自分では良い記事を書いているので、もっと評価されても良いと思うけど何が原因か分かりません。
ブログのアクセス数が増えない原因と増やす方法があれば教えてください。
この質問にお応えします。
- ブログのアクセス数が増えない原因2つ
- 良質な記事でもアクセスが増えない場合の対処法8つ
- ブログのアクセス数が増えない人はすぐに改善しよう
こんにちは『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
2005年から企業向けにWebマーケティングの事業を展開しています。
最近ではSEOコンサルの受注も増えており、その中でもブログを使って集客する企業が増えてきました。
そこで先日にSEOコンサルする企業の担当者より「質の良い記事を書いていると思うけどなかなかアクセス数が増えないのですが何が原因か分かりますか?」と質問を受けました。
本記事では「良質な記事を書いたブログでありながらも、なかなかアクセス数が増えない原因と対策」について具体的に解説していこうと思います。
ブログのアクセス数が増えずに苦悩する方は最後まで読んでいただくと「アクセス数を増やす方法」が明確に分かりますので最後までご覧ください。
ブログのアクセス数が増えない原因は2つ
ブログのアクセス数が増えずに悩む場合は以下のどちらに原因があるのか?を先に判断しましょう。
- Googleが良質な記事と判断していないのでアクセスが増えない
- 良質な記事なのにアクセスが増えない
それでは具体的に解説していきます。
※本記事の信頼性の担保として、紹介する情報は全て「実際のWebコンサルで企業に提供しているノウハウ」となります。また実際に改善して成果が出た情報のみを発信しています。
Googleが良質な記事と判断していないのでアクセスが増えない場合の対処法
そもそもGoogleが「このブログの記事は良い記事だ」と判断していなければ、検索結果の上位表示はできませんので、アクセスは増えません。
Googleの検索順位のアルゴリズムに関してはGoogleコアアルゴリズムアップデートに最適なSEO対策の具体案【SEO担当者必見】でも詳しく解説していますが、結論としては「読者の悩みや問題を解決する記事かどうか」になります。
- 読者の悩みや問題を解決できる情報 → より上位に表示
- 読者の悩みや問題を解決できない情報 → 順位を下げる
だからこそ、ブログのアクセス数を増やすには「読者の悩みや問題を解決する、良質な記事」をまずは書きましょう。
ユーザーの悩みを解決する良質な記事を書く3つの手順
Googleが「良質な記事」と判断するための記事を書くには3つの手順が必要です。
私自身が企業のWebマーケティングで対策する手順もこの3つになります。
- キーワードを探す
- 読者の悩みを考えて、その悩みから記事の構成を作る
- 記事構成に沿って文章を書く
それぞれの手順で大切なことは
- 読者が欲しい情報を届けること
- その読者が潜在的に抱える悩みや望みを完全に解決できる情報であること
となります。
それでは
「キーワードはどうやって探せば良いのか?」
「読者の悩みって何なのか?」
「そもそも自分の主張を書いたらダメなのか?」
「良質な記事の書き方って?」
と不安に思った方は以下の記事をそれぞれご参考ください。
SEOキーワードの選び方は【2019年最新版】最適なSEOキーワードを選ぶ方法!具体的に5ステップで解説【初心者向け】をどうぞ。
読者の悩みについては【SEOで最重要】読者の検索意図を理解して読まれる記事を書く方法で詳しく解説しています。
良質な記事の書き方はSEOに最適な文章の書き方を解説【読者の興味を掴むテンプレ付き】をどうぞ。
良質な記事なのにアクセスが増えない場合の対処法8つ
先述の「Googleに評価される良質な記事の書き方」を実践しているにも関わらず、なかなかブログのアクセス数が増えない場合は「本格的なSEO対策」について理解度を深めて実践していきましょう。
SEO対策に関しては、以下で解説する8つの対策を全て行えば、本来は上位表示されるはずなのに検索順位圏外に飛ばされている状態を改善することができます。
それでは解説していきます。
ブログのアクセス数を増やすSEO対策8個
- タイトルにキーワードを必ず入れる
- 見出しにもキーワードを入れる
- meta descriptionを活用する
- 画像を効果的に活用する
- 内部リンクを活用する
- パーマリンクの重要性
- 書き終えたら、必ず客観的に読み直す
- スマホの重要性
それぞれ詳しく解説していきます。
タイトルにキーワードを必ず入れる
ブログのアクセス数を増やすために「タイトルに必ずキーワード」を入れましょう。
本記事では「ブログ アクセス数 増えない」というキーワードで記事を書いていますので、タイトルに「ブログ アクセス数 増えない」を盛り込んでいます。
キーワードをタイトルに入れる理由はGoogleに対して「この記事は[ブログ アクセス数 増えない]という悩みを持った読者の問題を解決するための記事だな」と判断してもらうために必要だからです。
キーワードはなるべく先頭に持ってくる
[ブログ アクセス数 増えない]というキーワードで記事を書く際は、なるべくタイトルの先頭に、そのキーワードが入るようにしましょう。
理由はGoogleのアルゴリズム評価が上がることよりも、検索した際に「読者が入れたキーワードが先頭にある記事の方がクリックされやすい」からです。
タイトルはなるべく32文字以内に抑えよう
現時点ではブログのタイトルは32文字以内で作りましょう。なぜなら、検索一覧ページに表示される言葉が32文字までしか表示されないからです。
32文字以上あるタイトルは「・・・」で省略されてしまうので、できれば32文字丁度がベストですね。
※ちなみに本記事のタイトルは34文字です(汗)説得力が・・・・(汗)
読者がクリックせずにはいられないタイトルを考えよう
どんなに良い記事を書いて、Googleが検索結果の上位に記事を表示させたとしても「読者の心を掴めるタイトル」でなければ、記事は読んでもらえません。
読者は、検索結果に並んだタイトルを一瞬だけ読んで、どの記事を見るかを決めています。
この辺りの「読者の心を掴むタイトルの付け方」については【効果実証済み】SEO対策に効果的なブログ記事の書き方【9の手順】もご参考ください。
ちなみに、上記のリンクで【効果実証済み】と書かれていると、思わず「この記事は信頼できそうだし見てみようかな」と思うはず。
こういった人間心理を理解した上で効果的に言葉を使っていきましょう。
見出しにもキーワードを入れる
タイトルにキーワードを入れるのはもちろんのこと、記事内部の各種見出し(h2タグ、h3タグ)にも効果的にキーワードを入れていきましょう。
こうして、見出しでもSEO対策を意識的に活用することでGoogleは記事構成を把握しやすくなるので、結果的にブログのアクセス数を増やすことができます。
本記事の[ブログ アクセス数 増えない]というキーワードの場合は、上記のキャプチャ画面のようにh2(大見出し)にも同じキーワードを戦略的に入れています。
1記事に対して、h2の見出しの80%にキーワードを盛り込むことが重要です。
h3見出しにもキーワードを入れる必要があるのか?
結論としてはh3見出しにもキーワードを入れていきましょう。
見出しについては本をイメージしてみてください。
このような記事構成になっていると思います。
見出しはGoogleがブログの記事構成を理解しやすいためにも「正しい順番で見出しを使い記事を書く」ことを意識していきましょう。
例えばタイトル(h1)の下には必ずh2の見出し2が入り、その見出し2の中に見出し3のh3が構成されるべきです。
逆にタイトルの下に、いきなり見出し3のh3が入ってくると、Googleにとっては「見出し2がない状態で、この記事は何を伝えたいのかわからない」といった状態になります。
SEOで低評価を受けないためにも、この辺りはしっかり意識して構成を考えていきましょう。
meta descriptionを活用する
meta description(メタディスクリプション)とは検索結果に表示される記事の注釈情報です。
実際はメタディスクリプションを書くことでGoogleの検索結果に効果的かどうかは不明ですが、記事内容が読者の検索ニーズと合っているか?を強く訴求できる効果はあります。
なぜなら、読者が検索したキーワードがメタディスクリプションに入っている場合は、その該当キーワード部分が太字になるのでクリック率を高めることができるからです。
この辺りはSEO対策のmeta descriptionの凄い役割【クリック率を高める無料テンプレ公開】で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
画像を効果的に活用する
このブログでも記事ごとに画像を設定しています。
適切な画像設定はSEOで高い評価を得ることに繋がるので、アクセス数を増やしたい場合は画像を必ず入れましょう。
画像は記事内容と一致(関連)する画像の方が効果的です。
理由はGoogleの検索アルゴリズムによる画像識別機能が「この文章と画像は一致しているのか?読者にとって有益か?」を解析しているからです。
細かいことを言えば[ブログ アクセス数 増えない]で検索する読者の感情は「困っている」ので、画像も困っている感情を表現することが望ましいはずです。
このような画像を配置しても、読者は混乱するだけですよね。
「2019・・・?何が??」となってしまいます。
画像サイズは大きくし過ぎない(軽量化する)
時々、ブログに大きな画像サイズの写真を掲載している人がいますが、SEOとしても良くないです。
なぜなら画像サイズが大きいと、その分Webページの読み込み速度に時間がかかってしまうからです。
スマホの場合は通信料も余分に取られてしまいますよね。
このブログでも画像サイズは横1200ピクセルを最大値にしていますが、それでも画像を使う際はオンラインイメージ最適化ツールを必ず使って軽量化しています。
また、私のブログでは読者さんに「ひろきさんのブログは画像が統一されていて読みやすい」と言っていただけるのですが、画像はShutterstockというサービスを利用していますので、綺麗な画像を探したい方はどうぞ。
有料になりますが、他人の画像を拝借すると後々裁判になったり、そもそも探す手間に時間が取られるリスクがあるので、Shutterstockを私は活用しています。
内部リンクを活用する
内部リンクとは、記事から他の記事に誘導するリンクです。
本記事でも違う記事への誘導に内部リンクを活用しています。
内部リンクはSEOで高評価を得られる大きな要素です。なぜなら「読者の問題」に対して、該当する本記事だけで解決できなくても、内部リンクから関連記事に誘導することで「総合的に読者の問題、悩みを解決できる」と判断するからです。
必ずブログで記事を書く際は「この記事から、どの記事へ内部リンクを貼れば、読者の問題をより解決できるだろうか?」を考えていきましょう。
リンク先の内容がわかりやすい言葉でリンクを貼る
リンクを貼る際に「詳細はこちら」や「続きはこちら」みたいなリンクの貼り方はNGです。
理由は読者が「リンクの先にどんな記事があるのか?」が分からないからです。Googleはこうした読者に迷いを生じる記事に対しても低評価をしてしまいます。
必ず「リンク先のタイトル」をリンクURLに記述しましょう。
パーマリンクの重要性
パーマリンクは記事のURLですが、wordpressの場合はパーマリンクを自由に編集することができます。
SEO対策としてのパーマリンクの効率的な作り方
パーマリンクは半角英数字のみで設定しましょう!
日本語のパーマリンクはオススメできません。なぜなら、URLは英数字しか表現できないので日本語の場合は文字化けのような長いURLになってしまいます。
- ◎:https://hiroking.info/blog-seo/
- ×:https://hiroking.info/ブログ-アクセス数-増えない/
ちなみにGoogleは公式で「URLはシンプルにする」と明言しています。
» シンプルなURL構造を維持する(Google Search Consple)
意味不明な文字列「blog-??akusesuatumaran1111%hsydne2」などはシンプルではないのでSEOでも低評価を受けてしまいますよ。
たかがURLと思うかもしれませんが、神は細部に宿ります!
こうした細かな部分の積み重ねが総合的に「アクセスを増やすブログ」に繋がりますよ。
書き終えたら、必ず客観的に読み直す
ブログの文章を書き終えたら、必ず客観的な視点で読み直してみましょう。
誤字脱字の修正や、言葉の言い回しなども改善できて、より読者が理解しやすい記事に精度を高めることができます。
キーワードが入った文章を太文字にすることで読者にアピール
キーワードが入った「重要となる文章」には太文字でアクセントを入れていきましょう。
またGoogleも太文字をstrongタグで使うことで「この重要キーワードが入った記事なので、良い記事だな」と判断してくれます。
また、何でもかんでも太文字にすると読者にとっても読みにくいサイトになりますので、乱用せずにポイントだけを上手に訴求しましょう。
スマホの重要性
記事を公開すれば、必ずスマホでも確認してみましょう。
パソコン画面で記事を読む時と、スマホで読む時では大きく印象が異なるはずです。例えばパソコンでは2行くらいで収まる文字量でも、スマホでは5行になるということが多々あります。
スマホでも「読みやすい」記事構成を考えて、改行や文字数を調整していきましょう。
特に最近はパソコンよりもスマホからの閲覧が80%を超えていますので、スマホのチェックは最後に必ず行いましょう。
ブログのアクセス数が増えない人はすぐに改善していこう
最後に「ブログのアクセス数が増えない人向け」の改善記事をまとめます。
ちなみに、この記事を読んだだけでは問題は解決できません。必ず行動(作業)がセットになる必要性があります。
ブログのアクセス数が増えない原因は「記事に対しての8つのSEO対策を確実に行えていない」ことが原因です。
本記事で解説した8つの対策をしっかりと実践することで成果が出ます。
ブログのアクセス数を増やすSEO対策8個
- タイトルにキーワードを必ず入れる
- 見出しにもキーワードを入れる
- meta descriptionを活用する
- 画像を効果的に活用する
- 内部リンクを活用する
- パーマリンクの重要性
- 書き終えたら、必ず客観的に読み直す
- スマホの重要性
企業に対してWebマーケティングをする際も主に上記の内容を軸に展開しています。
もちろん、それぞれの項目を確実に実践するには時間もかかりますし、作業の労力も必要となりますが丁寧に意識して作業を積み上げることで、Googleは「この記事は素晴らしい→このサイトは素晴らしい」と総合的に評価を上げることに繋がります。
せっかく「読者の問題を解決できる良質な記事を書いている」のにアクセスが増えない場合は、ぜひ本記事の対策をしてみてください。
また、具体的なSEO対策ができている人は、さらに先に進んだ「読者を満足させる記事」の書き方について学んでいきましょう。
» SEO上位表示に効果的な文字数はない【文字数より読者満足が大切】
人気記事ブログの文体を意識して読まれるブログを書く方法【中毒性の作り方】
人気記事ブログの直帰率を下げ、ページ滞在時間を伸ばす方法【戦略を全公開】