どうすれば高単価の仕事を受注して、安定的に稼ぐことができるでしょうか?
Web系のフリーランスエンジニアとしてもっと稼ぎたいので教えてください。
この疑問にお応えします。
- 仕事が受注できないフリーランスのエンジニアがやること
- フリーランスのエンジニアのオンライン営業の方法
- まとめ:フリーランスのエンジニアはたくさん受注できる
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama)です。
最近はもっぱらブログ書いて、投資をしているだけなのでプログラミングを自分で書く機会が減りましたが・・・IT業界で10年以上もWebマーケティングとWebデザイン、さらにプログラミングもトータルでやってきたので、ある程度の実績は持っています。
そこで本記事ではフリーランスで働くWeb系(アプリ系)エンジニアが稼ぐための方法を具体的に解説します。
上場企業に勤めていながらも、副業でプログラミングを勉強した挙句に会社を辞めてフリーランスのエンジニアになった友人が「仕事がないから仕事ちょうだい」とメッセが来た。
自分からは営業していないらしい。
それで、どうやって最初に仕事を取るのだろうか?
本気というか覚悟を感じないです。
— ヒロキ@起業家→株式投資の世界で修行中 (@hiroking10ten) January 29, 2020
仕事が受注できないフリーランスのエンジニアがやること
まずは根本的なことですが、自身で「営業」はしていますか?ほとんどのエンジニアは営業していません。
前職の繋がりで仕事を回してもらっているだけで、自分から自主的に動く人が少ないように思います。
なぜフリーランスエンジニアは営業しないのか?
- そもそも営業のやり方がわからない(やったことがない)
- 営業はエンジニアの自分がすべきではないと思っている
- 日々の仕事が忙しすぎて、新規開拓など無理
こういった理由があげられると思いますが、根本的な考え方が間違っています。
そもそも営業のやり方がわからない(営業したことがない)
基本的にエンジニアになる人って「人と会いたくないから引きこもれるエンジニアをしている」という人も多いので、自分から外に飛び出す人は少数派です。
でも、もし仕事が受注できていないなら、新規顧客に自分からアプローチをかけて積極的に仕事を受注しなければいけません。
フリーランスのエンジニアが仕事を増やすには、
仕事の受注=営業回数 × 成約率
しかありません。
この営業回数とは、何も「スーツを着て企業に飛び込みで名刺交換して」ということではなく、メールやSNSを使って営業することができます。このあたりは詳しく後述します。
※補足:個人的にはメールを企業に送って営業する方法よりも、ブログで情報発信をして有利な条件で仕事を受注する方法がオススメです。営業ツールとしてブログ運営はエンジニアには強くオススメします。
» 参考:【Web系エンジニア向け】サラリーマンのエンジニアが会社にバレずに副業ブログで毎月30万の収入を稼ぐ方法
とにかく何においても、自分から動くという行動価値を再認識すべきです。
営業に対しては様々な偏見もあると思います。
「自分から営業すれば、自分で価値を下げているように感じる」というのも大きな間違いです。価値とは仕事の成果でしか測れません。アプローチ法を演出する時間があるなら、まずは営業していきましょう。
営業はエンジニアの自分がすべきではないと思っている
過去の価値観だと思います。
これからの時代で生き残れるエンジニアとは「言われたコードだけを書くエンジニア」ではなく「マーケティングなどで人の感情を動かせるエンジニア」になります。
» 参考:【Web系エンジニア向け】サラリーマンのエンジニアが会社にバレずに副業ブログで毎月30万の収入を稼ぐ方法
「営業できるエンジニア」になれば、単純に「最強」です。
もしかしたら「忙しくなるのは嫌だ」という考え方もありますが、仕事が増えた場合の対処法は明確で、
- 単価をあげる
- 知人のエンジニアに仕事を回し(紹介料をもらう)
を選択すれば解決できます。
例えば優秀なエンジニアの元にはたくさんの仕事が自然と舞い込みますが、仕事が増えれば当然ですが収入も増えます。
収入が増えれば、1つ1つの案件の単価を上げていくことで仕事量もコントロールすることができます。
フリーランスでかなり稼いでいるエンジニアに限って、あまり忙しく働いていないので、こうやって単価と仕事量を上手に調整しているのだと思います。
日々の仕事が忙しすぎて、新規開拓など無理
これは実体験ですが、忙しい状態とは実はジリ貧に向かっている状態なので注意してください。
なぜならめちゃくちゃ忙しく働いていると、
- 新しい仕事の仕込みができない
- 営業できない(新しい出会いがない)
- インプットの勉強できないので、在庫が切れたら終了
という状態になるからです。
でも、日々忙しいので、なかなかこのことに気づけません。
一番ヤバイのは月30万円くらいの大きな案件が1つあって、その他に細々として案件をこなしている状態で、この30万円の案件が消えた瞬間に自分の収入も激減してピンチになってしまうという状態を忙しさのあまりキープしてしまうことです。
ジリ貧の解決方法
思い切った行動に出るのもありです。例えば契約の見直しで値上げをお願いしてみましょう!
そこで打ち切られる可能性もありますが、ジリ貧を続けるよりは打ち切られて、次の案件を前向きに取りに行く方が健康的です。
実はフリーランスにとって企業との契約打ち切りは、サラリーマンの「退職」と同じなので勇気がいると思いますが、正直やった方が正解です。
マジでジリ貧は一番危険です。対応処置ができないまま全てが一瞬で終了してしまうので、常に「自分の単価をあげる」という強い意識を持って交渉していきましょう。
※企業としても外部エンジニアは貴重な存在なので、優秀な人であれば手放したくないので交渉には前向きになってくれます(経験談)。
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単価をもっと上げて稼ぎたい...
そのように悩んでいる方も多いと思います。
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フリーランスのエンジニアのオンライン営業の方法
フリーランスのエンジニアの場合は、やはりオンラインで営業をするのが一番効果的です。
方法としては3パターンです。
- メールで営業する
- SNSで営業する
- ブログで営業する
しかし、全てにおいて重要となる前段階の準備があります。
- 実績を作る
- 実績をまとめたポートフォリオサイトを作る
- Web製作会社や代理店にメール、SNSで営業する
それでは、この手順を詳しく解説していきます。
実績を作る
実績がなければ営業はできないので、まずは実績を作りましょう。
またスキルもどんどん増やしていきましょう。
「HTML/CSS/PHPは触れるのでWordpressのカスタマイズは出来る」のであれば、Webデザインも新たに学習してスキルを増やせば、それだけでも高単価の仕事を受注することができます。
この辺りの新しい知識やスキルは独学で勉強しつつも、プログラミングスクールなどに通うのも時短でありだと思います。
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※TechAcademyの1週間無料体験は活用しましょう。
8時間のチャットサポートや、回数無制限の課題レビューなど無料でWebアプリケーション(HTML/CSS/JavaScript)の基礎が学べるようです。無料なのでとりあえず試して、手応え掴んだら実践でも良いと思います。
実績をまとめたポートフォリオサイトを作る
実績が増えれば、実績をまとめたポートフォリオサイトを作りましょう。この辺りはブログで情報発信をしながら、固定ページで実績をまとめると企業担当者にとって分かりやすいのでオススメです。
しかし、制作会社や代理店の案件は往々にして自分の実績としてサイトに公開できないことが多いので、パスワード付きページなどで対応しましょう。
またポートフォリオサイトを作る時は常に「制作会社や代理店はどんな人に仕事をお願いしたいのか?」という相手の立場になって考えて作りましょう。
- どういったフリーランスなら仕事を任せられるのか?
→ メールや電話は常に受け取る(連絡が付きやすい) - どういった実績が知りたいのか?
→ 作ったサイトだけじゃなくて、そのサイトでどんな結果が出たのか?サイトリニューアルによってPV数や滞在時間が増えた。売り上げがどれくらい伸びたなどの結果も付け加える - その人に仕事をお願いする理由は?
→ 元々大きな企業のエンジニアをしていたのでチームで対応することが得意。また写真や映像の撮影から編集もできる。イラストを描けるデザイナーとタッグを組んでいるので低価格で高品質なクリエイティブが可能。
こういった感じで、常に相手が知りたい情報の本質を理解して、ただ単に実績を並べるだけではなく「なぜ自分と一緒に仕事をした方が良いのか」といったメリットを伝えましょう。
Web製作会社や代理店にメール、SNSで営業する
最後に制作会社や代理店へのメール、もしくはSNSでの営業ですが、ここは片っ端から調べて、その会社のサイトと実績を見て「ここの会社の仕事をしたい」と思ったところに送りましょう。
基本的に、制作会社はどこも慢性的に人材不足です。10件送れば、1、2件は返信が来るはずです。その後はコミュニケーションを進めながら打ち合わせをして、案件を受注していきましょう。
ブログで情報発信をしていると、営業は成功しやすい
制作会社や代理店にとって知りたい情報とは「あなたのスキル」と合わせて「あなたの人間性」です。
むちゃくちゃスキルが高い人でも、トラブルが起きると急に連絡が途絶えるような人では、仕事を一緒にしたいと思えませんよね。
また、どういった勉強をしているのか?どういった価値観で働いているのか?どういったスキルがあるのか?といった情報を集めるのに、ブログは最良のツールと説得材料になります。
例えば、SEO対策を売りにしている人のブログが検索上位に表示されないと説得力はありませんよね。
Webマーケティングが得意と言いながら、サイトで情報を販売していたり、SNSのフォロワーが少ないと、これまた説得力がありませんよね。
ブログで実績を作れば、それだけでも最強の営業ツールとして一人歩きしてくれるので、単価交渉も優位に進めることが可能になります。
フリーランスのエンジニアであれば、絶対に自分のサイトを運用しましょう。この辺りは【Web系エンジニア向け】サラリーマンのエンジニアが会社にバレずに副業ブログで毎月30万の収入を稼ぐ方法で詳しく書いているので気になる方はご覧ください。
まとめ:フリーランスのエンジニアは普通に営業するだけで仕事はたくさん受注できる
まず、現在の国内市場においてエンジニアがかなり不足しています。
普通に大手の広告代理店の担当と話をしていても「良いエンジニアとWebデザイナーを紹介してください」って頻繁に言われます。
なので、ちゃんと実績を作って、サイトにまとめて営業すればフリーランスのエンジニアで仕事が取れないって状況は起こりません。
「仕事がなくて困っている」という人の問題は「接触回数が少ない=営業回数が少ない」という点だけです。
フリーランスのエンジニアが仕事を増やすには、
仕事の受注=営業回数 × 成約率
しかありません。
情報過多の時代において待っているだけじゃなくて、攻めの営業に切り替えていきましょう。ドラクエでいう「がんがんいこうぜ」モードで突き進めば、確実に状況は好転していきます!
まずはフリーランスのエンジニアの皆さんはポートフォリオサイトを作りましょう。
ポートフォリオサイトとブログを一緒に作る人はこちら
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