マーケティング初心者が勉強するためにオススメの書籍があれば教えて欲しい。
この疑問にお応えします。
- マーケティングは本を読んでも身につかない
- マーケティング学習に必須の読むべき4冊
- マーケティングを効率的に学ぶ3つの手順
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
2005年にITビジネスで起業して10年以上、様々な企業のWebマーケティングの仕事をしてきまして、実績は下記の通りです。
Webマーケティングの実績
- 半年でビッグワードのSEOで1位獲得(集客を安定して増やしました)
- キャンペーンLPから1日1000件越えの注文獲得(売上げ爆伸び)
- SEO集客のブログ収益で月7桁の収益達成(※当ブログです)
- SNSマーケティングで1つのつぶやきで1000フォロワー獲得
上記のとおり実践の現場で10年以上やっているので、マーケティングは得意です。
クライアント企業の中には東京の上場企業もあり、皆さんがご存知の商品やサービスのマーケティングもたくさんやっています。
※守秘義務があるのでブログでは書けませんが、お仕事依頼時にお問い合わせ頂ければご返答できる範囲でお答えします。
他にも「個人で稼ぐ」ために必要なマーケティングも大得意で、特にブログやアフィリエイト、SNSマーケティングに関する成果を出すためのノウハウも豊富に持っています。
こうした背景の私が「個人の力で稼ぎたい人向け」にマーケティングスキルを伸ばす学習の手順を解説しながらも、マーケティング学習に最適な書籍も合わせて紹介していきます。
マーケティングは本を読んでもスキルは身につきません
まずはじめに、本を読むだけでは知識は付いても、マーケティングスキルは身につきません。
知識だけのマーケティング理論では、お金は稼げない
よく企業の案件を担当すると、マーケティング担当者が「●●というマーケティング手法ってどうですか?」といった話をしてきます。
マーケティングに関する本を読んだり、セミナーに参加して知識を豊富に持つことは大変素晴らしいのですが、正直に・・・理論や知識だけを学んでもお金は稼げません。
そもそもマーケティングの定義って何だと思いますか?
日本マーケティング協会によるとマーケティングの定義は以下の通り。
「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である」
何だか難しいですよね。
でも、こういった議論をして理論武装したがるマーケティングのコンサルタントが多いのも事実です。
マーケティングとは、いかに売るかの一点のみ
私が重要とするマーケティングのセンターピンは「いかに売るか」の一点のみです。シンプルですよね。
とにかく「売ったものが正義」という考えをブレずに持っています。とにかく売る!強引でも売る!何が何でも売る!
そのための手段として価値を提供したり、相手の問題を解決していきます。売れなければ、どれだけ素晴らしいマーケティング理論を持ってたとしても無意味です。
繰り返しになりますが、マーケティング理論を学ぶ目的は「その理論を活用して、いかに商品やサービスを売って稼ぐか」です。
知識を得ることが目的ではないことを、先に理解しておきましょう。
マーケティングスキルを伸ばしたいならブログが最良の練習台です
この記事を読まれる方は、マーケティングスキルを身につけてお金をたくさん稼ぎたいといった目的を持っているはず。
マーケティングの知識を書籍で学んだあとは何をすべきかと言うと、いきなり企業の実践的な案件で練習はできませんよね。
そこで自分のブログを必ず用意しておきましょう。
ブログを活用することで、マーケティングの理解が深めることができます。
» WordPressでサイトアフィリエイトを始めよう!収益アップとSEO対策もセットで解説【決定版】
知識は学んだだけでは何の意味もありませんよ。必ずアウトプットをして分析することで始めて価値あるスキルに成長します。
例えば読者の興味を惹きつける文章の書き方として「結論→理由→例→結論」という流れがあります。
読みやすい文章の書き方を、
PREP法というらしい😳・ POINT(結論)
・ Reason(理由)
・ Example(例)
・ POINT(結論)いわゆる
結起承転結型!!先に結論を持ってくることで、
読まれやすさが全然ちがう🤔✨— みずか@雰囲気起業×新卒女子 (@mizuka_085) 2019年2月28日
この知識を学んだだけでは、どういった場面でこの「結論→理由→例→結論」を活用すれば良いのか実感ができないと思います。
マーケティングとは実践 → 検証 → 改善の繰り返しです。本当に「結論→理由→例→結論」の流れが読者の心を惹きつけるのか?を考えながら自分のブログで練習していきましょう。
こうした作業を繰り返すことでマーケティングの実践的な感覚を伸ばすことができます。
ということで、マーケティング学習の目的と伸ばす練習方法を解説しましたので、ここからは学習におすすめの本と合わせて、3つの学習手順の解説に進みたいと思います。
マーケティング学習に必須の読むべき4冊
私自身は、年間にマーケティング関連だけでも10冊以上の書籍を読んでいます。
その中で「実践で本当に役立った本」に絞ると、ここで紹介する4冊に絞られます。
つまり、そのままお金を稼げるマーケティングスキルに直結した本ということです。
それではどうぞ。
沈黙のWebマーケティング
この記事の読者にとって必要なマーケティングスキルは特に「インターネットで使えるWebマーケティング」だと思います。
本書はWebマーケティングにおける超基礎から全般的な知識まで総合的に学ぶことができました。
ポイントは、漫画形式なので初心者にとっても理解しやすいということ。しかしながら内容は本質的なことを抑えているので質の濃い優良書籍です。
セールスライティング・ハンドブック
「マーケティングとはいかに売るか」といった本質的な思考をインストールできた書籍です。
広告とは人を楽しませるエンタメではありません。エンタメで終わる広告は単なる自己満足。売ることこそが正義です。
こうした思考はマーケティングを仕事にする人は確実に理解すべきで、アートは目的ではなく手段です。商品やサービスをいかに売るための広告か?いかに売るためのマーケティングができるか?その本質を学べる書籍です。
100円のコーラを1000円で売る方法
こちらも初心者向けにオススメの一冊で、ストーリー形式でマーケティングの学習ができるので、すんなり理解しやすい書籍です。
1時間ほどで読めてしまうのでキンドル版で買って、今すぐ読むことをオススメします。「マーケティングって面白いな!」と読み終えた後に思うはず。
10倍売る人の文章術
マーケティングは常に人の心を動かさなければなりません。
無関心の人に興味を持たせる。興味を持たせた人に欲しいと思わせる。欲しいと思った人に実際に買うという行動を起こさせる。
常に人の心を動かす必要がありますが、その人を動かす手段の1つとしてセールスライティングがあります。いかに売るための文章を書くことができるのか?こうしたセールスライティングの基礎がバッチリ学べる書籍です。
マーケティングを効率的に学ぶ3つの手順
それでは最後にマーケティングスキルを効率的に身に付けるための3つの手順を解説します。
繰り返しですが、マーケティングは知識を学ぶだけでは価値がありません。
自分自身でアウトプットをして練習することで、はじめて実践で使えるスキルに昇華します。
マーケティングの効率的な学習手順
- 書籍を読んで基礎を学習する
- 勉強した部分を随時ブログでまとめる
- ブログ記事を分析して、マーケティングの答え合わせをする
書籍を読んで基礎を学習する
まずはマーケティングの基礎を書籍から学習しましょう。
初心者が最初に読むべき本は先述した4冊です。
さらに読む際のポイントは「アウトプットを前提に読む」ということです。
休日は安定の読者。
ビジネススキルのインプット量と稼ぎの収入は比例します。
本を効率的に読むポイントはアウトプットを前提に読むことです。
この部分はブログでまとめれそうだな。ここはツイートできるな。
とアウトプットを考えながら読むだけで、インプットの質は大きく変わります。 pic.twitter.com/aCkkCSzWXe
— ヒロキ★行動量で心を掴むブランド化の人 (@hiroking10ten) 2019年3月10日
書籍の文字を追いかけながらも「この知識はブログに書けそうだ」と意識しながら読むだけでも、知識の吸収量も質も劇的に向上します。
何気なく本を読んで、読み終えた時に「あれ?何が書いてたんだっけ」と消化不良を起こしがちな人はぜひお試しください。
勉強した部分を随時ブログでまとめる
上記でまとめた内容をブログに書きます。
学んだ内容を、自分のフィルターを通して「他の人に分かりやすく伝えるにはどう書けば良いのか?」を具体的に考えながら記事を書いて行きましょう。
実際に、これを繰り返すだけでも「知識は大きく定着」するので確実に実践で使えるスキルになります。
もし、現時点で「人に伝える文章なんて書けない」という方はブログで稼ぐ文章構成の3つのステップを解説【初心者〜中級者向け】を読んでおきましょう。
ブログ記事を分析して、マーケティングの答え合わせをする
本を読んでブログに記事を書いて知識を定着させる。
これだけでも十分にマーケティングのスキルは身につきますが、実際に書いた記事の答え合わせをすることで、より確実な「効果が出るスキル」を身に付けることができます。
やることは簡単で、書いた記事を2〜3ヶ月後に分析するだけです。
実際に、どの記事が読者に読まれているのか?どの記事が収益に繋がっているのか?を分析することで「何をすれば成果(お金が稼げる)が出るのか?」の答え合わせができます。
» 参考:【初心者向け】ブログで質の高い記事を量産してアクセスを増やす方法
ということで、本記事は以上となります。
マーケティングに関しては、本を読むだけで実際にお金を稼げるレベルまで成長するなんて甘いものではありません。
実際に基礎知識を本で学んで、それをブログでアウトプットして練習する。そこで得た実体験を元にビジネスにも活用することで、徐々に身についていきます。
世の中には多くの企業が日々マーケティング活動をしていますが、広く見渡しても「マーケティングができる人」は相対的に少ないので、マーケティングができるだけでも圧倒的に生きやすくなります。
また就職の際の「採用のコツ」については【Web経営者が語る】未経験でも採用されるWebマーケティングの求人情報を探すコツで解説していますので合わせてどうぞ。
それでは、マーケティングの練習台としてブログを作っていない人は今すぐ下記のリンクをどうぞ。
人気記事激変するWebマーケティングのメリットとデメリットを1分間で理解
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