こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
本ブログでは「プログラミングのスキルを身に付けることで、副業でも転職でも収入を伸ばす方法」について、いくつかの具体例を交えて解説してきました。
その中で、よくある批判や質問が
- エンジニアって稼げるのですか?
- エンジニアの給料はどれくらいですか?
というものです。
そこで本記事では「IT業界で働くエンジニアの給料は、他の業界、業種よりも低いのか?」について、15年以上IT業界で稼ぎ続けているエンジニア経営者の目線で、本音ベースで解説していきたいと思います。
まず、読み損にならないように結論をお伝えします。
エンジニアの給料は低くありません。
というよりも、周りの業界や職業に比べても、比較的に効率よく稼いでいます。
ざっくりですが、プログラミングスキルがあるエンジニアの場合は、20代でも600万くらいの年収は最低でもありますし、30代で経験値もあれば年収1000万は現実的なラインです。
ということで、具体的に事例や数値を交えて解説しますので、エンジニアの給料について深く理解したい方は、是非最後までご覧ください。
エンジニアの給料は他職種と比較しても低くありません
Web系のIT業界の平均年収を見てみましょう。
- IT通信:461万円
- インターネット広告・メディア:412万
という感じです。
ここで言う、IT通信とはプログラミングなどの開発エンジニアですね。
それでは、他業種の平均年収もみてみましょう。
- サービス業:376万円
- 小売・外食:355万
- 建設・不動産:418万
- 金融:446万
- 医療:450万
- 専門商社:406万
- 総合商社:461万
こうやって他業種と比較しても、特段に「エンジニアの給料が低い」とは言えないと思います。むしろ、平均的に見ても「稼ぎやすい業種」だとわかります。
なぜエンジニアの給料は低いと言われるのか?
こうした現実がありながらも、なぜエンジニアの給料が低いと言われるのでしょうか?
その理由の1つが「ブラック企業の存在」にあります。
Web業界の中には「労働環境が悪いブラック企業」が存在します。
広告代理店など、Web系広告を運用する会社に多い感じがしますが、残業は当然ながら休日出勤もして、平均年収ほどしか貰えません。
こうなると「ウェブ系の仕事は割りに合わない」と考える人が増えて当然です。
それは、エンジニアという働き方に問題があるのではなく、企業特有の問題になってしまうということです。
稼げる業界の稼げる企業で働くべき
現在のコロナ禍においては、飲食店などの外食産業は経営が厳しい状況です。
そうなると、上場しているような大手の飲食店企業に就職したとしても、給料が伸びることはありません。
この場合は、企業単体というよりも、業界の利益構造に問題があります。
その一方で、コロナによる巣篭もり消費の影響から、ゲーム関連の企業はどこも業績が伸びています。
他にもECストアを運営する企業や、王者であればAmazon、Google、Microsoftなどは莫大な利益を稼ぎ続けているので、当然ながら働く社員の給料も高くなります。
この場合は、業界に加えて、企業間の勝負による影響もあります。
つまり「そもそもの年収」とは、以下の方程式で事前に決まっているということです。
稼げる業界 × 稼いでいる企業 = あなたの給料
例えば介護業界を選んだ場合は、残念ながら「あなたの給料の限界」が、この時点で決まってしまいます。
あなたが、どれだけスキルがあっても、努力をしても、給料が劇的に伸びることはありません。
これは介護業界を否定しているのではなく、給料(年収)とは、選んだ業界と会社で事前に決まってしまうという事実の話です。
IT業界でも給料が低い会社は存在します
IT業界であれば、どの会社でも「高い給料がもらえるのか?」というと、残念ながらそうではありません。
ここではビジネス構造と、会社の立ち位置がポイントになります。
例えば、私の会社では主に「広告代理店からの仕事」と「企業との直接契約の仕事」がありますが、広告代理店から受注している仕事に関しては、完全に下請け業者という立ち位置になります。
クライアント
↓
広告代理店
↓
弊社
という感じなので、当然ですが「元請けの代理店が受注した単価」よりも、安い単価で受注することになります。
時には
クライアント
↓
広告代理店
↓
制作会社
↓
弊社
という具合に、広告代理店から制作会社が受けた案件を、他の制作会社に回す場合もあります。
この場合は3次請け会社になるので、かなり薄利になってしまいます。
もう、理解できますよね。
こうした二次請け、三次請けの会社に就職してしまうと、どうしても売り上げ規模が減ってしまうので、給料が高くなりません。
IT業界で一番給料が高くなる働き方は?企業は?
先に結論をお伝えします。
当然ながら元請け企業で働きましょう。
この場合は広告代理店か、代理店から受注する制作会社がベストですね。
ちなみに、今は弱い立場の下請け企業でエンジニアとして働いている場合は、元請け企業に転職するには「転職エージェント」を使えばOKですね。
というのも、転職エージェントの場合は、プロのキャリアコンサルタントが「目指す業界、企業への転職」に向けてサポートしてくれるので、当然ですが転職成功率が高くなります。
転職エージェントを使えば年収も上がりやすい
転職エージェントを使うと、転職成功率は飛躍的に高くなりますが、その他にも美味しいメリットがあります。
それは「年収の交渉を代理でやってくれる」ということです。
通常の転職活動の場合は、面接時やその後の内定に向けて「年収の交渉を自分でやる」必要があります。
その場合は、企業側に「自分が欲しい年収の正当化理由」を伝えなければいけません。
結構、難易度が高い交渉になりますよね。
転職エージェントを使えば、この年収交渉をあなたの代わりにやってくれます。
この場合は転職エージェントが客観的な視点から、あなたの市場価値を見積もって企業側に交渉をしてくれるので、年収アップが実現しやすくなります。
ということで、この辺りに関してはIT系の転職サイトや転職エージェントの選び方【成功したい人向け】も合わせてご覧ください。
元請けではなく、フリーランスエンジニアになると年収は高くなります
もう1つの方法は、フリーランスエンジニアとして活動することです。
というのも、ウェブ系エンジニアの場合は、企業で働くよりも圧倒的にフリーランスの方が年収は高くなります。
ということで、フリーランスエンジニアの年収の事例を見てみましょう。
以下はRubyエンジニアの案件を探せるレバテックフリーランスに掲載されている求人情報です。
いかがですか?
フリーランスのエンジニアに対して企業が支払う報酬は、基本的にどれも高めです。
ということで、この辺りの稼ぎ方は別記事ですがWebエンジニアのフリーランス案件で稼ぐためのスキルと手順を解説を合わせてご覧いただければと思います。
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それでは記事をまとめましょう!
- IT業界は他の業種と比較しても給料は低くありません
- 給料が低い会社は元請けではないから
- 給料が高くなる働き方を選びましょう
これだけですね。
IT業界は、正しい場所で働きさえすれば、他の業種、企業よりも効率的に稼ぐことができます。
特にフリーランスエンジニアとして活動できるレベルになれば、最低でも年収1000万は可能です。
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具体的な手順で詳しく紹介しています。
それでは、本記事は以上です。
ぜひ、あなたの未来を変えるためにも、行動につなげてもらえればと思います。
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