実際にフリーランスで稼げるレベルになるまでに、どういったスキルや経験を積めば良いのかも教えて欲しいです。
この疑問を本記事で解決します。
- Webエンジニアとしてフリーランス案件を受注するレベル
- フリーランスのWebエンジニアとして案件を受注するために必要なスキル
- フリーランスのWebエンジニアになるための方法と手順
こんにちは、『プログラミングの王様』編集部のヒロキ(@pgm_osama )です。
クライアントは主に東京の上場企業でWebマーケティングやプログラミング開発を行いながら、個人の活動としては株式投資で資産運用をしています。
この記事は「Webエンジニアとしてフリーランスの案件を受注して稼げるようになりたい」人向けに、フリーランスのWebエンジニアとして必要なレベルやスキル、またそのスキルの習得する手順について解説します。
私自身は2005年にITビジネスで起業して以来、14年以上プログラミングを軸に稼いできました。
こうしたフリーランスとして活動している視点も交えて、本音で解説していきますので、是非最後までご覧ください。
Webエンジニアとしてフリーランス案件を受注するレベル
フリーランスのWebエンジニアが受注できる仕事内容といえば以下の通りです。
- Webデザイン制作
- Webのコーディング制作
- Webアプリケーションの開発
これらの案件によって、求められるレベルやスキルが異なります。
例えばWebデザインであれば、サイトの目的に沿ってユーザーが見やすい、使いやすいサイトの設計作りが必要です。
何となくオシャレで綺麗なデザインではなく、本質的に「ユーザーが必要な情報を瞬時に見つけてアクセスできるデザイン」を作らなければいけません。
コーディングであれば、HTML、CSSの基礎はもちろん、Javascriptを使って動きを付けたり、表現方法の種類を増やす必要があります。
Webアプリケーションの場合はアプリの設計やサーバーサイドの開発など、多彩なプログラミング言語が必要になります。
Webエンジニアがフリーランスで必要なコーディングのスキル
フリーランスのWebエンジニアとして稼ぐには「コーディングできるスキル」は必須条件になります。
コーディングのスキルとは「Webサイトの見た目の構築」です。
プログラミング=コーディングと考える方もいると思いますが、プログラミングとはコーディングを含めた、サイト全体の設計、環境構築、実装までの全てを含みます。
例えばサーバー環境の構築やデータベースの構築もプログラミングになります。
コーディングは、すべてのプログラミングの基礎であり、フリーランスのWebエンジニアとして必須のスキルです。
まずは徹底してコーディングスキルを身につけましょう。
Webエンジニアがフリーランスで必要なWebアプリ開発のスキル
コーディングのスキルが身につけば、次はWebアプリケーションの開発スキルを身につけましょう。
Webアプリケーションとは、ブラウザ上で動くアプリケーションのことで、例えばTwitterやFacebookなどもWebaアプリケーションになります。
他にもクックパッドの様な「ユーザーがサイトにログインをして利用するサービス」もWebアプリケーションになります。
つまりWebアプリケーションとは、ユーザーがログインをすることで、そのユーザーにだけ表示される情報を出したり、必要なデータをサーバーから呼び出して表示するといったサービスを開発するということです。
コーディングはサイトの表面を設計する一方で、Webアプリケーションは「サーバーから適材適所に情報を呼び出して表示する」という、Webエンジニアとして稼ぐために重要なスキルということです。
全体のディレクションができれば収入は飛躍的にアップする
コーディングのスキルを身につけて、Webアプリケーションの開発もできれば、プロジェクト全体を総括するディレクションができるようになります。
例えば「どのようなWebアプリケーションを作るべきか?」といった要件定義やユーザーが使いやすいサイト設計を考えるUI(ユーザーインターフェイス)・UX(ユーザーエクスペリエンス)などの、いわゆる上流工程です。
Webサービスを開発する手順は以下の通りで
- サービス全体の要件定義をする
→ どんなサービスが必要かを考える - 設計をする
→ 要件に沿って設計する - 開発をする
→ 実際に開発していく - コーディングをする
→ Webアプリ側が作れたら表面のコーディングをする - テストをする
この最初の2つ「要件定義」と「設計」が上流と呼ばれ、ディレクションになります。
クライアントから出された「サービスの要望」を元に、どういうサービスが必要なのか?そのサービスを開発するために、どれくらいの工数が必要になるのか?サーバー側の設計や環境はどうするのか?
プログラミングという作業だけでなく、クライアントの問題解決にダイレクトに関わる仕事になるので、当然ですが高単価の仕事になります。
この辺りはECサイトの構築で比較すべきは金額ではなく提案力【売れる仕組み】でも「ECサイトを作る本質」として分かりやすく解説していますので、合わせてご覧ください。
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フリーランスのWebエンジニアとして案件を受注するために必要なスキル
それでは、フリーランスのWebエンジニアとして案件を受注できるレベルになるために、具体的にどのようなスキルを身に付けるべきなのかを解説します。
コーディングに必要なスキルレベル
まず基礎となるコーディングですが、以下のスキルを学びましょう。
- HTML、CSS
- Javascript
- JQuery
Webサイトの見た目を構築するHTML、CSSから始まり、Webサイトに動きを加えるJavascript。そのJavascriptのフレームワークであるJQueryの知識とスキルを身につけましょう。
いわゆるWebデザインを見て、そのWebデザイン通りにサイトを構築するスキルになります。
ちなみにコーディングと合わせてWordpressなどの管理システムに置き換えて構築できるスキルが身につけば、Webエンジニアのフリーランスとしては余裕で稼いでいける状態です。
この辺りは【初心者向け】テックアカデミーのWordpressコースが一番稼ぎやすい理由も合わせてご覧ください。
Webアプリケーション開発に必要なスキルレベル
コーディングができるようになれば、次はWebアプリケーション開発のスキルです。
Webアプリケーションではサーバー側のプログラミング言語と合わせて、そのフレームワークを学習しましょう。
具体的に必要となるプログラミングとしては
- Ruby
- PHP
になります。
Ruby、PHPに関してはプログラミング言語としても案件の需要が多く、比較的に稼ぎやすいスキルになります。
さらに、これらのプログラミング言語にはシステム開発を手助けしてくれる便利なフレームワークがあります。例えばRubyであれば「Ruby on rails」であり、PHPであれば「CakePHP」や「Laravel」などです。
サーバーサイドのプログラミング言語と、このフレームワークの両方を使えるようになれば、フリーランスのWebエンジニアとしては、かなり大きな案件も受注して稼ぐことができるようになります。
» 参考:【初心者向け】Web系プログラミングでオススメはRubyとPHP
Webアプリケーション設計に必要なスキルレベル
最後は「上流工程」のスキルですね。
- プロジェクト全体のマネジメント
- クライアントの問題を解決するスキル
- プロジェクトを円滑に進めるコミュニケーション力
クライアントからWebサービスの目的や課題を聞いて、サービスの要件を作り、設計していきます。
そのためにも、何度かクライアントと打ち合わせを行い、本質的な課題を見つけて、解決するためのサービス設計や全体のスケジュール、時にはチーム作りを行います。
ECサイトの構築で比較すべきは金額ではなく提案力【売れる仕組み】ではクライアントの本質的な課題は「ECサイトを作りたいのではなく、商品を売って売上を伸ばしたい」ということを把握して、その課題を解決する提案をすれば稼げるという事例を紹介しています。
クライアントはECサイトを作りたいのではなく、売上を伸ばす手段の1つとしてECサイトを検討しているだけです。
売れるならFAXでもDMでも、訪問販売でも何でも良いわけです。
こうしたクライアント視点に立って、Webサービスを開発するための全体のディレクションをするスキルを身につけていきましょう。
フリーランスのWebエンジニアになるための方法と手順
それでは、フリーランスのWebエンジニアとして稼ぐには、どのようにスキルを身につけていけば良いのでしょうか?
スキルの学習方法は3つあります。
- 独学で勉強する
- 就職して勉強する
- プログラミングスクールで勉強する
それぞれを解説します。
独学で勉強する
本記事で解説したWebエンジニアとしてフリーランス案件で稼ぐためのスキルを独学で勉強するという方法です。
独学の場合は、例えばプロゲートのようなオンラインのプログラミング学習サイトを使ったり、参考書を買って勉強するという感じです。
しかしながら、初心者の独学は90%以上が挫折するという統計データもあるくらい、独学では学習が長く続きませんので、あまりオススメできません。
そこで独学以外の別の方法を紹介します。
就職して勉強する
まずは実際にプログラミングの仕事をする会社に就職してスキルを習得する方法です。
独学で勉強してスキルを身に付けるよりも効率的に実務レベルのスキルや知識が身につきます。
実際にフリーランスのWebエンジニアとして案件を受注する際も、クライアントから「実務経験」を必ず聞かれると思います。案件の単価が大きくなるほどに、過去の実績を交えて実務の経験は重要視されます。
なので、フリーランスのWebエンジニアを目指すなら、IT企業に就職して、短くても1年くらいは実務経験を積むことをオススメします。
この辺りは30代サラリーマンが未経験のIT業界へ【失敗しない転職をする方法】も合わせてご覧ください。
プログラミングスクールで勉強する
最後に紹介するのは、最短でフリーランスのWebエンジニアとして稼ぐ方法のプログラミングスクールの活用です。
プログラミングスクールは初心者でも短期間でスキルを習得できるように体系的にカリキュラムが設計されています。
独学の場合はプログラミングのエラーや、どうしても自力で解決できない問題があると挫折に繋がってしまいますが、プログラミングスクールの場合は、講師に質問をすれば解決できます。
もちろん無料のオンライン学習サイトとは違い、受講費が数十万円必要となります。
そのため、プログラミングスクールを検討している人は、最初に独学で軽く基礎を勉強しておいて、それからスクールで実践レベルのスキルを学ぶ流れがベストです。
この辺りは最短最速でプログラミングを理解して自分のスキルに変えるコツを暴露も合わせてご覧ください。
オススメのプログラミングスクール
ちなみにプログラミングスクールは、様々な特色を持ったスクールがあり、受講費や受講期間もバラバラです。
「自分のレベルだと、どのスクールが良いか分からない」
という人が大半だと思います。
そこで「フリーランスで稼ぐ」という視点で絞ると、以下の2スクールがベストです。
テックアカデミーの場合は【完全版】テックアカデミーを受講してフリーランスで稼ぐ手順を解説をどうぞ。
侍エンジニア塾の場合は侍エンジニア塾のフリーランスコースの評判【実際に稼ぐ手順を解説】をどうぞ。
特に侍エンジニア塾ではフリーランスを養成する特別コースで特化しているので、受講期間中から「稼ぎ始める」ことができるのが特徴です。
ということで、本記事は以上です。
フリーランスのWebエンジニアとして稼ぐイメージが掴めたと思いますが、実際に稼げるかどうかは「クライアントの問題を解決」しなければいけません。
プログラミングは、あくまで問題を解決する手段の1つです。
それでも、最低限のスキルレベルは必要なので、まずはスキルを習得するために集中して取り組んでいきましょう。
もちろん記事内で解説している通り、フリーランスになる前に、一度エンジニアとして就職(転職)するのもありです。
» 参考:IT系の転職サイトや転職エージェントの選び方【成功したい人向け】
それでは、本記事を読んでフリーランスのWebエンジニアとして稼げる人が一人でも増えれば幸いです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
人気記事【完全版】テックアカデミーを受講してフリーランスで稼ぐ手順を解説
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