テックキャンプの受講を考えているのですが、転職できるかどうか不安です。
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部です。
今回は、「テックキャンプ を受講すると転職できるか」卒業生の目線で包み隠さず解説していきます。
この記事を書いている私は、2020年11月にテックキャンプを卒業しています。 前職では飲食業で働いており、ブラック企業だったため転職を決意。 将来のことを考え、テックキャンプのエンジニア転職コースで受講することに決めました。
テックキャンプに通っても転職できない?
テックキャンプによれば、2020年10-12月の転職成功率は、98.4%です。
ほとんどの人が転職に成功していますが、全員が転職できるわけではありません。
転職が難しい人の特徴としては、以下の通りです。
- 受講したら転職できると考えている方
- 年齢が30歳以上の方
- エンジニアになる理由が明確でない
それでは、順番に解説していきます。
受講したら転職できると考えている方
テックキャンプは、転職保証付きのプログラミングスクールであるため、受講したら転職できると勘違いしやすいです。
他のスクールでも同じこと言えますが、スクールに通ったから転職成功するわけではありません。プログラミングスクールに通う意味は、「最低限仕事ができるプログラミングスキルを身につける」「より良い転職になるようにサポートする」というところにあります。
転職成功させたいのであれば、受講以外にも努力する必要があります。具体的な対策としては記事の後半で解説しています。
年齢が30歳以上の方
30歳は、20代と比べて転職の難易度が上がります。
転職できないというわけではありませんが、20代以上に努力と覚悟が必要になります。
仮に同じスキルを持っていても年齢によって見え方が変わってきます。
20代であれば、ポテンシャル採用で雇ってもらえ、教育する時間も十分にあります。
対して30代は、即戦力として求められ、教育する時間を20代のように使えないと考えられるでしょう。
同じスキルであれば、20代を採用されやすいので、他の人よりも学習して転職までに時間がかかると覚悟する必要があります。
エンジニアになる理由が明確でない
中途採用では、必ず転職理由について聞かれます。
前職では、ブラック企業や人間関係が良くないなどという原因で転職を考えることが多いと思いますが、これは転職理由ではなく退職理由になってしまいます。
答える内容としては「前職ではなく、エンジニアじゃないといけない理由」というところです。前職の悪いところを言ってもエンジニアになりたい理由には繋がりません。
エンジニアになって「叶えたいこと、その理由」というポイントで考えるべきです。
テックキャンプで転職できなかった場合は?
テックキャンプ を受講して転職できない場合は、受講料金を全額返金してもらうことができます。ただし、以下の条件をクリアしないと全額返金の対象にならないので注意が必要です。
- 学習期間内に最終課題のアプリを完成している
- セミナーの無断欠勤をしていない
- 紹介する企業にすべて応募している
- 転職する場所を限定しない
- 応募しているけど、内定が一つも取れていない場合
上記の内容の他にも、全額返金などの転職保証制度を受けることができない場合があるので、無料カウンセリングで、詳しく聞いておきましょう。
転職保証制度を受けるポイントとして、転職の意思があることを見せる必要があります。とはいえ、テックキャンプでは転職成功率99%なので高い確率で転職できるはずです。
テックキャンプ卒業生の就職先・転職先は?
テックキャンプ卒業生の就職先の割合は以下の通りです。
- 自社開発企業 : 33.3%
- 受託開発企業 : 43.2%
- ses (客先常駐) :23.5%
未経験エンジニアでは、就職先がses(客先常駐)の割合が多い傾向にありますが、 テックキャンプ卒業生では、自社開発企業や受託開発企業の割合が非常に高いです。
それぞれの主な特徴として以下の通りです。
- 自社開発企業 : 自社でシステムの企画から開発、販売する企業
- 受託開発企業 : クライアントから依頼を受け、システム開発を請け負う企業
- ses (客先常駐) :他社に労働力を提供する契約形態のこと
未経験エンジニアでは、自社開発企業と受託開発企業に就職することは難しいと言われています。しかしテックキャンプでは、4人の内3人は自社開発企業と受託開発企業に就職している結果になります。
テックキャンプ を受講しただけでは、自社開発企業と委託開発企業にいけるということではありません。テックキャンプに任せきりでは、転職はできても自分の思っている転職先にならないこともあります。
それでは、転職を成功するために学習後にするべきことについてご紹介していきます。
テックキャンプで学習後に転職するためには?
転職先がどこでもいいのなら転職自体はできるかもしれませんが、自分の行きたい会社に行くためにはスクールに通う以外にも努力する必要になります。
具体的な対策として、3つのポイントが挙げられます。
- 自分でも求人を探して応募していく
- オリジナルポートフォリオの制作を行う
- 自社開発企業に行きたいならさらに学習が必要
それでは、順番に解説していきます。
自分でも求人を探して応募していく
テックキャンプ では、転職サポートがあるため自分にあった転職先をテックキャンプ経由で応募してくれます。そのため、書類審査も自分で応募するより通りやすい印象でした。
しかし、転職エイジェントのようにたくさん紹介はしてるというわけではありません。
テックキャンプで転職サポートがあるものの、紹介を待つだけでは転職成功させることはできないでしょう。
これは、他のスクールでも同じことが言えます。転職成功させたいのであれば、Wantedly・Re就活などの転職サイトやエージェントを利用して、自分で応募することが必須です。
オリジナルポートフォリオの制作を行う
テックキャンプ では、ポートフォリオとしてフリマアプリの制作したものを提示することができます。
しかし、ほぼ同じポートフォリオを提示になるため、人事側の立場で考えると「言われたことしかやってないの?」「またフリマアプリか…」とマイナスに見られてしまいます。
他人と差別化を図ったり、スクール以外にも学習していて向上心があることを証明するためにもオリジナルポートフォリオの制作を行う必要があります。
また、自社開発企業に行きたいならさらに学習が必要になります。
自社で企画から開発を行う自社開発企業は、転職ハードルが非常に高いです。 そのためスクールを受講しただけでは、まだ技術不足と判断されてしまいます。
したがって、今現場で使われている技術などを取り入れてポートフォリオの制作する必要があります。新しい技術に関心があり、学習意欲があることのアピールに繋がります。
追加で学習しながら転職活動するのか、テックキャンプでの学習だけで転職活動するのでは、大きく評価に差が開き、転職できる企業の幅も変わってきます。
自社開発企業に行きたいと考えていない人であっても、転職成功させるためにはスクール以外でも学習するべきです。
転職に強いプログラミングスクールは?
テックキャンプ以外にも転職に強いプログラミングを紹介します。
プログラミングスクールの受講料は高額なので、複数校の無料カウンセリングを受けて、比較することをおすすめします。
DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMP は、オンライン完結のプログラミングスクールになります。
キャリアプランや自分のライフスタイルに応じて柔軟にカリキュラムを組むことができます。
働きながらや育児、介護をしながらでも自分のスケジュールでエンジニア転職を目指すことができます。自分のペースで無理なく学習したい方にオススメのスクールです。
DMM WEBCAMPには、ライフスタイルに合わせた3つのコースから選ぶことができます。
- 未経験からエンジニア転職を目指す「DMM WEBCAMP COMMIT」
- 仕事や育児をしながらエンジニア転職を目指す「DMM WEBCAMP PRO」
- プログラミングを教養として身に付け、今後のキャリアに活かす「DMM WEBCAMP SKILLS」
また転職成功率98%、離職率1%と、多くの受講生を転職成功へ導いています。
転職させることだけを目的とせず、受講生にあった企業に転職できるようにサポートしてくれるので安心して転職活動が行えます。
» 【SNSの声】DMM WEBキャンプの評判がスゴいので徹底解説
ポテパンキャンプ
広範な就職先が期待できるWedエンジニアとして転職成功を目指す、オンライン完結のプログラミングスクールです。
ポテパンキャンプは、WEBアプリケーションコースとRailsキャリアコースの2つのコースがあります。
転職希望の方におすすめはRailsキャリアコースになります。
WEBサービス開発でよく使われているプログラミング言語の「Ruby」フレームワークの「Ruby on Rails」を用いて実践的に学習をしてきます。
Railsキャリアコースは受講終了後、運営会社ポテパンが提供する転職・フリーランスエージェントを利用した独立サポートや転職支援を受けることができます。
また学習や転職のサポートは、現役のエンジニア講師やキャリアカンセラーが担当してくれるため、転職成功させる大きなポイントになります。
特に未経験から自社開発企業への転職を目指す方に、おすすめできるプログラミングスクールです。