎日エンジニアと会っていました。

 

  1. Twitter、ブログ、Qittaで優秀なエンジニアをリスト化
  2. メールで思いやサービスの意義、ベンチャーの魅力を力説する
  3. 返答があり実際に会って貰えそうな人に会う
  4. 何度も何度も会って、思いを伝えて口説き落とす

という流れです。

 

優秀なエンジニアはやりがいにも飢えている

実際に優秀なエンジニアは「安定」を求めていると同時に、ある種の「開発するプロダクトへの渇望感」を持っていることも分かりました。

大企業の仕事環境を求めている反面、大企業では歯車の一部でしかなく、仕事にやりがいを感じれていないエンジニアもたくさんいました。

 

だからこそ、社長自らが熱意を伝えて、直接エンジニアとコミュニケーションを取って、サービスの社会的な意義、やりがい、仕事を通じてエンジニア個人のブランディングに繋がることを説得できれば、十分に優秀なエンジニアを採用することは可能だと分かりました。

 

あと、エンジニアの方に会う際の注意点は下記のツイートです。
この辺りは、最低限のビジネススキルだと思うので覚えておきましょう。

ちなみに上記の戦略で、結果的には月150万で前職で働いていたエンジニアなどを月30万(+ストックオプション)で4名雇えました。

この辺りは会社に出資をしてくれていたVCの担当者も「奇跡だ」と驚いていましたが、圧倒的に行動した結果なので、当然といえば当然ですよね。

 

地方の中小企業は在宅ワークをOKにするべき

私自身は東京で会社を設立したので、関東近郊に住んでいるエンジニアを探していたのですが、基本的に東京のエンジニアは大企業が抑えています。

メールを送った際に、割とリアクションが良かったのは鎌倉や茨城県あたりの地方に住んでいるエンジニアの方でした。

エンジニアという働き方はパソコンとネット環境があれば、家でも仕事ができるので田舎でゆったり生活しながら稼ぐといったエンジニアも多く、そういったエンジニアのライフワークを尊重すれば「在宅ワークOK」という条件はマストだと思います。

 

リモート環境でエンジニアの仕事を管理する方法

古い働き方の価値観だと、どうしても「毎朝10時に会社に来て、夕方まで会社で働くべき」といった思考になりますが、そもそもエンジニアにとっては会社にいようが、家で働こうが、成果物を納期までに出せば問題ないはずです。

会社でスーツを来てパソコンの前に向かわないと良い仕事ってできませんか?
逆にリラックスできる自宅環境の方が、集中して短期間で仕事ができる可能性もあるはずです。

 

基本的にエンジニアになりたい人は「自由に働きたい」といった考えがある人が多いので、そもそも管理するとかナンセンスです。

やるべきTO DOを明確にして、その進捗をしっかりリモートで確認さえできれば、どこで何時に働こうが問題ありません。

私が採用した優秀なエンジニアは全員が在宅ワークで、かつ副業もOKにしていました。

なので「●月までに完成させたい」といった要望を出して、あとは小まめに進捗を確認できれば、問題なく成果物は完成できました。

 

社員の採用とフリーランスの活用のメリット、デメリット

例えば、1つのプロダクトやWebサービスを開発するだけなら、社員としてエンジニアを採用するよりも、外部のフリーランスを活用する方がリスクは少なくなります。

その分、フリーランスなので常に時間単価や見積もりが出るので短期的な開発費は高くなってしまいます。
しかし、採用コスト、マネジメントコストを考えれば、フリーランスエンジニアもありだと思います。

 

もし、フリーランスエンジニアをお探しの場合は、お気軽にお問い合わせいただければ、私の知人を紹介できますし、優秀なエンジニアも多数いますので対応いたします。

ということで軽く宣伝を挟んでおきますね。

» お問い合わせはこちらだぜ

 

【結論】優秀なエンジニアを採用できない会社に魅力はないと断言できる

IT業界は2019年以降も急成長しています。

どこの会社もエンジニアの確保で熾烈な戦いを繰り広げています。エンジニア需要はどんどん高まります。

この辺りは2020年以降もエンジニア需要が伸びる理由を解説【年収の増やし方】で解説していますが「エンジニアが働きたい」と思える会社は、今後も伸びていくはずです。

 

理由は優秀なエンジニアが会社を選ぶからです。

ズバリ、このツイートですね。

  • エンジニアという仕事を下請けみたいに軽く見る会社は衰退する
  • 個人で稼ぐスキルがある人に仕事が集まるので、顧客を選ぶようになる
  • 結果的に魅力のない会社には魅力のないエンジニアしか残らなくなる

とても論理的ですね。

だからこそ、エンジニアに選ばれる魅力的な会社、社長の理念など作っていきましょう。

 

ということで本記事は終わります。

優秀なエンジニアが必要な方はご連絡お待ちしております。

 

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ABOUT ME
ヒロキ【IT企業の経営者、株式投資家】
2005年にITビジネスで起業。経営者14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信中。 上場企業のWebマーケティングを行いながら、様々な企業のプログラミング案件を受注して稼いでいます。 現在は本業と合わせて、株式投資も行い資産を運用中。 Twitterでは株式投資についてのみ発信しています。
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