プログラミング入門

WordPressでECサイトを構築するメリットとデメリットを解説

こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。

ヒロキ
ヒロキ
経営者として14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信しています。
クライアントは主に東京の上場企業でWebマーケティングやプログラミング開発を行いながら、個人の活動としては株式投資で資産運用をしています。

 

本記事では「WordPressを使ってECサイトを構築したい」という方向けに「Wordpressを使ってECサイトを作るメリットとデメリット」を詳しく解説したいと思います。

 

結論を先に述べるとWordPressはECサイト構築には向いていない(=デメリットの方が実は大きい)ということです。

この辺りのECサイト運営における基礎的な知識を身に付けるためにも、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

 

WordPressでECサイトを作るメリットとデメリット

いまや、Webサイト構築においてマストとなったWordpressですが、もちろんECサイトを作ることもできます。

ただ、WordpressというCMSの性質を正しく知った上で、ECサイト構築におけるメリットとデメリットも合わせて理解しておくべきです。

 

それでは、まずはメリットとデメリットから解説します。

 

WordPressでECサイトを作るメリット

WordPressは自由なデザインで、Webサイト管理システムが構築できる大きな特徴があります。

基礎的なHTML、cssと合わせてPHPのプログラミングスキルがあれば自由にカスタマイズをして構築することができます。

 

例えば楽天やAmazonなどのモールでは「自由なサイトデザイン」でECサイトを作ることができません。

もちろんcolor me shopなどの外部サービスを使えば、トップページや商品ページなどは自由にWebデザインを組み立てることができますが、それでもカート内部などはデザインに制約が出てしまいます。

 

「綺麗なデザインでブランディングをしっかり組み立てたい」という方にとっては、Wordpressを使ってECサイトを作ることは、予算を削減できる上でも大きなメリットです。

 

WordPressでECサイトを作るデメリット

しかしながら、Wordpressでは「ECサイトを構築しない方が良い」と断言できる大きなデメリットもあります。

 

それは「顧客データの管理が超弱い」ということです。

ECサイトで避けられないのが、商品(サービス)をECサイトで購入してくれたお客様の個人情報(顧客データ)の管理です。

 

特にECサイトの場合はクレジット決済が必須になるので、このクレジットカード情報の入力と管理が重要になります。

これらのクレジットカード情報などを外部に流出してしまえば、たとえ個人であっても大きな責任問題に繋がってしまいます。

 

この個人情報の管理においてWordpressは相性が悪いということです。

基本的にWordpressはサーバーのセキュリティが高くないので、改ざんや乗っ取られなどが頻繁におきます。

 

それでも普通のサイトやブログが頻繁に乗っ取られないのは、個人ブログを改ざんしてもメリットがないからですね。

逆にECサイトの場合は個人情報やクレジットカード情報など改ざんして盗み取りたいと考えるハッカーも少なくありません。

 

そのために、もしWordpressでECサイトを作りたい場合は、この辺りのセキュリティ対策を自分で行う必要があります。

とてもですが、個人が気軽に対策できる範囲ではありません。

 

結論はWordpressでECサイトは辞めるべき

そこで本記事の結論としてはWordpressでECサイトは作らない方がベストという回答になります。

  • 自由にデザインが組み立てることができる
  • コストをかけずにECサイトが作れる
  • 簡単に更新ができる

などのメリットもありますが、それ以上に「顧客情報の管理ができない」ことは最大のデメリットです。

 

コストをかけずに作ったばかりに、顧客情報が流出して「その後に莫大な損害費用が発生した」なんてことは、ありえない話ではありません。

 

「いやいや・・・そんなことよりも、どうしてもWordpressでECサイトを作りたいんだ」という方は、ぜひセキュリティーやサーバー構成などを勉強して、責任を持った上で構築してもらえればと思います。

 

結局のところ、サーバー構成やセキュリティ対策をすれば、普通にECサイトを作るよりも割高のコストになってしまうので、どのみちWordpressでのECサイトはオススメできないという結論になります。

 

WordPressでECサイトを作るならWelcart

WordPressでECサイトを作る際のデメリットを理解した上で、セキュリティ対策もして、簡単にコストをかけずに作りたいという場合はプラグインのWelcartを使いましょう。

日本の会社が作っているECサイト構築のプラグインなので、安心感はありますね。

https://www.welcart.com/

 

ショッピングカート機能からクレジットカード決済の設定など、ECサイト構築で必須となる部分を簡単に構築できるWordpressのプラグインサービスです。

基本は無料で使えます(すごい)。

テーマやサポートなどが有料でありますので、基本的にこのWelcartを使えばWordpressでECサイトは簡単に作れるということです。

 

詳しい使い方は、公式サイトで詳しく解説してくれているので、そちらをどうぞ。

 

Welcartを使う際もセキュリティは重視しましょう

WordPressでECサイトを作る際にWelcartはオススメのプラグインですが、それでもセキュリティはしっかり構築していきましょう!

デザインよりも、マジでこのセキュリティに力を入れておきましょう。何かあってからだと「綺麗なデザイン」すら崩壊してしまうわけです。まずは基礎をしっかり固めるということですね。

 

ポイントは以下にまとめます。

  • サイト全体を独自SSLで管理
  • 管理画面にはBasic認証が必須
  • 管理画面のURLを変える(wp-adminはNG)
  • WordPressログインパスワードを最上級の安全性にする
  • セキュリティを強化しているサーバーを選ぶ

この中でも、まずもって重要なのが「セキュリティーを強化しているサーバー」を選ぶということです。

 

WordPressは便利で手軽にサイト構築ができるツールですが、手軽だからこそ「足下のセキュリティーへの理解」はしっかり持っておきましょう!

特に個人情報の流出は大問題です。

ということで本記事は以上です。

 

また別記事ですがWordpressでECサイトを作る前に読むべき記事として【失敗しない通販サイト】WordpressでECサイトを構築する前にやるべきことも合わせてご覧ください。

 

人気記事【初心者でも簡単】Wordpressでデジタルコンテンツを販売する方法

人気記事【失敗しないサーバー選び】アフィリエイトにおすすめのサーバーはMixhostかエックスサーバーか?

ABOUT ME
ヒロキ【IT企業の経営者、株式投資家】
2005年にITビジネスで起業。経営者14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信中。 上場企業のWebマーケティングを行いながら、様々な企業のプログラミング案件を受注して稼いでいます。 現在は本業と合わせて、株式投資も行い資産を運用中。 Twitterでは株式投資についてのみ発信しています。
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