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フリーランスとして独立して後悔した話と解決策【消耗せず稼ぐ方法】

独立したい人
独立したい人
フリーランスとして独立したいけど、実際に独立した人って後悔はないのでしょうか?
色々とフリーランスは最高みたいな意見ばかりが多いのですが、その反面で後悔だってたくさんあるはず。
フリーランスで活動している人の本音を教えて欲しいです。

この疑問を本記事で解決します。

 

本記事の内容まとめ
  • フリーランスとして独立した後の後悔は値段設定のミスです
  • フリーランスが後悔せずに活動するための解決策はある

 

こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。

ヒロキ
ヒロキ
経営者として14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信しています。
クライアントは主に東京の上場企業でWebマーケティングやプログラミング開発を行いながら、個人の活動としては株式投資で資産運用をしています。

 

この記事を書く私は2005年に独立したので、今年で14年目です。

1年前からブログを毎日書いていますが、去年は3000万ほど稼ぐことができました。

事業内容としては主にWebマーケティングとプログラミングです。

 

とにかくフリーランスの独立みたいな感じで起業して、自由に働いていますが「今までに後悔はなかったのか?」と聞かれると、正直にいくつかの後悔が思いつきましたので、共有しようと思います。

 

先に結論を言うと、フリーランスとしての後悔は1つだけで「値段の設定」です。

とりあえず、最初の頃は値段の設定が弱気そのもので、ここを早めに改善できないと消耗して挫折してしまいます。

なので、この辺りを注意して読んでもらえれば、フリーランスとして後悔なく前進することができると思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

 

フリーランスとして独立した後の後悔は値段設定のミスです

とりあえず、最初の頃は値段設定でかなり苦労しました。

多分ですが、多くのフリーランスは「いくらで値段を付ければ良いか分からない」と思うので、ここで苦労すると思います。

 

実績作りで消耗します

私の場合はWebの仕事がメインなので、とにかく最初の頃は値段設定でかなり苦労しました。

 

例えば、ECサイト構築を10万円で受注してしまい、マジで死にかけました。

多分ですが、同じ内容の仕事を他のWeb開発会社に発注すれば400万くらいだと思います。

  • ECシステム構築
  • 100点以上の商品撮影
  • 100点以上の商品ページ構築

とにかく、私の所に発注したクライアントは大喜びですね。

 

この時は、さすがに作業を始めた瞬間に「値段を間違えた」と痛感しましたが、時すでに遅しです。

とにかく独立したての頃は実績が欲しいので、安い値段でも受注するしかなかったのですが、完全に「工数」という作業概念を理解していませんでした。

この辺りが社会経験がないまま独立したことの後悔ですね。

 

フリーランスは値段設定が難しい

フリーランスとして働くと、マジでこの値段設定に苦労することになります。

例えば、働いていた会社では100万円で見積もりを出していた内容でも、自分が独立してフリーランスになった途端に「同じ作業内容でも60万じゃないと通らない」みたいなことが多々あります。

 

その理由の1つが「信頼がない」ということです。

相手が信頼できる企業の場合は、仕事を発注して不具合が起きても「責任を取ってちゃんと最後まで仕事をしてくれるはず」という保険も含めて、割高の金額も理解できますが、フリーランスの場合は「最悪、飛ぶ(消える)」ということもありえます。

なのでクライアントからすると、そこのリスクを割り引いて値段の整合性を考えます。

 

実際に私も、受注した案件を外部のフリーランスの方に依頼することがありますが、やはり値段設定に関しては「割引価格」でお願いすることになります。

それは「フリーランスへの信頼」という部分に不安があるからです。

 

フリーランスが値段を決める方法

まずは相場の価格を調べましょう。

ググればいくらでも出てくるはずですよ。

ほとんどのフリーランスは「ざっくりの感覚」だけで見積もりを出して、値段設定をしています。

これをしてしまうと、その後の消耗が待ち受けているわけです。

 

例えば「10ページのWeb構築案件」が来た時に、単純に「1ページ1万だから10ページで10万にしよう」という思考は安易すぎて危険です。

このWeb構築の仕事を納品するまでに、コーディング作業だけでなく、打ち合わせがあったり、もしかしたら追加で修正依頼が入るかもしれません。

他の追加の仕事もお願いされるかもしれません。

悪気はないと思いますが、大半のクライアントは見積もりを出して、作業が始まった後に「●●の追加もまとめてお願いします」と後出しで仕事を依頼してきます。
そういった当初は含まれていなかった作業が入るかもしれないことも事前に予測しておくべきです。

 

なぜフリーランスは値段を安くしてしまうのか?

かなり重要になります。

なぜ、フリーランスは値段を低くして仕事を受注しようとするのでしょうか?

それは「自分が楽になる」からです。

 

当然ですがクライアントは「安い値段」で発注したいのですが、そのクライアントの希望値段に合わせてしまえば、値段交渉という日本人が特に毛嫌いする「お金の話」を避けてウヤムヤにすることができます。

仕事をする前からゴリゴリに値段交渉をしてしまうと、そもそもの仕事が取れないリスクだってあるはずです。

 

もう1つが「自分にとって簡単な作業だと認識してしまっている」からです。

例えばドメインを取得して、サーバーに設定する作業はプログラミングをやっている人にとっては朝飯前の作業です。

そのサーバーにWordpressをインストールすることも余裕なはずです。

 

この「余裕でできる」という自分の中の作業負担への尺度があるので「ドメイン取得とサーバーの設定、そこにWordpressをインストールする部分は無料で対応しますよー」とつい言ってしまいます。

 

しかしながら、事実としては「ドメインをサーバーに紐付けする作業」なんて、素人にとっては未知の世界なわけです。

自分自身が簡単にできる作業でも、他人にとっては負担の大きい作業になることが山ほどあります。

 

ピカソの値段設定から学ぶ

この値段設定について、ピカソの有名な話があります。

あるレストランにピカソが訪れた時、ウエイターの一人がピカソに絵を頼んだ。
ピカソは30秒ほどで小さな絵を描き、にっこりと笑って「料金は100万円です」と言った。
30秒で書いた絵なのに!?と驚いたウェイターに対して、ピカソはこう答えたという。

「この絵は30秒で描かれたものではありません。40年と30秒かけて描いたものです。」と。
ピカソは当時40歳だったそうだ。

 

ドメインを取ってサーバーを取得して紐づける作業だって、初心者の時はたくさん調べて、失敗もして、苦労してスキルを身につけてきたはずです。

多分10時間くらいは時間をかけていたと思います。

その積み上げの先に、今の知識やスキルがあるわけです。

それを「無料」とか安売りして良いと思いますか?

 

フリーランスとして活動するには、人並み以上の努力が必要です。

他人が休んでいる時にも仕事をしたり、勉強してきたからこそ、今のスキルや知識があるわけです。

その積み上げた実績に対して、しっかりと費用を支払ってもらう必要があります。

逆に、この部分の価値を理解できないクライアントに対しては仕事を受注するべきではありません。

 

こうした前提を踏まえた上で、相場の値段を調べて「大きく乖離しない値段」になればOKだと思います。

マジで、ここを適当に進めてしまうと、後にくる作業負担で疲弊してしまうので、しっかりと向き合って考えてくださいね。

 

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フリーランスが後悔せずに活動するための解決策はある

何度も言いますが、フリーランスは値段設定を間違えると、確実に後悔してしまいます。

この辺りも含めて、フリーランスとして独立した後に抱える後悔について、解決策もセットで紹介したいと思います。

 

フリーランスの後悔あるある

  • 値段を安くしすぎる
  • 思いのほか休みがない

 

値段を安くしすぎる

私が一番後悔したことです。

実績作りとはいえ、値段設定を安くし過ぎるとクライアントは大喜びになりますが、自分は疲弊します。

あと、疲弊してしまうと段々モチベーションが落ちていきます。

こんな安い価格の仕事、どうでも良いかな

と思ってしまうので、結果的にクライアントに迷惑をかけてしまいます。

 

作業内容に押しつぶされて、飛んでしまう(連絡が取れなくなる)フリーランスが多いのも、ここが原因だと思います。

 

解決策

相場の値段を調べましょう。

例えば、競合他社に顧客のふりをして作業内容を伝えて見積もりを出させたら、だいたいの値段が出てきますよ。

後、見積もりの出し方とかも、ここで学べます。

 

もう1つは優秀な営業マンとパートナーを組むことです。

この辺りは稼ぐフリーランスに共通するのは技術力より営業力【仕事を取る方法】でも解説していますが、自分の代わりに売ってくれるパートナーを探せば、自分が想定するよりも高い値段で売ってきてくれますよ。

 

思いのほか休みがない

フリーランスは自由に働けるみたいなイメージがあります。

確かにサラリーマンではないので、出社する必要もないですし、自分で自由に働く時間を決めることができます。

ただ、その分だけ「働かないと収入は増えない」構造になるので、結果的には「仕事に追われる日々」になってしまいます。

 

解決策

なぜ「仕事をしないと収入が途絶える状態」なのかというと、固定収入を作っていないからです。

仕組み化とも呼べますが、自分が労働作業をしていない状態でも、一定の収入が自動で入る状態を作らない限りは、いつまでも作業で忙しくなる状況が続きます。

 

フリーランス1年目は仕方ないのですが、徐々に仕組み化は作るべきです。

例えば毎月のWeb運用やコンサル契約などですね。

1社で3万なら、10社で30万です。

私の場合は当初は1社月1万円の契約で100社以上取っていたので、何もしなくても毎月100万は最低限の売上が出る状態でした。

 

この辺りはビジネスモデルにも繋がる思考の話になるので、自分が作業をすることなく収益を最大化していく思考も身につけましょう。

» 参考:ECサイトの構築で比較すべきは金額ではなく提案力【売れる仕組み】

 

フリーランスが安定して仕事を受注する方法

ということで、そろそろ終わりにしたいと思います。

正社員と非正規社員の賃金と待遇格差がなくなる時代【実力主義です】でも解説していますが、今後は時代の流れ的にも「フリーランスが重宝される時代」になります。

 

個人で稼ぐスキルがあるフリーランスに集中して、さらに仕事が集まります。

だからこそ、フリーランスとして独立することに挑戦するのは良いことだと思います。

もちろん、後悔や苦労も多々ありますが、それを乗り越えたからこそ今の自分の成長があるのも事実です。

 

あとは、フリーランスとしてどうやって仕事を受注すれば良いのか?という別の不安もあると思いますので、その辺りは下記の別記事にて詳しくまとめましたのでご覧ください。

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ABOUT ME
ヒロキ【IT企業の経営者、株式投資家】
2005年にITビジネスで起業。経営者14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信中。 上場企業のWebマーケティングを行いながら、様々な企業のプログラミング案件を受注して稼いでいます。 現在は本業と合わせて、株式投資も行い資産を運用中。 Twitterでは株式投資についてのみ発信しています。
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