CodeCamp

【辛口評価】CodeCampを受講すれば転職できるのか?難しい理由

こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。

そこで本記事ではプログラミングスクールのCodeCamp(コードキャンプ)を受講すればエンジニアとして転職できるのか?について、IT企業の経営者の視点で解説したいと思います。

辛口評価になりますが、エンジニアとして就職(転職)したい人にとって有益な情報になればと思います。

本記事を最後まで読むと、CodeCamp(コードキャンプ)を受講してエンジニアとして就職する方法が分かります。

結論をいうと、CodeCamp(コードキャンプ)の受講だけでは、エンジニアとして採用してくれる会社は少ないので厳しいです。

ちなみに弊社でも「CodeCamp(コードキャンプ)を受講したレベルでは採用できない」というのが本音です。

それでは4分ほどで読み終わりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

※本記事の情報は2021年2月時点のものとなります。最新情報についてはCodeCampの公式サイトをご確認ください。

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CodeCamp(コードキャンプ)を受講しただけではエンジニア転職は難しいです

CodeCamp(コードキャンプ)を最後まで受講すれば「即戦力のエンジニアとして就職できるか?」というと、難しいというのが本音です。

その理由は以下の通りです。

  • CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムは基礎が中心
  • エンジニアが実践現場で使う管理ツールの学習が含まれていない
  • 完全オリジナルでプログラミング開発が含まれていない

それぞれを解説します。

理由① CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムは基礎が中心

CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムを見ると「あくまで基礎的な学習」がメインになっていることが分かります。

例えば以下はWebマスターコースで学べるカリキュラムの実例です。

HTMLはwebサイトの構造を決める言語です。webサイトに文字や画像を表示させます。webサイトでHTMLを使っていないものはほとんど無いほど不可欠です。
CSSはwebサイトの見た目を装飾する言語です。背景や文字の色や余白を調整しデザインを決めることができます。
JavaScriptはボタンクリックなどのようなユーザーの動きに応じたwebサイトを作ることができる言語です。
jQueryはJavaScriptをより簡単に記述できるようにしたファイル(通称:ライブラリ)です。基本的にJavaScript + jQueryとセットで扱います
PHPはインターネットで利用できるサービスで広く使われている言語です。構文がシンプルでプログラミング未経験でも学習しやすく気軽にwebサイトを作成できます。
MySQLは世界でもっとも利用されているデータを管理するシステムです。webサービスの開発ではよくPHPと一緒に使用されます。データの保存・取り出しなどに使います。

さらに、上記のスキルを使って、実際に「料理レシピ検索サイト」を開発していきます。

もちろん、これらの基礎をしっかり学習することで「エンジニア」としてのスキルを身につけて行きますが、正直に「これだけで就職して即戦力になれるのか?」というと微妙という判断になってしまいます。

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理由② エンジニアが実践現場で使う管理ツールの学習が含まれていない

CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムには、上記の基礎学習はしっかりと含まれていますが「エンジニアとして就職した際に、必要となる開発ツールの使い方」を学ぶことができません。

例えば、社内で複数のエンジニアで開発する際に、それぞれの開発したプログラミングソースを共有するツールとしてGitやGithubを利用します。

これらのソース管理ツールは、IT企業のエンジニアとしては「必須」になるのですが、このツールがカリキュラムに含まれていない時点で「就職して即戦力」としては微妙になります。

テックキャンプのカリキュラムを学ぶとエンジニアとして稼げるのか?でも解説している通り、他のプログラミングスクールではGitやGithubのカリキュラムが含まれているので、この部分はCodeCamp(コードキャンプ)の優位性が落ちる原因の1つかなと感じています。

理由③ 完全オリジナルでプログラミング開発が含まれていない

CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラム内には「自分で考えて作るオリジナルサービスの開発」が含まれていません。

全て、CodeCamp(コードキャンプ)が用意している課題に取り組んで学習する形式になります。

実は、このオリジナルサービスの開発は、就職においては最重要になります。

なぜなら、エンジニアとして就職(転職)する際に、必ずオリジナルサービスのポートフォリオ(開発実績)を提出しなければいけないからです。

もちろん、CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムの中で作ったサービスを「自分のポートフォリオ」として提出しても良いのですが、やはりエンジニアを採用する立場から考えると「自分で考えて作ったサービス」を見せてもらう方が、その人のスキルレベルが理解できます。

特にIT業界が未経験で、エンジニアとして転職する場合は、ポートフォリオは必須です。

この辺りはプログラミング初心者に必須のポートフォリオの作り方【経営者の本音】も合わせてご覧ください。

【本音】CodeCamp(コードキャンプ)を受講するだけでは即戦力エンジニアは難しい

まとめると、以下の3つの理由からCodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムを受講しただけでは「即戦力エンジニア」になるのは正直に難しいということです。

  • CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムは基礎が中心
  • エンジニアが実践現場で使う管理ツールの学習が含まれていない
  • 完全オリジナルでプログラミング開発が含まれていない

もちろん、エンジニア自体が慢性的な人材不足なので、ベンチャー企業や中小企業の場合は、エンジニアとして就職することができるかもしれませんが、即戦力として活躍することはできないと思っています。

CodeCamp(コードキャンプ)で即戦力エンジニアになるなら、特化コースをどうぞ

CodeCamp(コードキャンプ)で即戦力エンジニアを目指す場合は、「エンジニア転職を目的としたコース」としてCodeCampGATEをどうぞ。

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CodeCampGATEは、CodeCamp(コードキャンプ)が運営するエンジニア転職を目的とした専属プログラムです。

通常のCodeCampのカリキュラムに含まれていないサービスがあります。

Gitの使い方はもちろんのこと、ポートフォリオの作成から、専属のキャリアアドバイザーによる転職サポートまで提供されています。

1つ注意点が「ポートフォリオ作成のカリキュラムはあるが、完全オリジナルの開発ではない」ということです。

この部分は、重要になるので実際にCodeCampの運営に問い合わせて確認をしましたが「ポートフォリオ作成はECサイトを開発する」とのことです。

ただ生徒の中には、ポートフォリオとして開発したECサイトを「自分でカスタマイズ」して、ポートフォリオとして活用しているそうです。

それなら、転職活動時にも評価されるポートフォリオとして使えそうですね。

ということで、「即戦力のエンジニアで転職したい」という場合は、CodeCampGATEも1つの選択肢としてどうぞ。

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CodeCamp(コードキャンプ)を受講して確実にエンジニア転職を成功させる手順

CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムを受講するだけでは「即戦力のエンジニアとしての就職」は厳しいので、ここからは「何をすればCodeCampを受講後にエンジニアとして就職できるのか?」を、現役IT企業の経営者視点で解説していきます。

下記の手順をどうぞ。

  • まずはCodeCampでプログラミングの基礎を学習すること
  • CodeCampのカリキュラムは最短で終わらせましょう
  • CodeCampの講師にオリジナルサービス開発を相談する
  • CodeCampの転職支援を使ってエンジニアに転職する

それぞれを、さくっと解説します。

手順①まずはCodeCampでプログラミングの基礎を学習すること

まずは、しっかりCodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムを受講して、プログラミングの基礎を学びましょう。

エンジニアとしての就職を目指す場合はRubyマスターコースがオススメですよ。

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手順②CodeCampのカリキュラムは最短で終わらせましょう

CodeCamp(コードキャンプ)のカリキュラムは2ヶ月コースがオススメです。それ以上の期間になると、長すぎてモチベーションが続きません。

プログラミング学習は最短が一番効率よく学習できます。

また、カリキュラムは前倒しでどんどん学習して、最短で終わらせてください。

同時に、現役エンジニア講師とのマンツーマンレッスンの回数も必ず残しておきましょう。

その理由は、余ったマンツーマンレッスンを使って、CodeCampのカリキュラムでは「エンジニアとして就職」するための足りない部分を補うからです。

CodeCampの運営に問い合わせをして確認したところ、カリキュラム以外の質問やサポートを現役エンジニア講師にする場合は「カリキュラムの課題をすべて終わらせること」が最低条件とのことでした。

なので、通常カリキュラムは最初に終わらせて、そのあとは「マンツーマンレッスンを使って、自分のポートフォリオを作る」ということですね。

手順③CodeCampの講師にオリジナルサービス開発を相談する

通常カリキュラムを終わらせたあとは、現役エンジニア講師に、オリジナルサービスを開発するうえで必要なことを相談してください。

ここで大切なことはGitを使って、現役エンジニア講師とソースコードの確認をしてもらうことです。こうすることで、実際の業務と同じ環境を使って開発することができます。

さらにオリジナルサービスはポートフォリオにできるので、転職活動の際にも企業から高い評価を受けることができます。

手順④CodeCampの転職支援を使ってエンジニアに転職する

オリジナルサービスのポートフォリオが開発できたら、最後は「エンジニアとしての転職活動」です。

CodeCampの生徒であれば、エンジニア転職の相談ができるので利用しましょう。

  • どの業界に転職したら良いか?
  • どのエンジニアが一番稼ぎやすいか?
  • フリーランスになるために必要なスキルは?

転職活動を通じて、どんどんCodeCampの講師に質問していきましょう。

転職活動はCodeCampのサイトから下記のエンジニア向け転職サイトを使えばOKです。

» CodeCampのキャリア支援ページ

CodeCamp(コードキャンプ)の受講が不安な人へ


本記事ではプログラミング歴20年、そしてIT企業を15年経営する経営者視点で、CodeCamp(コードキャンプ)を受講すれば即戦力のエンジニアとして就職(転職)できるのか?について解説しました。

結論は「CodeCamp(コードキャンプ)の受講だけでは、エンジニアとして採用してくれる会社は少ないので厳しい」ということでした。

悩む時間でプログラミングのスキルは身につきます

現段階では「本当にCodeCamp(コードキャンプ)を受講しようかな・・・」「自分には他にも安いスクールの方が良いのでは」など、色々と検討して悩んでいると思います。

もちろん、冷静に比較して「見極めること」は重要ですが、それ以上に注意があります。

それは「悩んでいる時間がめちゃくちゃもったいない」ということです。

先日に即行動で結果を出し続ける与沢翼さんが、すごく良いツイートをされました。

この言葉は「人生を変えるための本質」です。

  • 自分はCodeCamp(コードキャンプ)を受講しても失敗しないだろうか・・・
  • 受講費を支払う価値があるのだろうか・・・
  • 副業で本当に稼げるようになるのだろうか・・・

色々とCodeCamp(コードキャンプ)を受講する前に不安があると思います。

悩む気持ちも痛いほど理解できますが、事実として「悩んでいる間にスキルは身に付きます」ので時間がもったいないと思っています。

それこそCodeCamp(コードキャンプ)は無料体験があります。

悩むくらいなら、まずは無料体験を受けて、実際に「自分で不安点を講師に質問」したり、自分のスキルレベルでも問題なく受講できそうかを確かめれば良いだけです。

無料体験をやってみて「自分には合いそうにないな」と思えば、そこで辞めたら良いだけです。

無料なのでリスクはありません。

そもそも、あなたが悩んでいる数週間で、他の人がプログラミングスキルを着々と身に付けてエンジニアになっていますよ。

行動する前から悩むのではなく、実際に行動して「自分で確かめて」から存分に悩んでみてくださいね。

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CodeCamp(コードキャンプ)の入学金はどんどん値上がりしています

もう一点だけ補足です。

CodeCamp(コードキャンプ)の無料体験は1日でも早く申し込みしてくださいね。

理由は副業やプログラミングが流行っていることから、プログラミングスクールを受講する人が急増しており、どのプログラミングスクールも値上げをしているからですね。

CodeCamp(コードキャンプ)も実際に1年前より値上げしています。

CodeCamp(コードキャンプ)入学金:10,000円 → 30,000円

今後もITエンジニアの市場価値は高まり続けますので、こうしたプログラミングスクールの需要も増えます。そうなると、更なる値上げも十分に考えられますよね。

なので、行動は1日でも早く「少しでも興味がある」なら無料でできる範囲でも動いていきましょう。

それでは本記事は以上です。

※無料体験はお金は一切かかりません
※無料体験はいつ終わるのかわからないのでお早めに

ちなみにCodeCampの講師によるLIVE放送もありますので、これからCodeCampの受講を検討される方は「どんな人から教わるのか?」を体感してみてくださいね。


 

 

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ABOUT ME
ヒロキ【IT企業の経営者、株式投資家】
2005年にITビジネスで起業。経営者14年の間に培ったITスキル(プログラミング・Webマーケティング)を活用して、個人が稼げる情報を毎日発信中。 上場企業のWebマーケティングを行いながら、様々な企業のプログラミング案件を受注して稼いでいます。 現在は本業と合わせて、株式投資も行い資産を運用中。 Twitterでは株式投資についてのみ発信しています。
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