もちろん、SEOを意識して、狙ったキーワードで上位表示させる記事を書きます。この辺りのGoogleの検索アルゴリズムのルールがあれば教えて欲しい。
この質問にお応えします。
- SEO上位表示に効果的な文字数はない
- SEOで大切なことは文字数よりも読者の満足度
こんにちはヒロキ(@hiroking10ten )です。
今年に入ってから、すでに10件以上の企業から「SEOコンサル」のお仕事を頂いております。
そして、ここからが本記事の本題になりますが、先日に企業の担当者より以下の質問をいただきました。
SEOで記事を上位表示させるためには、1000文字程度の記事を毎日投稿するのと、3日に1度のペースで5000文字程度の記事を更新するのとで、どちらが効果的ですか?
本記事では上記の質問に回答をしつつ、SEOで重要な「読者視点」の話を解説していきます。
先に結論を言うと「文字数なんて関係ない」ということです。
3分以内にサクッと読んでもらい、SEOに強い記事を作るスキルを身につけて頂ければと思います。
SEO上位表示に効果的な文字数はない
当ブログでも度々「記事の文字数」に対して「基本的に4〜5000文字で1記事を書いている」といった明記をしています。
しかしながら、これは「4〜5000文字を書けば、Googleに高評価をもらえる」という理由ではなく「読者のために価値ある記事を書いたら、結果的にこれくらいの分量になった」ということが本質的です。
結論を言えば、SEOに最適な文字数など存在しないということです。
その第一の論理的な理由は「狙うキーワードによって適切な文字数が違う」からです。
例えば[Webマーケティングとは?]というキーワードと[Webマーケティングの学習本]というキーワードの場合は両者で情報量は当然変わってくるはずです。
- Webマーケティングとは? → Webマーケティングの意味や、使い方、効果などを初心者向けに説明するので、必然的に文章量は多くなるはず。
- Webマーケティングの学習本 → すでにWebマーケティングの意味を理解している人向けなので、オススメの学習本を数冊紹介するだけで、文字数は少なくてもOK。
上記の場合で、[Webマーケティングの学習本]の記事を「SEOには文字量が大切だ」とむやみに長文にしても、それは情報過多になってしまいGoogleに評価される可能性は低くなってしまいます。
文字数が多くて理解困難な記事か、文字数が少なくて理解しやすい記事か、どちらが良い?
読者が、解決したい問題や知りたい情報を求めてググって、記事を読み始める際に大切な視点は「情報量はなるべく少ない方が理解しやすい」ということです。
基本的に「文字数が多い=読む苦痛が伴う」のが人間です。分厚い本を取っただけで読む気がなくなった経験もあると思います。
読者が求めるのは「自分に役立つ情報」であって、大量の文字を読むことではありません。
SEOライティングにとってベストなことは「読者が理解しやすく編集すること」なので、不要な情報は極力減らすべきです。意味のない文章を足して文字数を増やすなど、全く無意味です。
読者に理解しやすい文章を書くと、結果的に2〜5000文字になる
結果論として、読者が読みやすく、理解しやすい文章を書くと2〜5000文字くらいがちょうど読みやすい量に落ち着くはずです。
例えば【初心者向け】Web集客でアクセスと売り上げを伸ばす基礎まとめの記事は網羅的に情報をまとめたので1万字を超える文字量になっていますが、スマホで読む場合はスクロールが多くなるので辛いですね(汗)。
この辺りは「良質なまとめ記事として現時点ではGoogleには評価されても、読者に対しては改善すべき点」になると思っています。
常に意識すべき点は「読者のためになる文章かどうか」です。自分が言いたいことではなく、読者が知りたい情報を意識することの重要性については好きなことをブログに書いて稼ぎたい人が必ず失敗する理由【稼ぐ戦略を解説】もどうぞ!
SEOで大切なことは文字数よりも読者の満足度です
SEOにおける重要なポイントは、文字数ではなく「記事を読んだ読者が満足できたかどうか」の一点のみです。
ネットに公開する記事(コンテンツ)を作る際に、Googleのアルゴリズムを意識することも大切ですが、最終的には「記事を読んだ読者がどう思うのか?」が最重要です。
例えば、2000年頃のSEOは、いかに被リンクをたくさん貰えるのか?といった、読者の満足度と関係なしに検索順位を操作できる方法がありましたが、2019年においては被リンクは検索結果の1つの要素に過ぎず、Googleがもっとも評価するのは「読者が満足したのか?」という感情の評価になります。
この辺りはブログの直帰率を下げ、ページ滞在時間を伸ばす方法【戦略を全公開】でも解説しましたが、悪い直帰率(検索エンジンに戻ってしまう)を下げるために、読者に満足感を与えるライティングが必要です。
SEOは文字数ではなく、読者評価が本質
SEOに最適な文字数を気にするのは、SEOの問題解決にはなりません。
頂いた質問への回答
SEOで記事を上位表示させるためには、1000文字程度の記事を毎日投稿するのと、3日に1度のペースで5000文字程度の記事を更新するのとで、どちらが効果的ですか?
上記の質問に対して、読者を満足させるライティングを軸に考えると「更新頻度や文字数に関係なく、読者を満足させることができる記事の更新頻度と文字数でOK」になってしまいます。
- Webマーケティングとは?の記事
→ Webマーケティングは情報の変化が激しいので、常に時代にあった手法や、最新の成功事例などを紹介すべきなので、更新頻度は多くなるはず。仮に2004年のWebマーケティングの記事があっても、現代のビジネスで役立つかは微妙なので、古い情報は信頼性が低下するはず。 - Webマーケティングの学習本の記事
→ 最新のWebマーケティングに関する書籍と合わせて、過去の良書も紹介できるので、更新頻度よりも1記事で深く考察やレビューが網羅されていればOK!更新頻度は低くても問題ないと判断できる。
上記の通り、それぞれのコンテンツ内容で理想の更新頻度も文字数も変化することが理解できるはずです。
ということで、記事をまとめます。
SEOにおいて最適な文字数や更新頻度は特に決まっていなくて、そういったSEOスキルよりも「記事を読んだ読者が満足できるか?」といった読者の感情の満足度を常に意識して記事を書いていきましょう。
現在のGoogleは1万字を超える長文のまとめ記事を高評価する流れにありますが、ユーザーの感情としては「1万字を読む」よりも「1000字で深く理解できる」方が満足度は高くなるはず。
つまり、こうした人の本質を理解できれば「短い文章で、読者を満足させるライティング」スキルが今後は益々重要になってくるはずです。
SEOライティングの訓練はTwitterがオススメ
ということで、短い文章で読者の満足度を高める練習として、Tiwtterが効果的になるので最後に紹介しておきます。
Twitterを運用して気づいた効果
Twitterの運用スキルが伸びれば、そのままSEOに応用ができます。
Twitterは「いかに140文字以内で拡散される文章が作れるか」といった文章スキルが必要になりますが、これがそのままSEOに効果的な「読者の滞在時間を伸ばす記事作り」に役立ちます。
そしてTwitterを運用していると「この文章は拡散されるだろうな」とか「この文章は遠回しの言葉になるから伝わりにくいな」といった読者目線の感覚が強化されます。
こうした感覚をそのままSEOに活かせば、読者の満足度が高い記事を作ることができるようになります。
SEOを頑張りたい方は、合わせてTwitterの運用も力を入れていきましょう。
私も引き続きTwitter@hiroking10ten の運用も頑張ります。
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