もう不安過ぎてどうしよう・・・。
この不安について解説します。
- 若者は年金は貰えないので期待はNG
- 年金は貰えない若者が理解すべき3つのポイント
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
現在30代後半ですが、年金に関しては一切期待していません。
それこそ1円も受け取れない前提で生きているので、以下のツイートのニュースを見ても特に驚きや衝撃はありません。
「退職後に2000万円が不足する例もあるとして若いうちから資産運用が必要との報告書。麻生財務大臣も資産形成の重要性を強調」
正当に年金を受け取れても毎月5万不足。そもそも満額受け取れる約束も怪しい。今の生活で将来に満足できる貯蓄をできる若者がどれだけいるのか?https://t.co/82vEgzvKsD
— ヒロキ@株投資を極める連続起業家 (@hiroking10ten) June 13, 2019
「退職後に2000万円が不足する例もあるとして若いうちから資産運用が必要との報告書。麻生財務大臣も資産形成の重要性を強調」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000156202.html
正当に年金を受け取れても毎月5万不足。そもそも満額受け取れる約束も怪しい。今の生活で将来に満足できる貯蓄をできる若者がどれだけいるのか?
年金は戦後に政府によって制度化されたものですが、そもそもの時代構造が変化しているので、年金制度が崩壊しても何ら不思議ではありません。
詳しくはwikipediaの年金の歴史もご参照ください。
ということで本記事では「年金はもらえないと不安になっている若者」向けに、今後の生き方について解説していきます。
結論としては、現状のままでは「死ぬ直前まで延々と労働する」しかありません。そこで若者が年金崩壊の時代で知っておくべき3つのポイントについても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
若者は年金は貰えないので期待はNG
若者のみなさん!
将来に年金がもらえる!みたいな無駄な期待をせずに生きていきませんか?
他人に期待すること自体が人生における最大の無駄です
このブログでも何度も「他人に期待して生きるより、自分に期待して生きよう」ということをお伝えしています。
» 参考:他人を期待しない生き方でストレスなく楽に生きる【自分が変わろう】
そもそも、あなたが年金制度に期待しようが、年金そのものを心配しようが、仕組みが改善されることはありません。
それこそSNSなどで政府を批判しても、年金が支払われることとは別問題です。
いくら若者が「年金を取り戻せ」と叫んだところで政府にとっての優先順位は最下層です。
だからこそ、将来の年金に期待して何もせずに待っているより「自分の労働収入を増やすこと」だったり「自分のスキルを伸ばすこと」に期待して行動すべきです。
政府が若者に対して年金を支払うことを期待するより、あなた自身が自分で収入をあげて将来に蓄え始める方が合理的ですよね。
年金もらえないのはやばい状態ではあるんだけど、制度に関して不満をいうよりも不足する2000万を自分ならどう補うかを考えて行動する方が有益。
放っておいても他の誰かが代わりに文句をいって、不満点を政治家に届けてくれるはずなので、そこは他人任せにして個人の生き残り戦略を立てるのが得策。
— 迫 佑樹/プログラミング講師 (@yuki_99_s) June 12, 2019
年金がもらえない若者が今からやるべきこと
年金に関しては貰えない前提で生きるべきです。
もし、100%満額で年金が貰えたらボーナス的に喜べばOK!
そこで、今から年金が貰えない若者がやるべきこと3つを紹介します!
- 自分で稼げるスキルを身に付ける
- 労働収入を増やして貯蓄する
- 死ぬまで働ける環境を作る
年金が1円も支給されない状態でも、上記の3つで問題は解決できます。
物理的に体が衰えて動かなくなる80歳まで働き続けるとすると、それこそ体力仕事は厳しくなります。多分、今後はロボットやAIが体力仕事を代わりにすると思います。
工事現場の作業員や警備もロボットが代わりにするはず。大半の肉体労働がロボット化される中で、高齢者になっても続けることができる仕事は知的な仕事に限定されます。
そして知的な仕事は、年齢を重ねるほどに経験値やスキルが積み上がるので価値が高くなります。
例えば、ブログを書いていると圧倒的な文章を書くスキル(ライティングスキル)が身につきますので、ブログで稼げなくてもライティングの仕事で稼ぐことができます。
立派な知的な仕事ですよね。
死ぬまで働く前提なのでストレスなく働くべき
定年退職という制度自体がなくなると思うべきです。
それこそ【安定を求める若者へ】大企業の終身雇用は完全崩壊です【個で稼げ】で解説していますが、終身雇用という幻想にいつまで、しがみつくのですか?
大企業に就職 → 終身雇用で定年まで働く → 定年後は年金と退職金でリタイア生活
これは昭和の時代にだけ成立した常識であって、現代では通用しません。
都合の良い部分だけ、昭和の価値観を持ち出して「生活を保証しろ」と言っても無意味です。
死ぬまで働くしかない時代なので、極力はストレスがない仕事をするべきです。
それこそブラック企業だったり、上司のパワハラとか、仕事から多大なストレスを受けているなら、今すぐ仕事の環境を変えるべきです。
定年退職の年齢になる前に、あなた自身が体と心を壊して終了ですよ。
実際に、こういった人たちが膨大に増えていますが、彼らは生活を維持するために環境を変えることさえもできません。
完全に人生オワコン状態です。
若者は今までの常識を捨てて生きよう
日本は戦後の高度経済成長期という「異常な時代」を「永遠に続く常識」と勘違いしてきました。
それこそ
- 企業の終身雇用は当たり前
- 給料の年功序列は当たり前
- 定年後の年金受給は当たり前
とにかく、異常な状態を「常識」と都合よく受け取ってきました。
しかしながら平成→令和と時代は代わり、今までの偽りの常識が正しく崩壊し始めたことで幻想が崩れました。
- 正社員で働くことが素晴らしい
- 働き始めたら結婚するのが素晴らしい
- 結婚したら子供を産むのが素晴らしい
- ローンを組んで一軒家を建てるのが素晴らしい
- 定年時期まで全てを犠牲に働き続けるのが素晴らしい
これらの常識を若者たちが信じていないことは一目瞭然です。
なぜなら、そんな生き方は望んだとしても、そもそもできないからです。
ちなみに、上記の生き方は企業にとって都合良い人間を生み出す仕組みだと気づくべきです。
想像してみてください。こうした仕組みを「常識」と信じて人生に取り入れてしまうと「どんなに辛い仕事でも、辞めることができない」状態になります。
正社員で入社して、将来に年功序列で給料が上がる期待を持たせられる。
その期待を前提に結婚して、子供が生まれて、家を建てる。そのローンの支払いが30年近くあるので、会社を辞めたい状態になっても辞めることができません。
企業にとっては最高の人材ですよね。
辞めたくてもローンや子育ての出費で貯金もできずに生活構造的に辞めることができないので、厳しい仕事でも我慢して続けてくれます。
この偽りの常識の上に成り立っていた構造こそが、高度経済成長を作り出した本質です。
年金は貰えない若者が理解すべき3つのポイント
年金はもらえない前提で生きる若者が知っておくべき、これからの合理的な生き方について解説します。
- 生活が厳しい状態なら無理に年金を支払う必要はない
- 貯金よりも知識を身につけて資産構築すべき
- 会社の給料以外に個人で月3万稼ぎ始めよう
若者はこれらの生き方を知った上で、今日から行動していきましょう。
生活が厳しい状態なら無理に年金を支払う必要はない
まずはじめに、年金に関しては「現状の生活が厳しい状況」であるなら、無理して支払う必要はありません。
年金が将来に向けての貯蓄であるにも関わらず、今の生活を圧迫してまで支払うものではありません。いくら「義務だ」と言われていても、本末転倒です。
私自身も起業当初は給料もない時期があったので、その時は年金を支払っていませんでした。
手続きは年金事務所に行って「年金払えないので手続きしてください」と手続きすればOKです。
正社員の契約で働いていると会社から天引きされてしまうので、その場合は会社と個人事業契約で働くのもありですね。個人事業で働くと様々な節税ができるのでオススメです。
それも面倒な人は、年金の支払い催促通知が来ても放置ですね。
「それだと将来の年金が払われないのでは?」と不安になると思いますが、毎月払わなくても、支払える余力ができた時だけ払って「支払いの意思がある」ことを見せていれば問題ないかと思います。
今後、お金が増えれば5年分を遡って一括で支払えるので、それでクリアです。
とにかく、年金の支払いをすることで生活が苦しいのは本末転倒なので、早急に対応しましょう!
貯金よりも知識を身につけて資産構築すべき
日本人は貯金を美徳にしていますが、低金利時代に貯金はリスクでしかありません。
銀行の0%金利とは?
銀行は金利0%(利息なし)で一般人からお金を集めて、そのお金を企業などに貸付して利息で稼いでいる状態です。
お金を銀行に預けるということは、あなたのお金を利息なしで銀行に貸してあげている状態と同じです。それって損していますよね。
無料でお金を銀行に貸してあげているのに、お金を引き出す際に手数料も取られています。
さらに政府はインフレ率をあげようとしています。
インフレになれば物価が上昇するので、銀行に預けているお金の価値はどんどん低くなります。
- あなたが銀行に1000円預けているとします
- 缶ジュースの値段が1本100円から120円と20%上がりました
- 物価が上昇する中で、銀行に預けているお金は1000円のままです
- つまりインフレに対してお金の価値は下落してしまい20%の下落で800円になったということです
この辺りは経済の勉強になるので【資産運用】サラリーマンが300万円の貯金から投資を始める為にオススメの書籍もどうぞ!
金融の知識がない人は簡単に詐欺に巻き込まれるので、確実に勉強していきましょう!
会社の給料以外に個人で月3万稼ぎ始めよう
会社の給料以外にも、自分で収入を伸ばすために行動は重要です。
それこそサラリーマンの副業がテーマになる時代ですが、実際に副業に取り組んで月3万を稼げる人はほとんどいません。
月3万を稼げると1年間で60万の増収です。
5年続けると300万がプラスで入ります。これってむちゃくちゃ大きいですよね。
それこそ月3万くらいは1年くらい努力を続けると誰でも達成できます。
その方法は副業で稼ぐ方法を徹底分析【サラリーマンが月3万円を簡単に稼げる】でまとめていますのでご覧ください。
また副業禁止の会社で「会社にバレるのが心配」という人は以下の記事をどうぞ。
» サラリーマンの副業が会社にバレない簡単な方法【普通徴収にするだけ】
今から行動すれば年金が貰えなくても安心できます
年金制度が崩壊して「年金が貰えない」と心配するなら、政府に改善を期待するよりも「自分で稼いでやろう」と前向きに行動する方が人生は豊かになるはずです。
人生で大切なことは「自分の価値を高める」ことにコミットすることです。
会社で思考停止して、言われたことをやるだけの人間になっていませんか?
雑用だったり、誰でもできる仕事を与えられていませんか?
代わりがいくらでもいる仕事の収入は今後もどんどん低くなります。
それなら、今から副業に本気で取り組んだり、スキルを身に付ける努力をしていきましょう!
日本の国は、年老いた政治家たちを見ても分かるとおり「若者たちの未来を豊かにする」施策を取ることはありません。
社会構造を変えることはできませんが、あなたがあなた自身の人生や生き方を変えることは「今この瞬間」からできます。
それが論理的、かつ合理的に生きることです。
自分にお金がないのは環境のせいと考えるか、それとも自分のせいと考えるか。
記事中にもあるように、これを「お金のことを考えるいい機会」と思えれば、この騒動もプラスに作用するのだと思いますね。自分でちゃんと考えられる力を私も身に付けたい。 https://t.co/DdW6CbdSEm
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) June 12, 2019
上記のツイートの通り、この機会は「人生を変えるチャンス」と捉えて、前向きに行動していきましょう!
人気記事【行動する】新卒サラリーマンが20代で会社を辞めても人生に問題はない【正社員でも同じ】
人気記事将来にお金の不安を抱えるサラリーマンが不安を解消できる3つの手順