実際にインターンを受けて採用された人の声や、インターンを取る企業側の意見や本音を教えて欲しい。
この疑問を本記事で解決します。
- エンジニアのインターンに必ず採用される方法がわかる
- エンジニアのインターンに採用されるためにやることがわかる
- 正しい努力でエンジニアのインターン採用に合格しよう
こんにちはヒロキです。
2005年からIT企業を経営していますが、今までに20名以上のインターンを採用してきました。
そこで本記事ではIT企業の経営者の目線から「エンジニアとしてインターン採用されるために必要な3つのポイント」について解説していきたいと思います。
- インターンに採用されるために何をすれば良いのかわからない
- 企業はどんなインターンを求めているのか教えて欲しい
- インターンで採用されやすい人の特徴を教えて欲しい
こうした悩みを解決できる記事ですので、インターンで採用されたい方はぜひ最後までご覧ください。
エンジニアのインターンに必ず採用される3つの方法
エンジニアのインターンで採用されるためには、以下の3つのポイントを確認しましょう。
基本的に、この3つの質問に対して、すべて「Yes」と答えられる人はインターンで採用されます。
※弊社での採用の基準でもあります。
- 自分で作ったサービス(サイト)はありますか?
- 企業がインターンに求めることを理解していますか?
- 常にプログラミングスキルを磨いていますか?
それぞれを詳しく解説していきます。
自分で作ったサービス(サイト)はありますか?
エンジニアにとって大切なことは「どんなスキルを持っているか」よりも「どんなサービス(サイト)を作ったか?」という実際の成果物があるかどうかです。
いくらスキルを身につけていても、そのスキルを使って何かしらのアウトプットをしていないと何の意味もありません。
インターンの面接時に
リリースから●ヶ月で、ユニークユーザーは●●●人です。
と、自分で作り上げた成果物を見せてもらえる方が「スキルを豊富に持っている」というアピールよりも確実な訴求ポイントになります。
できれば、そのサービス(サイト)を作ろうと思った理由、背景、戦略なども合わせて教えてもらえると、よりエンジニアとしてのビジネスマインドが伝わるので採用に有利になります。
自分のサービス(サイト)を作って成果物を見せよう
面接時に自分で作り上げて運用しているサービス(サイト)の成果物を見せましょう。
そのサービス(サイト)を作ろうと思った背景も合わせて伝えると、より自分の価値をアピールすることができます。
また、サービスの利用者や収益化している場合は月額の収益なども合わせて伝えると、よりGOODです。
この辺りの考え方は就活時にも活用できるので【就活に有利】大学生がブログを始めて稼ぐメリット解説【初心者向け】も合わせてご覧ください。
企業がインターンに求めることを理解していますか?
インターンを採用したい企業のニーズを理解していますか?
なぜ、企業はインターンを採用するのでしょうか?
なぜ、社会経験が未熟(=即戦力ではない)な人材を採用しないといけないのでしょうか?
なぜ、あなたをインターンで採用しないといけないのでしょうか?
この問いに対して、明確に即答えることができればインターン採用は大きく近づきます。
例えば先月に、大学までサッカーをバリバリ頑張っていた子がインターンの採用で面接にきました。
彼のアピールは以下の通りです。
いかがですか?
もちろん、彼のやる気だったり、スポーツによって培われた精神力、集団におけるコミュニケーション能力は評価しますが、インターンとして採用するかは別問題です。
逆に、去年にインターンで採用した子は以下のアピールをしてくれました。
明確に、企業がインターンに求めることを先回りしてアピールしてくれています。
そして、インターンとして募集する理由も「Webマーケのスキルを磨きたい」と明確なので、採用後も自主的にスキルを伸ばして成長してくれると期待できます。
もし、彼がインターン期間でWebマーケティングを学び、良い人材に成長してくれれば、そのまま本採用を出したり、他の企業に紹介することもできます。
企業が、インターンに求めるニーズは先に必ず理解しておきましょう!
企業のニーズの調べ方は後述します。
常にプログラミングスキルを磨いていますか?
Web開発の実践の現場では、応用的な知識やスキルが必要になります。
例えば、フレームワークを使って構築することに慣れてしまうと、応用が効かなくなるのでビジネスの実践現場では使いものにならないケースが多々あります。
もちろん、JQueryなどの配布されているJavaScriptライブラリを使用することで時間短縮でプログラミング構築ができますが、それによって発生してしまったバグを修正する場合は、配布されているJQueryの中身を解読するスキルが必要になります。
この時点で、配布されたライブラリに依存していると自分で修正することはできません。
結局のところ、フレームワークやライブラリに頼らずとも、指示されたコーディングが自力でできるスキルを鍛えるべきです。
そのためにも、常にスキルを伸ばすために学習し続けることが大切で、こうした姿勢のエンジニアなら、インターンでも採用されます。
逆に、基礎知識だけを学んで「あとはインターン先で適当に勉強できればOK」みたいな感覚の人は厳しいと思います。
ということで、エンジニアでインターン採用されるために重要な3つの方法を紹介しました。
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エンジニアのインターンに採用されるための行動ステップ
エンジニアとしてインターンで採用されるためには戦略的に行動していきましょう!
人生において大切なことは
ガムシャラに努力して頑張る
のではなく
何をすれば成果が出るかを事前に考えた上で、正しく努力を頑張る
ことです。
といっても、難しいことではないので、下記の手順で行動していきましょう!
- 事前にインターン先の企業のニーズを分析する
- 面接時にアピールできる成果物(サービス)を作る
- 足りないスキルは常に学習する
それぞれ解説します。
事前にインターン先の企業のニーズを分析する
Googleで「●●(企業名) インターン 体験談」などでググると、内情を紹介してくれるブログなどが出てくるはずです。
選考の流れや企業のニーズなどは公式サイトで確認しましょう。
もし、不明点などがあった場合は、企業の採用担当者や、小さいベンチャー企業であれば社長のSNSに直接質問しても良いと思います。
調べるポイントは
- 実際に面接時に聞かれること
- テストがあれば難易度など
- 会社の雰囲気やインターンがする仕事内容
この辺りを事前に調べておくと、企業のニーズが把握できるので正しく対応することができますね。
面接時にアピールできる成果物(サービス)を作る
ぶっちゃけ作る成果物のクオリティに関しては問題視していません。
素晴らしいクオリティのサービスである必要なんてありませんよ。
とにかく、自分の力だけで作り上げたものを見せましょう。
そもそも、90%以上の人が「自分のサービスをリリースする」ことをやりませんので、作っているだけでも他のインターンに応募してる人よりも優位に立てます。
昨日の面接で、インターンに応募する人の中には「何も作ったことは無いけど頑張ります!」という人がかなりいるということを聞きました。
それだとやはり企業としては採用しにくいため、簡単な物でもいいから自分で何かを作って見せられる状態にするだけでも差別化になるとのことでした!参考までに🙇♀️
— りか/大学生エンジニアブロガー (@kei_freedomer) 2019年6月8日
この大学生のツイートはその通りで「すごいサービスではなく、自分で作った事実」を見せましょう。
サービス(サイト)の成果物を自分で作れるか不安な場合の対処法
もし「自分でサービスを作る自信がない」とか「作れるか不安」という場合は、プログラミングスクールを活用するのもありですね。
例えば、先月にプログラミング初心者のスタッフがテックアカデミーのフロントエンドコースを受講したのですが、1ヶ月ほどで実践で活躍できそうなレベルまで成長しました。
» 参考:【初心者が体験】TechAcademyのフロントエンドコースで身に付くスキルまとめ
その際にも、スクールのカリキュラム内で「リアルタイムにチャットができるサービス」を作ってきましたが、かなり立派でした。
スクールで作ったサービスも「自分で作った立派な成果物」になるので、自信を持って面接で出すことができると思います。
基本的にスクールの場合はメンターが常にサポートしてくれるので、挫折することなく作り上げることができるのでオススメです。
※プログラミング1ヶ月の初心者であっても、かなりクオリティの高いサービスをスクールで作ってきたので驚きました。
スクールは安くありませんが、スキルを確実に身につけながらも、インターンや就活時の面接でアピールできる成果物を作れるので一石二鳥の手法です。
足りないスキルは常に学習する
最後は「常に学習を続けてスキルを伸ばすこと」の重要性です。
特にプログラミングに関しては終わりがありません。常に新しい技術が生まれては、トレンドも変化します。
この辺りは先述したプログラミングスクールに課金して、知識にブーストをかけるのもありですし、下記のようなサイトで学習してもOKです。
- progate:基本無料で使えます
- Udemy:有料カリキュラムでも90%オフで受講できます
- ドットインストール:初心者の基礎スキル学習向きです
- Skill Hacks:サポートが分厚いオンラインスクールです
- テックアカデミー:本気でスキルを身につけて就職(転職)したい人はどうぞ
まとめ:正しい努力でエンジニアのインターン採用に合格しましょう
記事をまとめましょう。
- 成果物を作る・企業ニーズを掴む・スキルを磨くことが重要
- 成果物は凄くなくても全然OKです
- 企業のニーズはググって事前に調べましょう
- 努力はガムシャラではなく、戦略的に行いましょう
- スクールを使って成果物を用意するのもありです
という感じです。
インターン採用を通じて、就職のチャンスは大きく近づきます。
そして、インターンは正しい準備と努力をすれば、確実に掴むことができます。
そして、大切なことは「今から準備して行動する」ことです。
多分、この記事を読む90%の人が「なるほど!良いことを知ったぞ!」という感じだけで、実際に行動まで繋げません。
あなたが自分の人生を変えることができる残り10%の「行動できる人」であれば、今から動いていきましょう!
この記事を読んで「エンジニアとしてのインターンに合格できた!」という人が1人でも増えれば幸いです。
ぜひ、インターンは正しい努力で掴み取ってください。
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